先日、阿久悠の「作詞入門」を読んだ。
私は歌謡曲についてあまり詳しくない。どちらかと言えば疎いほうだと思う。
聴きに行ったこともない。でも、流れてくる歌や歌詞をいくらかは聞き知っている。
その中で阿久悠の「無冠の父」や「瀬戸内少年野球団」「企みの仕事術 阿久悠」など
この人の書いた作品のいくつかを読んだことがある。
[ジョニイが来たなら伝えてよ ２時間待ってたと サイは投げられた もう出かけるわ
わたしはわたしの道を行く・・].かっこいい。
[ふたりでドアを閉めて ふたりで名前決して・・] ドアの前で右と左に分かれていく。
こんなかっこいいことが自分にできるかどうかわからない。でももしそういう場面に
出くわしたらそうしたいものだと思う。
実際は逝ってしまった夫のことを思いもっと何かできなかったかと悔やんでいる情けな
さだけれど。
「朝日新聞「声」欄に４月２日投稿された[「おかあさん」と呼ばないで]は私以外にも
関心を示した人が多くあったらしく４通の意見と専門家と思しき人の感想が載った。
男性からも「おとうさん」と呼ばれると居心地が悪くなるとか、「おとうさん」と
呼ばれて「オレは君の親爺じゃない」と怒鳴ったとか。
私も自分にではなく他人が「おとうさん」「おかあさん」と見知らぬ人に呼び掛け
られているのを見ただけで嫌な気持ちになる。多分私も人から「おかあさん」と
言われたら「私はあなたの母親じゃないわよ」というだろう。
知識人らしき人の意見はどっちつかずで「大切なのは自分と相手のタイプを知ることで
す」とのたまっている。見知らぬ人に声をかけるのだから相手のタイプなんて分かる
わけないのに。
それにしても名前を知らない人への呼びかけは確かに悩ましい問題である。
私はたいていは「失礼ですが・・・」と呼び止めて、面と向かって話す場合は
男女の別なく「あなた」という。ただあまりにも年長の人に対しては「あなた」
は使えない。困った、難しい問題だ。
月に１回のかかりつけ医に行く。近所なのでありがたい。
そこで近近川崎の大動脈センターに診察を受けに行くことを報告。
このところマッサージに行きたいのだけれど、病気によくないかもと気になっていたの
で聞いてみた。彼は肩や足は問題ないけれど体はあまり強いのは良くないのではないかという。
ところが私は腰を強めに揉んでほしいほうなのだ。
結婚前、胃潰瘍、十二指腸潰瘍を患って入院した時は３８キロほどになっていた。
食欲がまったくなく、好き嫌いも多いので（今もどちらかと言えば偏食である）
ガリガリだった。退院するころはやや取戻し４０キロほどにはなっていたと思う。
（現在はもう少しで５０キロ、おやおや、減量しなくちゃ）
結婚式には美容師が腰にタオルを巻き、ほほに脱脂綿を含ませたので、お式の間何も
食べられなかった。そんな中、結婚式の前日腰が痛くてマッサージに行ったほどである。
それ以来ずっとマッサージに行く。旅先の温泉宿で、ホテルでもマッサージを呼ぶこと
が多い。
温泉に入って、ごちそうをいただいて、マッサージにかかる…私にとって至福の時である。
この幸せを失いたくないなあ。
朝はいつものようにモーニングに行き、、お昼は弟夫婦と隣町までランチに行った。
株を持っていて株主優待券を使うというのでごちそうになった。
急に暑くなったのでそれだけで疲れて、送り出す荷物を箱に詰めて準備しただけで
終わってしまった。もっとも花や庭木も暑さにあえいでいるので水遣りの仕事が
増えた。
荷物を送るにあたってホテルの住所をネットで調べたら予約した時より１０００円安く
なっていたので予約を取り消して新しく予約しなおした。あたら１０００円余分に
払うところだったのでよかった、よかった。後で知ったら悔しいところだったから。
直前になると安くなる例がよくある。以前暮れからお正月にかけて京都国際ホテルに
泊まったとき、年末年始はとれないと困るので早めに予約していて近づいたので
検索してみたら、大みそかはやはり満杯で値段も変わっていなかったのでそのままで
３０日、元旦、２日は安くなっていて空きもあったので取り直したことがあった。
ホテルの予約はタイミングが難しい。
チエルノブイリ原発事故から今日で２９年だそうだ。まだ核燃料がそのまま放置されて
いるらしい。石棺で覆うことになるようだが一度事故が起きると大変なことになる。
福島でも中の様子が分からなくて事故の処理がなかなかできないままだ。
ネパールの地震はどんどん死亡者が増えて２千人を超えた。インドや中国でも死亡者が
出た。日本人も１人亡くなったと伝えられている。
世界遺産も被害を受けたとのことであるが、それも大事だけれど人の命がもっと大切なので
これ以上死者が増えないように祈るばかりである。
私たちは常に自然の脅威にさらされている。せめて理不尽なことで人の命を奪うこと
はやめにしてほしい。
