「湖底の城」三巻（宮城谷昌光）を読む

「小説現代」に連載中のこの作品は一年分を単行本にするのでこれで3年がかりだ。

毎年７月に本になるので、入荷するとすぐ図書館で借りるのだけれど、昨年までのあらすじを思い出すのに少し時間がかかる。

ちょっと読み進んでいくうちに思い出して結構楽しんで読むのだけれどよいところで「第4巻に続く」となり残念。

また来年を楽しみにすることにしよう。


後４冊借りてきているのでさっそく他のものを読まなければ。

夫婦の食べ物の好き嫌い

昨夜の食事会。てんぷらやさんなのだけれど、お刺身がおいしい。てんぷらももちろん、それに安かった。

以下の塩からがたまらないといって注文した仲間もいたけれど、わたしは烏賊の刺身は好きだけれど塩辛は駄目。

夫は好きだったので新鮮ないかが入ったときに近所の魚屋によく作ってもらっていた。

秋刀魚もわたしは食べないので、夫のために2匹購入して、そのために買った魚焼き器で焼いたものだったが彼が亡くなって

不燃ごみに出した。

彼は生野菜があまり好きではなくて「ウサギじゃないのだから生はきらい」といっていた。

お互い好き嫌いが違っていて献立に困ったけれど、自分の嫌いなものでも彼のために割とよく作っていたと思う。

まあ、そこそこよい奥さんだったと、夫はどう思っていたか知らないけれど自分では思ってるんだけれどね。

夫の祖母の50回忌が来た。彼はおばあちゃまに可愛がられて育ったそうだから50回忌を行おうと思う。

夫の思いも込めて。

新・猿之助誕生

今、ＮＨＫ「新・猿之助誕生」を見た。

見ごたえがあった。楽しかった。

歌舞伎座が新しく建てかえるために取り壊される前、歌舞伎座へ行ってきた。

新橋演舞場のほうへは行ったことがないのでぜひ行ってみたい。

猿之助、中車の芝居が演じられたとき行こうかと思ったけれど行かれなかった。

これからもまだまだいくらでも機会はあるので楽しみにしている。

世の中、暗い話も多いけれど楽しみもいっぱいある。

人は変われないものなのだろうか

大津の中学生をいじめていたとされる生徒が転校先の京都でまたいじめか暴力かに加わっていたとのこと。

またかつて高校生をストーカー殺人した少年が今度は見知らぬ女性を刺し殺そうとしたとか。

前科のある人を偏見の目で見るのはよくないことは重々承知しているけれどこういうことが度々起きると、人はなかなか変わらない

ものなのかと悲しくなる。

被害にあった人の家族はやりきれない思いでこういうニュースを聞いておられることだろう。

人は変われないものなのだろうか、自分のおかした罪をどのように考えてその後を生きているのだろう。

家族でなくても悔しく残念な気持ちでいっぱいになる。

本を読まない男は好きになれない

結局９月初め上野へ行く折、スカイツリーに登ることにしてウエブで予約した。

何とかお天気がよいといいのだけれど。


わたしは本を読まない人はすきになれない。読まない男はなおさら。

夫は理系の人間だけれどよく本を読んだ。息子は更によく、それもめっぽう速い速度で読む。

わたしはあまり早くは読めないけれど、とにかく傍らに本がないといられない種類の人間だ。

それぞれ専攻が違い、いろいろな種類の本でたちまち書棚はいっぱいになるので整理に手間取り、近頃は手元に置きたい本を

除き、かなり図書館を利用する。

本の楽しみを知らない人、テレビの話題しかしない人。人の噂話ばかりをする人。

深い付き合いを到底する気持ちになれない。

こちらが変わり者なのかしら。