「老人は死んでください国のため」という川柳を思い出した

2012-01-30 20:43:34 | 日々思うこと
50年後の日本の人口は3割(4,000人)減少するという予測が発表された。

出生率は1.35で高齢者の数が39.9パーセントになると言う。

老人を若い人ひとりでひとりを支えなければならない事体が起きることになる。

一人の子供しか生まなかった身には耳の痛い言葉だ。

齢をとったらなるべく早く死ななければならないように思われてこういう報告を聞くと身の縮む思いがする。

さりとてどうしようもない。悲しい現実だ。
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全く覚えがない人からの私宛のはがきが友人の本の中にあった!!

2012-01-28 19:50:29 | 日々思うこと
子供のときからの友人が一枚のはがきを持ってきた。

彼所有の本の中に私宛の古い、色の変わったはがきが挟まれていたのだという。

受け取ってみてみると表は確かに私の実家の住所で旧姓になっている。

差出人は根室の人らしく、内容は「今年は暖冬で、また会社に勤めだしたので日曜日も仕事がありスキーやスケートが

余りできないこと」などと書かれている。

日付から考えるとどうも私の大学1年の3月のことらしい。するとその人は少なくとも4歳年上ということになる。

全く覚えのない人で、住所を検索してみるとその人が勤務していたらしい会社はそこになかった。

図書館から予約しておいた本が入ったとの連絡を受けたので借りに行ってついでに電話帳の根室版でその人の名前を探し

たけれど出ていなかった。


ところでそのはがきの送り人も不思議だが、もっと不可思議なのはどうして友人の本の中に私宛のはがきが紛れ込んで

いたのかということだ。この友人とは何度か音楽会に行ったり、いろいろ悩みを聞いてやったりしたことはあるけれど

本を貸したり借りたりした覚えはない。でもそれしか思い当たらない。

全く奇怪なことが何十年もたって起きるものだ。生きているって面白い。
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数年に一度の・・・・・

2012-01-26 21:06:56 | 日々思うこと
この寒さは「数年に一度の最強寒波」のためだとか。

近頃は「数年に一度」「100年に一度」、「1000年に一度」などというものまで出てきた。

東日本地震、台風の来襲、大雨、洪水、日照り、猛暑・・・・・この「・・・年に一度」という言葉を最近何度聞いた

ことか。それほど気象がおかしくなっているのかと不気味になる。

何の所為でこのように想像できないような現象が起きるのだろう。

われわれは何もできないでこのような恐怖がいつ来ても仕方がないとあきらめるより方法がないのかと空しくなる。
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見ず知らずの人に話しかけられて

2012-01-24 20:48:14 | 日々思うこと
毎月1回定期的に行く総合病院の喫茶室でモーニングを食べようとテーブルにつき新聞を広げようとしたとき、

「相席よろしいか」と女性が聞いたので「どうぞ」と答えた。

すると彼女がいろいろ話しかけてきて新聞を読もうとしていたけれど彼女の話を聞く羽目になった。

 東京の大学(早稲田)へ孫を行かせたら向こうで就職して帰ってこないこと

 皆が働きに出ているので家事をひとりで引き受けてしていること

 その上、野菜やお米まで作って道の駅に出していること

 毎週日曜日の朝、近所の6人の仲間と近くの喫茶店にモーニングに行っておしゃべりするのが何より楽しいこと

・・・・・・きりがない。

初めて会ったどこの誰かもわからない人間に家族のことまで洗いざらい(かどうかは知らないが)話したいのは

単なる話好きなのか、やはり寂しさが心の片隅にあるのだろうか。

いつも誰かを求めている、誰かと関わっていたい気持ちを感じて少し考えさせられた。

毎晩のように電話してきていた先輩の友人は今、胸部動脈瘤の手術で東京の病院に行っている。

多分成功して予後を過ごしていることと思うけれど、彼女もいつも誰かと関わっていたい性格だからきっと

周りのベッドの人たちにいろいろ話しかけているのだろうと想像して思わず笑ってしまった。
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美術館めぐり

2012-01-19 21:22:42 | 日々思うこと
東京上野で2泊して国立博物館で「北京故宮博物館展」を観てきた。

「清明上河図」を観るのに4時間以上並び、体力の限界かと思った頃やっと実物の前にたどり着けた。

事実私の3人前に並んでいた男性は残り30分くらいの時に突然崩れ落ちるように倒れ係員に車椅子に載せられて

運ばれた。

すっかり疲れて西洋美術館の「ゴヤ展」では「着衣のマハ」だけをゆっくり味わって残りは流しただけで済ませてしまっ

た。以前プラド美術館に行ったことがあるので他の作品はあきらめることにしたのだ。

ホテルでマッサージを頼み、何とか疲れをほぐした。

帰途、東京駅前の三菱一号館で「ルドン展」を観た。

これは岐阜県立美術館所有の作品で、ここへは行ったことがあるので三菱が新しく購入した「グラン・ブーケ」が

お目当て。


美術館めぐりは楽しいけれど大いに疲れる。もう4時間並ぶのはこりごりと痛切に思った旅だった。
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