日展入賞はお金で買う

芸術の評価もお金で買えるということが分かった。

日展入選作品といっても「なんだお金をいくら出したのだろう」なんて思ってしまう。

もう日展入賞作品の展覧会があっても行く気持ちにはなれない。

正直何がよい作品なのかが分からないので好きかどうかで鑑賞しているのだから

どうでもよいようなことだけれど作者にしてみれば折角一生懸命に書き上げてもお金を積まない

と初めからはじき出されてしまうなんて全く芸術の名が泣く。

この世はすべて金次第だなんて思いたくないのに、書道の世界のお偉方はお金第一のやから

で牛耳っているようだ。

絵画の世界も同じ穴の狢なのだろうか、いやはや、嘆かわしい。

以前、書道を習っていて何度かその会誌にとり上げてもらったことがある。

準師範というところでこちらに転居したのでやめてしまったが、先生は日展に入賞した方だと

いうことだった。何か今頃になって胡散臭い気がしてきたのが悲しい。

「一流」の名前に恥じよ！

毎日日替わりでホテルの食材偽装事件が明るみに出ている。

北は北海道から今のところ四国まで。

こういう一流ホテルの料理人たちは自分で気づかなかったのかやらせられていたのかは

知らないけれど、腕が泣いているのではないかと突っ込みたくなる。

いくらなんでも絞りたてのジュースとうたいながら出来合いのものを出すなどとは誇りがないの

かと悲しくさえなってくる。

確かロスかシスコだったかのリッツカールトンで数泊したことがあるけれど、まさかここの食事

は大丈夫だったと思いたい。

これからはホテルで食事を取るのはやめて、町の食堂でカレーだのラーメンだのを食べたほうが

後で腹を立てなくてすむだけよいかもしれない。

「一流」の看板が恥ずかしくないのか。

京都村上重本店と高山山味屋のお漬物の食べ比べ

友人から飛騨高山のお漬物を送ってもらった。

山味屋の赤カブや柴漬けなど。

亡くなった彼女のご主人の生まれが高山でお墓が高山にあるので年に１度娘夫婦に連れて行って

もらうのだそうだ。

その折、高山のホテルに泊まるのでそこからお漬物を送ってくれたのだった。

ここの赤カブも有名だけれど、まだ京都へ行ったとき村上重本店でかなりお漬物を購入してきた

ので冷蔵庫の中はお漬物でいっぱいになった。

実家の義妹も相当買っていたのでまだあるだろうけれど赤カブをおすそ分けすることにした。

私は京都の壬生菜のお漬物が大好きで、これさえあればごはんと上等なお茶があればなにもいら

ないと思うほどなのだけれど、そうとばかりも言っていられない。

こんなにお漬物とあさくさ海苔が大好きな私なのに息子は海苔は好きだけれどお漬物は

一切食べないから不思議だ。

子どもの食べ物の好き嫌いは別に親の責任ではないらしい。

おいしいお菓子・・・・「すや」の栗きんとん

岐阜県中津川市、かの有名な島崎藤村の馬籠のある長野県に近い市である。

ここは栗きんとんで有名だがとりわけ「すや」の栗きんとんは有名作家などが好んだお菓子だ。

ちょっと高価だけれど１１月の３連休に息子の家へのお土産として送ってもらうように申し込んだ。

他のお店のものはデパートでいつも売っているけれど「すや」のは名古屋では松坂屋とＪＲ高島屋にしかない。

日持ちがしないので送料はかかるけれど毎年送ってもらっている。

知らない人が多く、昨年この辺りに旅行した人から「・・・屋の栗きんとんではないけれど」といって別のお店の名前をあげていただいた。

そのとき話題になったのだけれど「すや」というお店の名前を知らないという。

知る人ぞ知るなのかも知れない。

この間京都で「御池せんべい」を買ってきた。棟方志功の筆で書かれた缶に入ったさくさくのおせんべいだ。

これも知る人ぞ知るのお菓子だろう。御池どおりのお店は時代祭りの通りなのでかなり賑わっていた。

お米の偽装

お米の偽装はひどい話だ。

外米や業務用のお米を国産米と偽りお結びや外食用に高値で売りさばいていた。

昨日も書いたけれど人間の舌ほど当てにならないものはないようだ。

書かれていることや言われていることを信じて口にすればいんちきなものでもおいしく、

値段が高ければきっと上等だと思ってしまうものらしい。

商売とは信義を重んじるものであるはずなのに近頃の商人はごまかすことばかり重んじる

傾向にあるようだ。

今朝はご近所の人たちと隣の市のホテルへモーニングを食べに行ってきた。

結構おいしかったし、ことに手作りのパンがおいしく、ゆでたまご、サラダ、茶碗蒸しと出て

コーヒーつきで４５０円。

近頃のニュースから「手作り？」とちらと掠めたけれど小さいクロワッサンはとりわけ

おいしかったので満足した。