留守とお花

今日は暑かった。
北海道ではまだ雪が残っているのに今日はいっきに夏日となり、沖縄より気温が高かったそうだ。
なんだか変。

不在の間、こちらは雨が降ってくれるとありがたいのだけれど、そうは問屋が卸さないだろう。
多少の手当てはしていくつもりだけれど、今日みたいに暑いと花・・・特に鉢やプランターのものは枯れてしまいそうだ。
いよいよ、旅に出られない季節になってきた。

動物を飼うと出られないので、ずっと飼わないできたのだけれど、花も結構束縛される。
同じ生き物といっても、お花はまあ枯れてもしょうがないかと言い訳できるのでかなりたくさんあるけれど、そろそろ整理が必要かもしれない。

パソコンのおかげで

この休みに息子のところへ出かけるので着替えなどの荷物を作った。
明日宅急便で送るため。連休で道路が混んでいるというから早めに送っておこうと。
わたしは旅行のとき、着替えなどの荷物は送って、帰りも送り返すので道中はかなり手軽だ。
今度はホテルは必要がないけれど、宿泊も乗り物もＰＣで申し込みができるようになって、本当に楽になった。
以前は旅行会社や駅まで出かけて切符を取っていたけれど今は家にいながら指定席も取り、駅でＥＸ－ＩＣをタッチして改札を通り抜ける。
面倒がり屋には全くありがたい。

友達が「痴呆にならないためには、パソコンができること、ひとり旅ができること、ガーデニングをすることの３つだそうだから、あなたはどれもできるからいいわねえ。」と言っていたけれど、その真偽はさておき、パソコンにはいろいろ助けられている。
昔に比べて（こんな言い方をすると年齢がばれるけれど）便利なものがたくさん出てきて、歳をとっても世界が広く過ごせるのではないかしら。
どうやら退屈しないですみそうだ。

あなた、ごめんなさい

過去最大規模の大型補正予算案が提出される。
わたしは何の恩恵も受けない。
子孫に大きな付けを残し、消費税が上がることになったら踏んだり蹴ったりだ。
高速道路が千円になっても、遠出は公共交通機関を利用するし、車は昨年買い替えたばかりだし。

かつて世界一の借金王だと大見得を切った総理がいたけれど、こんなこと自慢することではないのに。


ちかごろ、相次いで亡くなった夫や母のことをしみじみ思い出すことがある。

突然旅先で倒れるような病気になっていたのなら、もう少し優しい言葉をかけていればよかった。
普通に暮らしていたので、きっとわたしはわがままもいやなことも言っていたと思う。
もっと暖かく、気配りしていたらこんなことにならなかったのではないか。
まさか突然倒れるなんて思わなかったから、わたしの注意が足りなかったのではと悔やむことばかり。
本当にごめんなさい。

母にもかわいがってもらったのに、当たり前のこととして、ありがとうも言わないでしまった。

いまさら悔いてみても後の祭りだけれど、この辛い気持ちは何時までも消えることはないだろう。
きっと自分がこの世を去るまで。

ＮＨＫ朝の連続小説の舞台

そういえば最近おみおつけをつくらなくなった。
おみおつけーーー何気なく使っているけれど考えてみれば、改まって書くと変な言葉だ。やたら接頭語ばかりで。

この前、桜見物に岡崎へ行ったとき、「八丁みそ」が名物でお味噌関連のみやげ物が多かったけれど、迷った挙句買わなかった。買っても使うことがない。

おみおつけはつくりたてがおいしい。冷めたのを温めなおすと風味が落ちるので一人分だけ作れないから。
近ごろはもっぱらフリーズされたものにふきのとうとか三つ葉などを吸い口に加えたりして飲んでいる。

岡崎で思い出したけれどここはＮＨＫの朝のドラマで「お味噌やさん」が舞台になったのだと宣伝していた。
以前、山口の青海島に行ったときもＮＨＫの朝ドラの舞台だということだったし、下北の大間でもそのようなことを言っていたような気がする。

仕事を持っていたので朝ドラを見る習慣がなく、辞めてからも全く見ていないのでＮＨＫの朝の連続小説とかの影響ってすごいんだなあと感心している。

「おくりびと」の舞台になった山形や「天　地　人」の舞台も観光客で賑わっているらしい。

介護するものもされるものも辛い

タレントさんが霊園で自殺したとのニュース。
傍らに車椅子の母親が雨に打たれていたとのこと。
なんと痛ましいことか。
そのお母さんは目が不自由ということだけれど、見つけられるまでどんな気持ちで過ごしていたのかと想像するといたたまれない思いがする。

先日、南田洋子さんのことが放映されたけれど、介護する夫の長門さんの苦労、悲しみはいかばかりかと見ていて辛い。

体に障害を持つ友人が、だんだん介護の認定が厳しくなって、今、更新の時期だけれど認定されなかったらどうしようかと心配で堪らないと言っている。

介護保険料を払っているのにいざというとき役に立たなかったら何のために払い続けるのかと空しくもなってくる。

いずれ自分もお世話になるかもしれないと思うから払い続けているのに。
夫も母も結局、介護保険の恩恵を受けないで亡くなってしまった。
自分はどうなることか、できればころりと逝きたいなあ。
ぽっくり寺とかへお参りにでも行くか。