読書とコンサート

2008-07-19 23:14:24 | 日々思うこと
昨夜、と言うより今朝の2時過ぎまでかかって「霞ヶ関中央合同庁舎 第4号館 金融庁物語」(江上剛)を読んだ。
こんなに遅くまで読むことはなかったのだけれど読み出したら結構面白くて、最後まで読みきることになってしまった。
この作家の作品を読むのは初めてなのだけれど、この名前はどこかで聞いた気がする。もしかしたらどこかのTVのコメンテーターではなかったかしら。

この作者は元銀行員だったそうで、すべて創作で実在する銀行ではないと断り書きがあったけれど、大臣の名前などなんとなく頭に思い浮かんで来る。
銀行の内部の実情はまったく知らないのでなかなか興味深かった。
どの世界にも問題はあるものだなあと改めて感じた。

午後は「テルミン」のコンサートを聴きに行った。
楽器に触れないで音を出す不思議な音楽で、昔のロシヤで始まったものだと言うことだった。
ピアノに合わせて奏でるのだけれど、なんとも物悲しい音色。
心が癒されるコンサートだった。
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「困った時代」で済まされないけれど

2008-07-17 22:29:26 | 日々思うこと
今日は、県庁所在地にある我が家に数ヶ月ぶりに行ってきた。
少なくとも毎月一度は行っていたのだが、このところおさぼりしていた。
空気を入れないのでかび臭く、がたが来ている。とてももう住めたものじゃない。
あちこち、家があるのも悩みの種だ。

14歳の少年が幼稚なバスジャックをした。本人も家族もこれから先、どんなに苦しまなければならないだろうと思うと本当に気の毒だ。
そうかと思うと、教員がコネや馴れ合いで不正に採用され、昇進していく。
一体どうなってしまったのか、近ごろの世の中は。
でも、この大分の件は近ごろの話ではなく、ずっと続いていたらしい。
力があるのに不合格になった人の怒りは察するに余りある。
困った事件がいかにも多い。やれやれでは済まされないほど根が深いいやな現象だ。
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万里の長城

2008-07-13 22:35:56 | 日々思うこと
今日も暑い一日だった。
夕方、花に水遣りを終えた後、余りの暑さにシャワーを浴び、涼みながらTVのチャンネルを回していたら、中国世界遺産、万里の長城を映していた。
もう終わりに近かったが懐かしい光景が目に飛び込んできた。
嘉峪関、そこから眺めた長城の西の果て。

あなたがまだ元気だったとき、はるばるシルクロードへ出かけて行ったね。
飛行機が飛ばないだの、砂漠の中を何時間も車で移動したことなど、結構大変な旅だったけれど、それだけに思い出は深い。
いろいろ行った中で、エジプのナイルの旅ととシルクロードの旅が期間は長かったけれど一番印象深いかなあ。
こうしてTVで見ていてもあなたと行ったさまざまな土地や建造物が映し出されるたびに、そのときのことを思い出して偲ばれるのは、あなたがいない今、寂しいけれど、幸せなのかもしれない。
あなた、二人で懐かしい旅を語り合えたらうれしいのにね。
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老後のお金

2008-07-12 21:33:38 | 日々思うこと
「虹よ 消えるな」(小川国夫)を読んだ。
今年4月に亡くなった作家の随筆集。
読んでいて、この人の作品をほとんど読んでいないなあと気づいた。
好き嫌い以前に、新しい作家になかなか入っていかれない癖がわたしにはあるみたい。
読書が偏っているらしい。

友人から「老後三千万円はいるってよ」と言ってきた。
おまけに「あなたは本当によく使うから」って。
誰かに「歳をとるとお金がかかる」と言われたらしい。
明日から倹約してお野菜ばかり食べることにするか。
心配していたけれど、お医者様から「メタボになっていない」と折角お墨付きをいただいたばかりなので、これを維持するよい機会かもしれない。
確かに病気になったらお金はいくらあっても足りないだろうけれど、殊にこの世の中、老人に冷たいし、医療も老人に厳しいって言うから、大切な忠告と受け止めなくてはならない。
やれやれ、大変なことだ。
宝くじでも当たらないかなあ。でも、買わなければ駄目か。わたしは籤運が悪いから、籤を買うよりその分節約したほうが賢いかも。
いずれにしても・・・・・考えると切ない。
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国宝 法隆寺金堂展を見て

2008-07-10 22:34:23 | 日々思うこと
奈良の国立博物館で開催されている「法隆寺金堂展」を見てきた。
普通、間近に見られない四天王をじっくり拝観してきた。
再現壁画も今まで何度も法隆寺へは行っているけれど、こんなふうにそば近くで見たのは初めてのこと。
また、西の間天蓋がすばらしかった。飛鳥時代の作というが、細工が細かく、美しかった。

奈良ホテルに宿泊したけれど、落ち着いた風格のあるホテルでさすがと言う感じだ。
奈良は温泉ではないので今までビジネスホテルに泊まることが多かったけれど、一度泊まってみたかったホテル。ちょっと贅沢だけれどよい記念になった。

これを機会に、購入したまままだ余り読みきっていないたくさんの仏像の本を読まなくてはと反省しきり。
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あなた いったい どうして・・・

旅先のホテルで夫が倒れた。 それから12年の年月が流れた。 わたくしは・・・