CTの結果、まずは安心

2018-01-30 14:24:04 | 日々思うこと

昨日半年ぶりにCTをとった。

大学病院から月2回やってくる主治医に結果説明を受ける。

結果は良好だそうだ。彼はレントゲン技師もとてもきれいだと言っていると付け加えた。

「どんなに慎重に手術しても脳の方に障害が出る確率も高いのに無事帰ってこられて

本当によかった。また、後遺症として水が溜まる人も多いけれどその兆候もなし。」

とのこと。

手術前の説明でも脳に障害が出るとか、からだの右半分に障害が出るというリスクが

あると言われていた。どうやら幸運の女神に恵まれたらしい。

折角の命だからもっと充実した生き方をしなければならないのだけれど、

寒いのを言い訳にしてなかなか動けない。

昨日も病院で会計を済ませたあと入口に近いロビーのソファでバス待ちをしていた。

乗車距離1区間、乗車時間3分。(歩けばわたくしの足で7分)バスは10分後。

その待ち時間に息子夫婦、弟夫婦につながる連絡網のラインを書いていた。

そこへ見知らぬ女性が「ここいいですか?」って寄ってきて隣に座った。

「えッ、ほかにいくらでも空いてるのに・・」と思ったけれど「どうぞ」。

早速話しかけられた。「メールしてるんですか?」「ええ、ライン書いてます。」

「若い者はちゃっちゃと手早くしてるけれど難しいでしょ?」「慣れですよ」

うるさいなぁ。なんだ?この人。怪しい人かな?バッグを引き寄せる。

バスに乗る前に書き上げて送りたい。

「私も携帯で(とポケットから取り出して)メールを送るんですよ」と彼女。

「そうですか?いいですね。もうバスに乗りますのでごめんなさい」やっと解放された。

彼女何が言いたかったのだろう?よほど暇を持て余している仲間に見られたらしい。

バスに乗ったら4人から返信メールが一斉に届いた。やれやれ。

余り笑えないお粗末な一席でした。歩きをサボった報いに違いない。

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壊れる悲劇(先輩の訃報)

2018-01-23 21:55:22 | 日々思うこと

昨夜遅く、「明日雪でなかったらモーニングに行きませんか」とお誘いがあった。

今朝7時前に起きてカーテンを開けると道は濡れているようだけれど降っていない。

(毎日のように新聞抱えて行っていた近所の喫茶店が入院している間にモーニングを

しなくなったので、車でのお誘いにちょっと遠出をするようになった)

午後は「もしお天気悪かったらキャンセルする」と言って予約していた美容院にも行く

ことができた。曇ったり晴れたりのお天気。

お昼はその美容院のすぐそばのお寿司屋さんで。かなり混んでいた。

********

一昨日高校の先輩の訃報を聞く。わたくしが1年の時の3年生だった。

お互い大学生になって夏休みやお正月休みで帰省した時に大学生仲間でよく遊んだ。

15名くらいのグループだったと思う。ハイキング、山登り、キャンプなど。

カルタ取りもしたし、かなり難しい本も読んだ。

皆が退職して別々のところに住むようになってからも地元に帰ってきていた彼が

世話をしてくれて何度か食事会をしたこともあった。

彼は高校時代怖い存在だった。顔も凄味があったけれど同級生の中でも恐れられていた

らしい。その彼が不思議にわたくしたちには優しかった。

彼の奥さんになったのはわたくしの1年下のペコちゃんのようにかわいい子。

奥さんのほうが要介護か支援かになってリハビリに行っているとの噂は

聞いていたけれど、彼もかなりひどい状態だったらしい。

朝から何度もタクシーを呼び外出してはいたるところで自分がお金持ちで高い地位に

いると言いふらして有名になっていたという。

名古屋の息子が週に1度きて買い物をしていたとのことだけれど、親戚一同に

見放されて誰も寄り付かなくなり、昨年11月に思い余って認知症患者の

病院に入れたばかりで2月一寸で亡くなった。

息子さんがお寺に行き、「多額の寄付をすると言い出すかもしれないけれど、財産は

ないので真にうけないでほしい」と断りにも行かれたそうな。

水資源機構だったかに勤務していてそこで出世もしていたのだと思うけれど

退職して何年もたつのに過去の地位にこだわり続ける悲劇。

2年ほど前に用があって喫茶店で話した時はまだ生き生きと思い出話をしてたのに・・・

おっかながられていた上級生の晩年の様子を聞いて優秀な人でも壊れてしまうことは

あるんだと気の毒というより哀しかった。

 

 

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天才棋士2人の会見を見て

2018-01-20 11:32:01 | 日々思うこと

まだ働いていた40歳を少し過ぎたころ、話し終えて出口の方に向かっていたら

突然1人の青年が近づいてきて「〇〇さん(わたくしのこと)は話していて全然

『あ~』とか『え~』とかを入れませんね。たいていの人は入れるのに・・

ずっとそう思って聞いていました」と。

「えッ、そうですか?」わたくしは本当に心底驚いた。

そう言われるまで全く意識していなかった。考えたこともなかった。

それからかなり意識するようになったが。

TVの番組に出ているコメンテーター達の中にも「え~、あ~、えッと、う~」

などと間投詞みたいな言葉を入れる人が多い。

一番気になるのはちっとも「やはり・・」と続かない話なのに「やっぱり、やっぱり」

という人が多いことである。

昔「あーうー宰相」「讃岐の鈍牛」と言われた首相がいた。大平正芳氏。

彼は在任中に突然倒れて亡くなったが、この人の話は「言葉そのものの力がある」

とも言われている。

角栄氏は「話は面白いけれど濁声で国会での演説は聞き取りにくかった」という

ことだから、あながちよどみなく話すことがよいとも限らない。

2,3日前、将棋の羽生さんと藤井さんがTVで並んで共に「ま~、まッ」を

ワンフレーズごとに入れて話すのをみて天才棋士は同じように話すのだなあと

妙に感心し、遠い昔のことを思い出した。

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芥川賞・直木賞の2作品

2018-01-17 18:17:41 | 日々思うこと

 Ora Orade Shitori egumo  (「永訣の朝」宮沢賢治)

高校生のころ理屈っぽい詩しか書けないわたくしが

 けふのうちに

 とほくへいってしまふわたくしのいもうとよ

 みぞれがふっておもてはへんにあかるいのだ

     (あめゆじゆとてちてけんじや)・・・・に心惹かれてよくよんだ。

身近な人の死に出あったこともないのに。

同じ賢治の有名な「雨ニモ負ケズ」のような立派な生き方は到底無理で

  サウイフモノニ  ワタシハナリタイ  などと思うことはできなかった。

************

今回の芥川賞、直木賞のお2人は偶然にも賢治に関わっている。

芥川賞の 若竹千佐子氏は「おらおらでひとりいぐも」

直木賞の 門井慶喜氏は「銀河鉄道の父」で受賞。

 

********阪神淡路大地震から23年。あれからもう23年も過ぎたのか。

その朝、わたくしは夫の母の家にいた。夫はこの家にいて、夫の母が別室で

寝ていたわたくしを悲痛な叫び声で呼んだことを思い出している。

生まれ育った町神戸。跡形もなくなっていた街の姿。

「天災は忘れたころにやってくる」は寺田寅彦の警句だが、

最近は「災害は忘れないうちにやってくる」。

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心電図の結果

2018-01-12 21:27:24 | 日々思うこと

年末に24時間心電図計測器を身に着けて検査した結果が出たと昨日連絡があったので

今日行ってきた。結果は不整脈は多少みられるものの大したことはないとのことだった。

年末からの風邪がまだすっきりしていない。鼻水が出るし、時々咳も出る。

5日分もらってきていた薬はとっくになくなっていたので買い置きの風邪薬「ルル」

を飲んでいた。

今日は2週間分もらえることになったけれど相変わらず漢方薬。熱もないので

鼻と咳にはこれがいいとのことだった。この医者はよく漢方薬を処方する。

おかしかったのは医者自身の風邪もまだ治っていなくて相変わらず変な声を出していた。

この薬で大丈夫?(とは言わなかったけれど…内心では??の気持ち)****

午前中よいお天気だったのに午後3時ころ「雪雲が近づいています」とスマホが

言うので大急ぎで洗濯物を取り込んだが、新潟や北陸の大雪はとんでもなく、

何時間も電車に閉じ込められた乗客はたまったものではない。

各家庭の迎えの車が来ているのになかなか降ろさなかったり代替手段を

とらなかったりとJR東日本の対応は問題がありそうだ。

明日からセンター試験で雪国の子供も親も心配だろう。この時期は毎年雪が多く、

いろいろ問題はあろうけれど時期を考えるときが来ているような気がする。

今こちらは雪は降っていないけれど寒いので明日朝起きたら積もっているかもしれない。

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