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ぽかぽか春庭「帆船日本丸」

2020-12-15 00:00:01 | エッセイ、コラム

 日本丸メモリアルパークに係留されている日本丸Ⅱ

20201217
ぽかぽか春庭日常茶飯辞典>2020二十重日記行楽横浜(2)帆船日本丸

 以前は東京都内施設だけだった「ぐるっとパス」が、埼玉、千葉、横浜の施設の入場券もセットされたので、今まで行ったことのなかったところにも「せっかく無料で入れるのだから行ってみよう」と、「ぐるっとパス使い倒し」の一環で、帆船日本丸見学をしてきました。

 帆船日本丸は、日本を代表する大型帆船(機帆船)です。エンジンと帆を備えて、海の男の卵たちが航海術を学ぶための航海練習船。海技教育機構が保有しており、現在みなとみらいのメモリアルパークに係留されている船は1984(昭和59)年に竣工した2代目(日本丸II世)です。

 全部の帆を張る総帆展帆の姿は本当に美しく、私は横浜散歩の中で姑と赤レンガ倉庫から歩いたときに一度、娘とクルーズ船に乗っていたときに通りすがりに一度見た、というだけで、なんとか総帆展帆のときに行きあいたいと思っているのですが、2020はコロナの関係で総帆展帆は中止となるか、人々が見に押し寄せるのを避けた「三密を防ぐため予告しないでこっそり実施する」かで、残念です。

 総帆展帆した日本丸(画像借り物)


 帆を広げていない日本丸も、カッコいい。


 甲板や船室の中をぐるぐる歩きました。娘は、ロープの結び方がいろいろあるのに感心し、練習生たちがこの結び方を利用して紐でコースターなどを作っている手工芸品が気に入りました。
 練習生たちの船室は2段ベッドが片側4つ、一室8人で、機関長や船医の部屋は広く、船長室は2室続きでお風呂付。

 将校のクラブ室天井のステンドグラス。なかなかきれいでした。


 大きな舵と。


 日本丸メモリアルパークの前で


 娘は、保育園のときに「復元咸臨丸の船室公開」というイベントに参加したことがあるのですが、すっかり忘れていて、今回の練習船日本丸を見学できて「面白かった。でも、わたし、こんなつながれている船だって酔いそうなのに、嵐の海なんかに出たら生きた心地がしない。船乗りにはなれない人生だったなあ」と。
 まあ、帆船は乗組員にはならずに、総帆展帆した姿を眺めているのが一番いいみたいです。

<つづく>
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