春庭Annex カフェらパンセソバージュ~~~~~~~~~春庭の日常茶飯事典

今日のいろいろ
ことばのYa!ちまた
ことばの知恵の輪
春庭ブックスタンド
春庭@アート散歩

ぽかぽか春庭「旧清水邸&旧朝倉家住宅」

2020-12-08 00:00:01 | エッセイ、コラム

 旧清水邸

20201208
ぽかぽか春庭アート散歩>2020建物めぐり(4)旧清水邸&旧朝倉家住宅

 旧清水邸を見学したのは偶然のこと。
 五島美術館の庭が思ったほど紅葉を見ることができなかったので、娘が少しがっかりして付近の施設を検索したところ、世田谷区立の公園「帰真園」を見つけました。「歩いていけそうだから、ここにもよって行こう」というの、立ち寄ったところ、帰真園の中に、旧清水邸が移築保存されていたのです。

 世田谷区立の帰真園は、2013(平成25)年に開園した新しい庭園です。多摩川に見立てた池を中心に作庭され、水辺のほとりに元台東区にあった旧清水邸書院が移築されています。

 旧清水邸書院(二子玉川公園帰真園)
旧清水家住宅書院は明治43年(1910年)頃、中根岸(現在の台東区根岸3丁目あたり)に建ったものを、大正8年(1919年)に区内瀬田の清水家屋敷に移築したもので、平成25年、現在地に再度移築しています。



 旧清水邸書院(二子玉川公園帰真園)復元された金泥の襖絵


 旧清水邸は見学無料で写真撮影OKという「えらいぞ、世田谷区」の建物でした。


 旧朝倉邸も、偶然立ち寄った建物。郷さくら美術館を出て、来た道を中目黒駅まで戻るか、代官山まで歩いていくか地図を検索していたとき、代官山への道筋にある旧朝倉家住宅に気づきました。渋谷区が管轄しています。

 旧朝倉家住宅


 朝倉家邸宅は、東京府会議長や渋谷区会議長を歴任した朝倉虎治郎によって、1919(大正8)年に建てられました。大正期に建てられた大規模な邸宅が、関東大震災にも耐えて東京都心部に残された数少ない和風住宅であり、重要文化財に指定されています。
 入館料は、一般100円、シルバー無料。写真もフラッシュ禁止で撮影可能。

 室内は議長としての接客室と、家族が生活する部屋がありますが、とにかく広かった。 





 朝倉家の敷地はヒルサイドテラスとして再開発されましたが、住宅はの槇文彦らによって保存が決まり、渋谷区が管理して公開しています。
 土曜日の午後とあって、「密」にはならない程度ながら家族連れなどがけっこう大勢見にきていました。
 帰りは代官山まで歩き、駅前のおしゃれなチョコレート屋で、いつもは買わない一粒200円のチョコを6個買って帰りました。娘に「高いんだから、ちゃんと味わって食べなさいよ」と、言われました。すご~くおいしかったけれど、私はコンビニのひと箱100円10粒入りチョコもおいしいと思って食べています。

<つづく>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする