春庭Annex カフェらパンセソバージュ~~~~~~~~~春庭の日常茶飯事典

今日のいろいろ
ことばのYa!ちまた
ことばの知恵の輪
春庭ブックスタンド
春庭@アート散歩

ミンガラ春庭「モデムこわれた」

2016-01-14 00:00:01 | エッセイ、コラム
20160114
ミンガラ春庭ミャンマーだより>ヤンゴン暮らし1月(1)モデムこわれた

 1月5日にワイファイモデムがこわれてしまい、通信途絶。
不安な1週間。情報難民となってヤンゴンの停電の町を流浪民となっておりました。
 今、書いている日本時間13日午前1時半。すでに60分、停電がつづいている中、パソコンバッテリー頼みで書いております。

 モデムがつかえなくなり、東京のモデムレンタルトラブルシューティングに電話しました。電話してすぐに、電話が通じなくなりました。料金チャージが終わってしまったのです。
 留学生らは、無料のスカイプとかで家族と話をしている時代に、電話代がなくなったので連絡できないなんて、まぬけな話です。でも、ミャンマー語不如意な春庭、ひとりでは町の電話屋に行って料金チャージすることすらできない。こちらでは、電話屋でチャージカードを買いもとめ、コインでカードを削って、出てきた暗証番号を電話に打ち込むと、チャージ完成。そんなこともできずに暮らしているのです。

 メール連絡だけで日本とつながっていたので、メールができないと、残してきた留守宅のようすもわからず、家族はどうしているだろうと、心配ばかりがつのります。
 体調十分でない娘は、大丈夫か、博士課程3年目の今年、論文を提出をしないことにして心理的に追い詰められてしまっている息子は大丈夫か、夫は、、、、、夫はまあ、生きていればよし。
 娘と交わすメールは、わたしにとっても大事な心身安定剤であったので、1週間の通信途絶はこたえました。

 ブログUPは、いつも予定稿準備怠りない春庭なので、順調にUPされているでしょうが、毎回読みに行ってコメントを残してくる方々のブログ日記を読めないのも寂しい。ブログ仲間とは、文字のつながりですが、わたしにとっては、遠くの親戚より近くのウェブ友。ことばを交わせないのは残念なことです。1週間のこぶさたで、ブログ開いてみれば、返信しなければならないコメント、8日の1通に返信。4日に書き込まれていた新年ご挨拶にも返信。

 1週間ぶりのメールを開いてみれば、仕事の派遣元大学からは、ボスが持ち帰った現地購入の代金たてかえ分領収書についてのメール。確かに買った、という証拠として、購入物品の写真を撮影し、メール添付にして送信せよという指令が1週間前に入っていました。ま、緊急の連絡事項でもなかったので、返信遅れも問題なし。

 1月の朝夕は人々がセーターを着ているのを見かけるくらいに涼しい。たぶん、1年でいちばん涼しい季節です。日中は30度までなるけれど。
 停電断水は、相変わらず。宿舎での断水停電の困る点。シャワーしている途中での断水。バケツに水を汲みおいて、トイレを流すようにひしゃくを用意してあるのですが、洗髪中の断水などだと、ちと困る。
 停電は日に数度はあるので、宿舎の冷蔵庫に生ものを入れるのは危険。冷蔵庫はただの食品置き場です。(冷凍庫はなし)
 職場で、コピー途中の停電などが困るけれど、まあ、電気がないとき、マイクが使えない場合は大声をだすとか、なんとか仕事はしています。

 不自由な生活なりに、いろいろ慣れてきて、メールできなかったほかに困ったことはなかったです。
 最近、通勤はバスです。バスもタクシーも渋滞に巻き込まれる度合いはいっしょです。バスにしたのは、昨年12月に階段ですべっておしりを打ち、座ってタクシーにのっているより、立ちっぱなしのバスで立っているほうが楽だったから。それ以来、行き帰りバス通勤になりました。宿舎からバス停まで5~10分歩く。バス、3km移動に20分の日もあれば、30分かかるときもあり、渋滞のひどさ具合による。レーダン下車で、大学事務室まで5分歩く。雨期のころ、雨の中歩くのはたいへんでしたが、今は乾期なので、歩くのも苦になりません。

 食事は、昼は大学のカンティーン(食堂)ですが、朝晩は自炊です。日本の米を炊き、梅干しふりかけ海苔佃煮。ゆでキャベツやカリフラワーにポン酢。ああ、おいしい。間食にバナナやパパイヤ。カシューナッツ。

 ヤンゴン生活それなりに楽しく暮らしていますので、メール連絡コメント返信などしない場合も、たぶん、生きている。だれも心配などしていないでしょうけれど、ご心配なく。

<つづく>
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする