浅間の煙

じいさんの気ままな独り言

善福寺跡を尋ねて

2008-01-21 22:42:23 | Weblog
1月21日(月)。朝の気温ー4℃。晴れ。・・・6101歩。
 2センチほど雪が積もっていたので、薄暗いうちから箒で掃いた。幸いもう雪は止んでいて、夜明けとともに日の光が差すようになった。
 朝から東御市の加沢に住んでいる郷土史研究家の桜井定さんの案内で、上田の桜井松雄先生と3人で、鎌倉時代に栄えていたと言われる加沢の善福寺跡の調査に行く。戦国時代まで存在していたと思われる大きな寺跡が残っていた。しなの鉄道の線路敷きを挟んでいるので、今まで調査がなされていない場所である。石垣に囲まれた屋敷跡など、どうして今まで見逃していたのだろう。小田中氏の住居跡らしきところも歩いてみた。五輪の塔の沢山出土したところも見たが、津金寺の五輪の塔と同じものが、おびただしく出て、それを綺麗に並べてあった。戌の満水の時に大水で流された五輪も桜井氏の畑から沢山出て来て、それは今畑のくろに並べられている。善福寺が誰の支配下にあったのかはまだ謎である。小田中氏か滋野氏か、海野氏・田中氏なども考えられるが、小田中氏の屋敷の近くにあるので、小田中説が有力となる。昼飯を蕎麦屋で戴いて、午後も田んぼ中を調べて歩いた。寒いと思って厚着をしていったら、暑くて大変だった。寺跡に八角堂の跡らしき石垣もあり、歩いて調べることの大事さがよく分かった。
 夕方帰宅したら、ほっとステイで来られた東京の福生市第2小学校のKSさんのご家族から、家族4人で旅をした時のお元気な写真と、温かいお言葉のお便りが届いていた。お子さんがお元気になられてほんとに良かった。大変嬉しくなってすぐにお返事を書いて郵便局へ投函した。