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グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

ツアーは楽し!

2018年09月20日 | ツアー
猛烈な暑さが去り秋雨前線が居座っていますね。
カラリとした秋晴れが待ち遠しいです。
しかしそんな中でも、楽しい陸ツアーは続いています。

先週は、マッチョな外人さんチーム!
(これは西谷からご報告済なので省略~~~。)

そして連休明けの先日は
それぞれ有休を利用してツアーを申し込まれた3人のお嬢様方。

カラフルな合羽をまとい雨の中をいざ出発です。

溶岩に登ったりぃ~。




雨に打たれて元気いっぱいの“スナゴケ“を観察したり・・・


もちろん“ゴジラ岩”では、みんなでトリック写真。

諦めていた火口も、タイミングよく見る事が出来ました。

さて、一昨日は、日頃よりグローバル陸ブログを見て頂き
火山に興味を持っていたと言うTさんと、お母様との二人旅“Sさん”


Sさんのお母様は、庭に咲く花等身近な植物を題材に
“ハガキ絵”を描いているとの事。とても植物に詳しい方でした。
ご自分でも色々な草花を見付けます。

今が花の盛り“ナンバンギセル”

鮮やかな花色の“ハチジョウイタドリ”

そして色付き始めた“山帰来”


そして本日は、毎年お仕事で来島しているが山は初めてというご夫婦。
大島には、豪雨警報も出ていたのですがお二人とも歩く気満々!
そんな心意気に応えてか?
三原山も、しっかり火口を覗かせてくれました。

歩道沿いの草花や足元の溶岩・・・
たとえ遠くの景色が見えなくても楽しむ気持ちが有りさえすれば
足取り軽く、会話も弾みますね。
皆様のお陰で、楽しくお仕事をさせて頂いている事に感謝々です。
                        By GIBA
コメント (4)
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モンキアゲハを追いかけるアゲハ

2018年09月19日 | 
いやまあタイトルそのまんまなんですけど。
同じ種類のアゲハチョウが同じ種類のアゲハチョウを追いかけている場面はよく目にしますが(特にアオスジアゲハ)別種が別種を追いかけるのを(それも相当しつこく!)見ることはあまりないので思わず撮影しました。
別種同士の場合はス~っと寄って行ってすぐにパっと離れる場合がほとんどだと思います。


黒いアゲハはナガサキアゲハのメスだと思っていたらモンキアゲハの尾状突起が両方とも欠損した個体でした。




モンキアゲハがメスでアゲハがオスとか?





10分くらい私の見える範囲で飛んでいて、その後見えなくなってしまいました。
とにかくモンキアゲハは迷惑そうでしたね。
一体ナニがアゲハをこんなに駆り立てたのでしょう。
自然はいつもそこにあって、いつも何か新しいことを見せてくれます。

オマケ画像はチョウたちの遥か上空を通過して行った旅客機。
意外と綺麗に撮れたので。

日本航空のB777-200(JA771J)one world特別塗装機です。
羽田まであと20分くらい!
(9月11日撮影)

がんま
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BeforeAfter

2018年09月18日 | ツアー
ここのところ天気が目まぐるしく変わりますね。
香奈さん(西谷)の代理でこの連休立て続けにツアーを担当させてもらいましたが、
天気の対応にほんとに鍛えられました。

先週の日曜日の報告です。
日曜日は曇り予報だったにもかかわらず、朝起きたらぐずついた天気でした。
山頂に上がったらやっぱり濃霧+たまに霧雨。

ということで、裏砂漠もみれるかあやしいですが、
温泉ホテルから裏砂漠に出発することにしました。



樹海の中は幻想的な雰囲気。



いつもははらってばかり、若干嫌われもののクモの巣ですが、
この日は水滴がついて美しく光っており、
みんなに写真を撮られ、大人気でした


霧の中でもノリノリで、
リクエストに応えてポーズをとってくださるみなさん



裏砂漠の丘に到着しましたが、
やっぱり濃霧
これはこれですごい景色です

どこの星に行ってきたの??と聞かれそう

ま、とりあえずシャボン玉で遊びましょう

地面が濡れているからか、地面に落ちても壊れないのです。
長いことキープするシャボン玉を観察して、
たまにあるキラキラの溶岩の表面と似ているね、
あの溶岩のでき方はね、、、なんて話をしているうちに、

霧の背後から強烈な太陽が現れ、
霧が立ち昇り、列をなし、渦を巻き、消えていきました!
それはそれは美しかったです。
そしてあっという間に三原山が現れました。


山をバックに山のポーズ!だそう
じゃあ頭部はマグマ?笑



その後すぐ山はまた霧に隠れていきましたが、
帰り道はすっかり晴れて



行きはこんなだった道も



別世界のように見渡せる!


という事で、行きに写真を撮った場所でまた同じポーズで、
とBeforeAfter写真を撮りながら楽しく帰りました。


樹海の中も通って




三原山を作った時の溶岩の間を、溶岩の気持ちになって通ったり
キノコを観察したりしながら帰りました。




天気に翻弄されているようで、
結局毎回ドラマチックな風景を見せてもらって、
山に?天に?!助けられてるな~と実感したこの連休でした。
そしてもちろんお客様に助けられて!
楽しいツアーができて感謝です(あい)

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都内にいます(その4  これで最後)

2018年09月17日 | その他
都内の暮らしも今日で最後になりました
朝、散歩に出かけました(7時)

早朝のテニスもやっていました

近くに公園が有ります。ランニングや犬との散歩の人も多くいます(島より人で多い)


少し涼しくなったので気持ちが良いですね(大島はもっと快適だろうね)


ほっほ! ギンナン落てる!(島なら拾って帰るところですが無視)


島には無い水の流れている川ですが、大雨の時は危ないかも?


ゴミを捨てる人もいるのだね。こんな看板が無くても良い街にしたいものですね
悲しい

茂呂山遺跡です




市街化が進む前はこのような長閑な風景が広がったっていたのでしょう



川越街道・近くの環七で都内(ここも都内ではありますが、もっと中心部)と北とをつなぎ、住宅地として開けたこの周辺でこれからどの様に変わって行くのでしょうか?(しま)


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久しぶりの三原キャニオン?!へ

2018年09月16日 | ツアー
昨日土曜日の報告です。

午後はどれを見ても天気が収まってくるという予報だったので、
午前の半日ツアーを午後に変更したにも関わらず、
下界でも小雨はやまず、山頂口に降り立ったら雨+濃霧!


溶岩流先端でも三原山が見える気配のない濃霧は続きました・・・
が、2組のお客様は元気いっぱい!



避難壕の中で、火口はほぼ見えないがこのまま登るのがいいか、
登らずにカルデラ内を歩くのがいいか相談したところ、
真っ二つに意見が分かれたので、
じゃんけん…じゃなくて両方行く!ことにしました。

まずは山頂へ、さあ出発!


途中アスファルトを割って生えたようなハチジョウイタドリを観察したり、


まるでアシタバから生えてるようなナンバンギセルを観たり、



雨宿りしたり何だりしながら、あっという間に山頂へ。
神社を参拝し、
ゴジラ岩とETごっこをしたところで、


火口はどう考えても見えないので、相談して、
このまま山の斜面を表砂漠に向かって降りることにしました。
登りたい!と一番意欲を見せたお客様は、
毎週高尾山に登ってるそうで、登れただけでも嬉しい!とのこと。

降りてる時も濃霧でしたが、



降りきったところで、若干山の裾野が見えました。
それだけでも見えた!と喜んでくれました。



そして最近行ってなかったあの場所に向かいました。
それは…ココ!


赤ダレ(最近は三原キャニオンという名が定着してきているようです)
圧巻&感動でした!


帰りは、連日の雨でできた幻の池の脇を通りました。

今まで見た中で一番大きかった!

火口は見れませんでしたが、満足していただけて、よかったです。
私自身も久しぶりの三原キャニオン?!に改めて感動!しました。
ありがとうございました。(あい)

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シモフリスズメとオカヤドカリ

2018年09月15日 | 
やっとシモフリスズメに出会えました。
12日のことです。


結構新鮮な個体。



素晴らしいモフっぷり!
いつも気になっているこの背中の淡い水色はなんなんでしょうね?
モノトーンの中に一際映えます(画像じゃよくわからないか・・・)



そしてこの大きな目です。
一体世界がどんなふうに見えているんでしょう。


続いて同じ日に撮影したオカヤドカリ。
なんかチョー久し振りなんですけど!





殻の大きさは長いところで3センチくらい。



まだまだ大きくなりますね!

がんま
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雨のファンタジックツアー

2018年09月14日 | ツアー
今日は一日中雨予報。
それでも歩きたい!とやる気満々のお客様と歩いてきました。

こんな雨粒が写るほどの降り具合ですが、
こんな風にノリノリ!


ちなみに今日の写真は全体的にファンタジックなテイストになっております
(拭いても拭いてもレンズに水滴がつくので笑)


32年前の溶岩流の上で、地衣類のついた石と共に。


ここに上がるときって、写真を撮って!とばかりに
霧が晴れることが多い気がします笑
ちょうど雨も上がってきたところでパチリ



山頂に着いた時には火口に霧が溜まっていたのですが、
とりあえず行ってみたいという事で、火口展望場へ
そしたらみるみる晴れてきました。



これはイケル!火口の底も見たい!ということで、
とりあえずおはち巡りの、火口がみえるところまで行ってみることにしました。
そこまではまた降られたりもしましたが、がんばったら、
雨のやむ中、ばっちりみることができました!



ここまできたらもうフルであるきたい!
ということで、結局予定通り

こんな景色や


こんな景色を楽しみながら

(みんなで見つけた2匹のゴリラ、見えますか??)

裏砂漠まで歩きました。

途中みつけたノコンギクと


ナンバンギセル

(今までにないファンシーな写り、、、これはこれでいい感じ!)

裏砂漠に着くころには雨も落ち着き、
紅白の花のたわわに咲くハチジョウイタドリに、
8月にはいなかった羽虫が群がっているのを観察したり、



裏砂漠でシャボン玉も楽しむことができました。




びちゃびちゃになりながらでしたが、とっても楽しんでくれて、
どんな天気の時も気持ち次第でこんなに楽しく充実した時間を過ごせるものだなあ、
と改めてお客様から教えてもらったツアーでした。
ありがとうございました!(あい)


コメント (2)
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日本体験旅行の中の伊豆大島

2018年09月13日 | ツアー
昨日〜今日、True Japan Tour(外国人対応のツアーや日本文化体験プログラムを行なう会社)さんのツアーを、お手伝いしました。

アメリカからいらした体力自慢の男性陣の日本旅行。

比叡山での修行(?)体験やラフティング、富士山登山、相撲見学などなど盛りだくさんな企画の中で、伊豆大島ではマウンテンバイクとトレッキングが計画されていました。

到着日の昨日は、バスで野田浜へ移動。

用意された自転車に乗って、やる気みなぎる皆さんです。


地図を元に1日のコースの説明を聞いた後…


まずは海岸沿いを走って元町まで…

軽く?足慣らし。

この後、商店で夜のバーベキューの材料等をた〜くさん買って私の車に積み、標高差約520mを一気に自転車で山へ!(私は安全要員+食材運び要員で参加)

先頭集団はすごいスピードで、数10分で目的地に到着していました。
(下の写真は目的地の山頂口駐車場です)

アイアンマンレースにも出場経験があるそう…体力半端ないです(驚)

昼食後は島の北東部の海岸にあるキャンプ場「海のふるさと村」まで、細い林道を一気に下り、車とほぼ同時にキャンプ場に到着していました。

さて…

いきなりウツボの写真ですが…

スノーケリングのリクエストもあったので、もう1組は海へ。


お客様は砂浜でしか泳いだ経験がなく、生まれて初めての岩場海岸体験だったそうです。

「美しい島!」と喜んでくれていました😃

さて、2日目の今日ですが…

左足の捻挫で医師から「最低2週間の安静」を指示されている私に代わって、柳場が三原山トレッキングを案内しました。

やはり健脚な方が多く、ガンガン歩かれていたようですが、
要所要所で溶岩に登ったり…


集まって説明聞いたり…

皆さんとても楽しそうだったとのこと。

残念ながら火口は霧で見えなかったようですが…


裏砂漠に向かうあたりで霧が流れ去り…


裏砂漠ではこんなノリに!

ジャンプも昼寝も、チャレンジされていたようです。

柳場は健脚の先頭集団に負けないように走り、年齢を知ったお客様に驚かれ「ユー・アー・ア・ストロング・マン!」と、たたえられたとか…😃

そしてガイドをした柳場は「言葉が思うように通じなくても楽しんだもらうことはできるんだなと思った」と語っていました😃

言葉がなくても楽しんでもらえる…これって、ガイドする上で、とても大切なことかもしれませんね。

ツアーに参加された皆さんは、午後の船で東京に移動。
週末まで日本に滞在し、寿司を食べたり、野球を見たり、相撲を見たりされるとのこと。

この先の旅が、楽しいものになりますように!

(かな)





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ムネアカセンチコガネ

2018年09月12日 | 
10日に出会いました。
私のダイスキな甲虫のひとつです。


手の平に乗せると元気よく動き回っていました。
この丸っこいフォルムが実に可愛らしいです。



立派な角のあるオスです。


ポーズを決めてくれました。

カッコイイですねー。
撮影のあと地面に放すと一目散に草の根元に潜っていきました。

がんま

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雨の合間をすり抜けて

2018年09月11日 | ツアー
この3日ほど大島では、ピーカンかと思うとスコールのような大雨が降る、
変な天気が続いていました。

昨日月曜日は裏砂漠希望のお客さまでしたが、
この日も安定しない天気が予想されたので、
温泉ホテルから歩くのはやめて、様子を見ながら
歩く距離の短い「月と砂漠ライン」からチャレンジすることにしました。

という事で車で移動していたら、
泉津に向かうトンネルを抜けたところで、耳慣れない「どどどど」という音がしたので見てみたら、
・・・・・なんと!
普段はないところに滝ができていました!!!



本当に降水量が多かったのですね。
大島は水はけがよいので川もなく、
常時水が流れている滝も、簡単にけるところにはないので
滝が見れたことに、しかもこんな高いところからの落水に感動でした。
しかしそれと共に、土砂崩れがまた起きないか、少し不安になりました。
(何事もなくて本当に良かったです)


テキサスコースを一周道から覗いても、見通しはよく、
そのまま進んで月と砂漠ライン入口まで来たけど霧は出てこない、
これはいける!という事で歩きはじめました。
あとは強い雨が降らないことを祈るばかり。

途中、色んなキノコにであいました。

オレンジのキノコはパッと目を引きます。


開いたばかりの小さいのがカワイイ



ひとりスクっと立つ色白美人さん。



茶色のキノコはお客さんが見つけてくれました。



種を落としているハチジョウイタドリも見つけました。
今年初見の新しい種です。初々しくて美しい!



視界が開けるところまで来ました。
やったー!
右側の外輪山の裾野も、海までよく見えて


左側のカルデラ&三原山も見ることができました。


本当は長居して、カルデラの中を探索したかったのですが、
不穏な雲が三原山方面から向かってきていたので、
ここで引き返すことにしました。
さあ逃げ切れるか。

もうあと少し、車が見えるかというところで大粒の雨が降ってきてしまいましたが、
木々に守られて、あまり濡れずに済みました。
そして車に戻ったら、バケツをひっくり返したような雨。
ラッキー&ありがたい!

お客様曰く、いったん降り始めたら30分でやむのを繰り返している気がするとのこと。
じゃあ測ってみようなんて言いながら、(本当にその通りでした!)
波治加麻神社、泉津階段など寄り道をしながら、もと来た道を帰ってきて、
行きに見た滝のところに来たら、もう滝はなくなっていました。


本当に絶妙なタイミングで大自然を楽しませてもらいました。
お客様に、大島に、感謝。
ありがとうございました!

※西谷の代理で山村のツアー報告でした(あい)
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