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グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

爽やかな1日

2013年05月12日 | ツアー
昨日の雨と風がウソのような爽やかな天気になりました。

今日の三原山です。

ツツジがますます華やかになり、青空に様々な形の雲が浮かんでいました。

今日のツアーに参加してくださったのは、イギリスと日本の両方で暮らしているというTさんご夫婦とお友達のご夫婦。「あまりにも世界中を旅しているので日頃はお土産を買わないのよ」とおっしゃるTさんでしたが…

ツアーの最初に山頂口のお土産屋さんで、お土産をいっぱい買ってくれました。

40年間この場所で手作りのお土産を売り続けているということに、価値を感じてくれたようです。
(ありがとうございます!嬉しかったです~。)

Tさんはハワイ島のキラウェア火山も歩かれていましたが、でも「今日のこの場所は、大島らしいオリジナルなはず!」ということで…立ち寄りました。

ツツジが彩るパホイホイ溶岩の丘!丘の上から流れ出し様々な模様を作って固まった溶岩の上に、新緑の明るい緑とオオシマツツジのオレンジピンクが色を添えて、まるで豪華な庭園のようです。

「素敵ですよね。」と皆さん。
ありがとうございます!(2回目・笑)

今日はTさんたちに、スナゴケの胞子体も見つけてもらいました。

春の雨のあとだからでしょうか?
とっても元気に、ニョキニョキ伸びていました!

眼下に海を見下ろしながらのランチタイム。

白い雲が、劇場の幕のように左から右に動き、海の上に浮かぶ南の島が見えてきました。
まるで雲の見本市みたいに、色々な形の雲が空に浮かんでいました!

ところで今日参加されていた女性1人は、ロングスカートでした。

「海外で砂漠を歩く時はスカートが便利なのよ。」とTさん。遮る場所もトイレもない場所を歩く時は裾が広がるスカートが便利だとのこと。現地の女性も皆スカートをはいているとのこと…なるほど~!

実は三原山のロングコースは、女性には特にトイレが問題なのです。「こんどリュックにレンタルスカート入れて歩こうか?」って本気で思いました。(笑)

火口一周コースの道。

長年苦労を共にされたお2人が仲良く並んで歩いて行く風景が、ムチャクチャ素敵でした!

そして、様々な形のゴツゴツ溶岩を枯れたススキ越しに眺めるのも、これまた素敵な景色でした。

旦那さんは鳥の鳴き声の口笛がとても上手で、時々本物のウグイスかと思うほど…。
「ホーホケキョケキョケ…」「ホーホケキョ!」とウグイスと会話していました(スゴイ~!)

裏砂漠ではいつものように、大地に寝転んで“ツボマッサージ”でリラックス。今日はさらに空に浮かぶ白い雲の形の変化を楽しめる、というおまけ付き。なんとも爽快です!

「この青空に、黒い溶岩の粒を浮かべて写真を撮りたいなぁ」寝転んでいるうちにそんな気分になり挑戦してみましたが…

1人では上手く撮れませんでした。(皆さん、静かに休んでいたので)
で…

これで代用!(笑)

この後いつものとおり草地から森を抜けて、ノンビリ歩きました。
そして暗い森を抜けた後は、またまた華やかなオオシマツツジの花が私たちを迎えてくれました。

なんとも贅沢な気分でした。

帰り道、今日歩いた全行程が一望できる展望所に立ち寄りました。
「背後の山を右から左に全部歩いたんですよ。」「やった~!」

素敵な笑顔!

皆さん、お疲れさまでした&ありがとうございました。
とっても楽しかったです。

(カナ)
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アマツバメとか

2013年05月11日 | 
とかシリーズです(笑)
まずは先月25日と今月3日に撮影したアマツバメ。


目がちゃんと写るのは珍しいです(私の腕で)


クチを開けているのがわかりますか?


すごく近かったのにピン甘です(涙)




3日はとても低いところ(地上2メートルくらい)をたくさんのアマツバメが飛び交って、翼が風を切る音が何度も聞こえました。


次は先月29日撮影のチュウサギです。
伊豆大島には春と秋に旅の途中で立ち寄ります。
この日は滑走路近くに1羽が降りていました。

食べ物を探して旅を続けます。

狙いを定めて・・・


ゲットしました。

また捕まえました。

バッタでしょうか。


真剣に獲物を狙っています。
美しい~。


最後は今日のアマサギ。

牧場に5羽いてずぶ濡れになっていました。
耐えるしかないですね。

この春は白いサギ類(アマサギ、チュウサギ、ダイサギ)が少ないように感じます。
これからたくさん寄ってくれるといいです。

                           がんま
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いろんな色

2013年05月10日 | ツアー
最近少し暑い日が続きます。
朝晩はまだ冷えることがあるので、体調の管理が難しい時期です。
こんばんは。先ほどkichiさんでヨガを体験してきたユカです。う~ん、芯からすっきり~!!

今日は、午後からリクエストをいただいて(初リクエストです!感謝です!!)、ガイドをしてきました。
目指すは・・・赤ダレ!!


でも~、目指す先に霧が!!しかも少し肌寒い・・・。
一昨日、下見で見つけたはずのハナイカダも見そびれて、少々焦る私・・・。


私が一番好きな場所。水があっても、なくても、ここには水があった痕跡がある、というだけで嬉しくなる場所。
幻の湖で振り返ると、「あっちからきたんだよね?」
ありゃりゃ!来た方向もかすんできました!!先を急ぎましょう。


「あ!太陽が見えてますよ!」
本当だ~!太陽が・・・点、です!!でも太陽を見られただけで、少し安心しました。


出発するときは見えていた三原山。
ゲストのお一人は、「いつも真っ白な三原山しか見たことがない!!」とのことでしたが・・・。
まさかの今日も隠れちゃうんですか、三原山先生!!

首に巻いていたはずのストールがいつの間にかなくなっていて、いつの間にか拾って届けてくださる、という奇跡(東大地震研究所の方、ありがとうございました!!)のあと、まさかの奇跡も訪れました。


と、その前に。
滑走台の跡で、空想ジェットコースターを体験していただきました。
本当にこの斜面を下っていたんですね。うーん、信じられません!!でも!下ってみたかった~!!


「霧を送っているみたいでしょ?!」
確かに!手で霧を送っています。この効果が15分後に現れたのにはびっくりです!


みんなが真剣に写真を撮っている後ろ・・・三原山、見えてきていますよ!!
そして全員が「このすごさが写真では全然伝わらない!!」と言いながら撮っていたのが・・・


念願の赤ダレです!!
すごーい!!赤ダレもすごいんですが、このあと、みるみる霧が晴れていったんです!!


霧が晴れなかったら山頂はやめよう、と事前に言っていたのですが、ばっちり火口も見えていました。
ちなみに「溶岩を押し合う二人」のつもりで撮ってみました。
楽しそう~!!今度私もやってみよう。うん?一人で?三脚とタイマー持参で!!もしくはどなかた!お願いします!!

あきらめていた山頂にものぼれて、満足しながらスタート地点に戻ると・・・。
なんと!!三原山先生は、今度こそ晴れそうにない雲に隠れてしまっていました。

霧の白、三原山の黒、ツツジのピンク、新緑のみどり、赤ダレのアカ、色とりどりの三原山を3時間で堪能してきました!!
でもお天気はクルクルと変わる、お大忙しの3時間でした。
これもなかなかない体験ですね!
リクエスト、ありがとうございました~!!
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スゴイ場面

2013年05月09日 | ツアー
一昨日のツアーは、一人旅の女性(Nさん)とのノンビリツアーでした。
空は青空、ツツジは華やか、そしてNさんは、素敵なセンスの持ち主でした。

「火口から流れて来た大きな大きな溶岩は、なんで山の斜面を流れてしまわずに残ったのか?」のクイズに対しても、初の一発回答!

「斜面で流れが急になって厚みがなくなり、浮かべられなくなったんじゃないですか?」
(スゴイ、良くわかりますね!)

ここで写真を撮る感性も素敵です!

ちょっと庭におきたいような、イタドリON溶岩(笑)

そうそう、この日のツアーでは、葉の真ん中に花が咲く「ハナイカダ」をぜひ見ていただきたくて立ち寄りました。いつもは葉の上から見るだけでしたが…

裏から見ると、意外に葉が薄くて、光を通してキレイだということに気がつきました。
爽やかなグリーンで、葉の周りのトゲトゲもキラキラしてます。花は影絵状態(笑)

花と気づかないぐらい小さいけれど、よく見ると立派な花です。


ところで私は一昨日のツアーで、一生に一度あるかないかの(大げさ?)スゴイ場面に遭遇しました!
それは、ツツジが彩りはじめたパホイホイ溶岩の丘を鑑賞した直後のこと…

なにやら足もとにモゾモゾ動く、小さな虫を見つけたのです。

数10匹いたのではないかと思います。薄茶の小さな虫が、ある一カ所からウワ~っという感じで拡散していきました。(と、いうか私たちに気がついて逃げていきました)

「何?」

近づいて良く見たら、バッタの子どもたちでした。

逃げそびれた数匹が、発生場所と思われる場所の溶岩につかまって、こちらを見上げています。人の爪より小さい…かわいいです!

「トノサマバッタの幼虫が孵ったんだ!」

実は以前、三原山周辺の細かい溶岩の上で数回トノサマバッタの交尾、産卵を観察しています。

2011年9月には、交尾シーンを目撃しました。


2010年9月と2011年9~11月に計4回、産卵シーンに出会いました。

産卵管を地面に突きさして、私たちが近づいても逃げることもなく、頑張って産んでいました。

そして2011年の9月には、前日にバッタが産卵していた場所を掘ってみたら、地表面から3cmのところにオレンジ色のツブツブ卵を確認しました。

そんな数年前の記憶が一気に蘇りました。
「もしかしたら溶岩の下に卵があるかも!」

バッタの赤ちゃん達が這い出て来た溶岩をどけてみたら…
ありました!

溶岩とは明らかに質の違う、白いツブツブ。卵に違いありません!
きっと卵から出てきて、地上に這い上がったばかりだったのでしょう。

バッタの子ども達は見る見る間に、バラバラの方向に散っていきました。地面にはコニワハンミョウなど獰猛なハンターがウロウロしているから、生き残れる者はわずかに違いありません。頑張れ~子ども達!

それにしても、今まで散々歩いていた場所にトノサマバッタの卵が産みつけられていたなんて…よくつぶれなかったなぁ…。

三原山が短い周期で噴火して天然の野焼きをするからこそ見ることができる三原山周辺のススキ野原。そしてススキを餌にするトノサマバッタたち。ジオですね~。

そのバッタ達の交尾、産卵、卵、孵化をフィールドで見ることができるなんて…とても嬉しいです。なんとも絶妙な、タイミングに感謝です!

あれれ?ツアー報告のつもりが、バッタについて熱く語ってしまいました(笑)

でもとにかく、楽しかったです!

(カナ)



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コマルハナバチ

2013年05月08日 | 
シャリンバイの花にコマルハナバチがたくさん来ていました。
撮影は昨日と今日です。
コマルハナバチによく似たハチにクロマルハナバチがいますが、クロマルハナバチのオスを見たことがないので大島にいるのはコマルハナバチでいいと思います。
もう働きバチが生まれているのでしょうね。
次から次にひっきりなしにやって来ます。




よく見ると前脚でぐいっと花びらを開いて蜜を吸っています。


後脚には大きな花粉団子が。


丸っこい体が実にかわいらしいです。


シャリンバイの花は大人気で他にもいろいろな虫が来ていました。



ブドウスカシクロバ。
上面を撮りたかったんだけど・・・飛んで行ってしまいました。
触角も瑠璃色でとっても綺麗なんです。



ハナムグリ(ナミハナムグリ)の白斑のない個体かなー?



なんかアブ。



キバラモクメキリガの終齢幼虫。
むっちむち~。花びらをもりもり食べていました。
もうすぐ蛹になってあの素晴らしい成虫になるんですね。



ニッポンヒゲナガハナバチのメスもいました。



背中に花粉を付けたオスも。



イチモンジセセリ。
晩夏のチョウってイメージだけど、ちゃんと今もいるんですね。


オマケは今朝の富士山。

久しぶりに綺麗に見えました。


                              がんま
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同じ道、違うのは?

2013年05月07日 | ツアー

今年のGWも無事終了です。

去年は何をしていたか、全然覚えていないユカです。いやはや、お恥ずかしい。

でも!!今年は自分にとって、忘れられないGWとなりました。

ツアーガイド、デビューです!!

昨日のしまさんのブログも「初ガイド」で、誰もが通る道なんだ~と。

当たり前なのに、誰にとっても大切な一ページですね。

一日目は二組の4時間ツアー。コースは二日とも同じ、表砂漠コースです。

誰かと歩く、いつもと同じ道は、新しい発見でいっぱいでした。

これはオオバヤシャブシとシマタヌキランのコラボレーション。オオバちゃんがまだ低いので、いい感じにタヌキくんとコラボしていました。これはカナさんにしらせなきゃ~!!と激写。いかがですか、カナさん?!

 

二日ともゲストの方の目を引いたヒカゲノカズラ。あれ?垂直に何か出ています。なんでしょう??

 

ゲストの方が、撮ってくださるということで、遠慮なく(遠慮してよ!!)。

むかしむかし、そのむかし、大学のときにこうして露頭(地層)を写真に撮ったものです。

 

二日目はお二人をガイド。前日とは違う発見が!!

オオバヤシャブシの下に、こんなものがた~くさん落ちています。

「これはなんですか?」

「(う、これは以前聞いたことがあるけど忘れた気がする・・・)なんでしょうね?上司に聞いておきます!!」

ふと上を見上げたゲストの方。

「あ、同じ木についてますね」

あちゃ~!!ちなみに落ちていたのは雄でした。うーん、勉強になります!!

 

「あっちはなにかあるんですか?」

と向かったのは、最初に訪れる江戸時代の溶岩のずっと手前。

「(う!!行ったことない!!)なにかありそうですね~、行ってみましょうか!」

どうやら1951年の溶岩の上のようです。ここにはかわいらしい小さなツツジが。黒々とした溶岩の中に、小さなオアシスを見つけたような。

いや~、発見、発見!!

 

火口を見に行く道の脇には、コケリンドウ(?あってますか??)が群生しているのを、これまたゲストの方に発見していただきました!!いや~、危うく通り過ぎていくところでした。しかしお二人とも、すごい観察力です!!

 

そしてこの苔球。

「不思議じゃないですか?どうしてこれだけ苔だらけなんでしょうね?」

確かに。不思議すぎます。周りのは全然こんなんじゃないです。しかもこれは見事に覆われています。

「不思議ですね~」

って返す私!!もっとなにかないのか!!

 

外輪山の下を通ると、見事な砂地が。

「海岸の砂地みたい!」

ということで、山崩しをつくってみました。うーん、今度やってみよう。

 

ということで、二日も歩いたのに全然目に入らなかった「ハナイカダ」。

ツアーで見逃したり、はっきり答えられなかった植物を見直すべく、今日はカナさんがガイドのお一人様のツアーに柳場と同行しました。私と柳場は別の道を散策。すると!!目の前にハナイカダ・パラダイスが!!!雄も雌も、たくさんです。いやっほーい!!かーわいーい!!!!!

 

大好きな道。GWの、つかの間の賑わいのあとの、静かな道です。

二日とも、同じ道、同じ景色なのに、違うモノ、違う目線がありました。私はちゃんとそのとき、その人、その場にあった、楽しいガイドがはたしてできていたんだろうか・・・。

これからも何度も通る道。

この道をいつでも、何度でも楽しめるように、日々を楽しむこと、ですね!

ゲストの皆様、ありがとうございました~!!

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ガイド初体験は?

2013年05月06日 | 今日の大島

10年以上前、『ボランティアガイド』で初めて1人でガイドしたところがここ!

先輩に“何をしゃべったらいいかわからない??”と言ったら写真を撮ってあげればいいよ!とリラックスのアドバイス。(もちろん事前の研修はありましたよ)

 

初ガイドを終え 家に帰って来た私に子供が一言“お母さんみんなの魂取って来た?”

ええ! うん 沢山ね!  

前日写真の事を話したのを覚えていたようでした。(ナイスな返し!)

 

今は外ではなく 少し横の避難休憩所の中で(今日はジオバーク展のガイド)したがそれでも二組の人達の魂を撮ってきました(笑い)  港でも都内でも時間が有れば声をかけてしまいます。

 

近頃の写真は普通に撮るのとプラスワン 『今 山は噴火していませんが、皆さんで噴火してみましょう!』 

 はい! カシャ!

色々な噴火が有りましたが    今日の噴火は    やらせです

この写真はブログ用にモデルになって頂きました(本当は脅しました)ごめんなさいね

 

10年経つと両側に有ったお土産物屋さんが

今は2軒のみ(今日の営業は終わってました)その奥でジオパーク展を開催している建物です。土曜・日曜祭日のみですが。

 

ここも休日のみの営業

 

2軒のお茶屋さんは廃業して更地に成ってしまいました。

寂しいですが仕方がないのでしょう。しかし、少ないお客さんですが出来る限りのおもてなしで 楽しい時間を過ごして頂きたいと思っています

 

それには、自分が楽しい事を見つけなければ!

 

車で走っていても今目につく木

シロダモです

若葉が薄い赤茶色で目に付く。この葉はシロダモ 島ではウサギノミミとも呼ばれているそうです

若い葉は軟らかな産毛に包まれてフワフワしてさわり心地がとても良い。

昨日ガイドした3人の人達にも好評でした

少しずつ毛が無くなって

このぐらいになると もう ふつう (興味薄れる)

 

 

もう1つ

いま 道に有るもの。オオバエゴノキ(固有種)(島型に変化している大きな葉と香りが強い)

別名 オヤニラミ(イズサとも呼ばれる) 落ちた時上を向いて散っているからとは言うが

そうでも無いじゃん

沢山咲いてボトボト花が落ちていますが、これ良い香りがするので好きです。

 

大島見るのも楽しい 香りも楽しみ 

でも口での楽しみが一番かも(今日は食べる方ではなくしゃべる方でしたが)     (しま)

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GW後半・3日間のツアー

2013年05月05日 | ツアー

5月3日~5日の3日間、毎日晴天の三原山を歩きました。どのツアーも楽しくていっぱい報告したいのですが、全部はとても書ききれないので、ちょっとづつ…。(でも長編です・笑)

 

5月3日

高校時代の同級生という女性3人と、和歌山県(南紀熊野)のジオパーク推進室の職員の方1名のツアー。女性陣がとにかく明るくて、彼女達の笑顔を見ているだけで、私もとてもウキウキした気分になりました。

歩き初めからこんな感じでポーズ!

ポスターになりそうです!

とにかく元気いっぱいで、火山を楽しんでくれていました!

 

触れて、感じて…。

 

この日の青空には、ぽっかりと白い雲が浮かんでいて、それがまた絵のような景色を作っていました。

 

「あ、あれフグみたい!」「タツノオトシゴもいる!」「本当だ~」

かわいい形の雲が大人気でした。

 

女性陣と南紀熊野のジオパーク推進室のT氏とは、まるでガイド研修会のような会話が交わされていました。「南紀熊野って名前は聞くけれど、何が素晴らしいか良くわからない。ちゃんとわかるように説明してくださいね。」「見るだけじゃダメですよ。体験させなきゃ」

スルドイ指摘をしてくれる彼女達に、各地のジオパークを歩いてもらって感想を聞いたら、どこのジオパークも楽しさ倍増するだろうな~と思いました。

 

5月4日

4組11名のツアー。

小学生の男の子達が、元気にいっぱい質問をしてくれました。さらに発見もいっぱいでした。

「ねえ、こんなものがあったよ。」

うわ~!こんな形の溶岩、野外では初めて見ました。どこも欠けていない小さなサツマイモ型。溶岩の滴としてこれが空から降って来た時のことを想像してしまいました。良く見つけたなぁ~。

 

「あ!トトロがいる!」「本当だ!トトロだ!」

う~ん、今まで何回もここを通っていたのに、気がつきませんでした~。

この日は、参加されている方達が全員泊まりだったので、休憩時間もタップリとれました。

爽やかな緑と青い海と空を眺めながら、のんびり食べるオニギリランチは最高です!

 

裏砂漠でも、ゆっくり時間をとれました。大人は大地に寝転んで昼寝。

溶岩のツブツブがツボマッサージみたいで、これまた最高に心地良いです。

 

そして子ども達は…

広~い大地に向かって溶岩投げ!空に向かって投げて、噴火を再現?(笑)すごく爽やかな風景でした。

  

5月5日

4人家族と、高校時代の同級生4人組女性のツアー。日を追うごとにオオシマツツジが、花を開いていきます。

今日はこんなに華やかになりました。

 

地味ながらも皆が喜ぶ、この花も満開でした。

葉っぱの真ん中に小さな花を咲かせる“ハナイカダ”

 

「何これ?」「こんなのあるの?」「初めて見た~」

皆さん、熱心に観察してくれました。

 

そして実は、今日一番全員で盛り上がったのは、これでした!

白い膜のような巣を作ることから別名「天幕毛虫」と呼ばれるオビカレハの幼虫!

 

「きゃ~!可愛い!!」…え?

女性陣が全員大喜びして写真を撮るので、さすがの私もビックリしました!だって普通は何人かは虫嫌いの女性が混ざっているものなんです!

 

「顔が可愛い~!」と、全員交代で毛虫を手の乗せて激写。

いや~、本当に嬉しそうです!この間に家族チームの息子さんは、ムービーで毛虫が糸出して巣を作るシーンを撮っていました!(やりますね~)

 

毛虫ONネイルアート…

素敵すぎます!

 

よくよくたずねてみたら、4人の女性は高校時代全員生物専攻のクラス、家族チームのお父さんは生物の先生で、息子さんも生物関係の学部に進学を希望しているという生物一家でした。

 

ツアーって本当に、参加される方によって毎回違うものになるのですよね。

生物好きメンバー全員集合の図。

 

そして実は今日は、一番下の息子さんの誕生日でした。生まれた時刻ちょうどに、山を全行程歩き終わってめでたく1つ年を重ねたのでした。

 

その瞬間の写真です。

Happy Birthday! なんともスペシャルな誕生日でしたね!

 

3日間、それぞれのツアーで、とてもとても楽しかったです。

ツアーに参加してくださった皆さん、ありがとうございました!

 

(カナ) 

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ヒメウとか

2013年05月04日 | 
毎年恒例の風景。
ヒメウの大移動~。
撮影は昨日です。



1時間半見ていましたがこの群れが一番大きかったです。
あとは20羽くらいの群れと3羽、1羽でした(見つけられたものだけ)
もう渡りの終盤でしょうか。
数日前には100羽以上の群れを見ました。

他には

これはやっぱりアビ類でしょうね。
もっと近くで見たいなぁ。


ウミネコが数羽通過。

トウゾクカモメとかウミスズメ類を期待したんですが見つかりませんでした。


でもアオウミガメ(たぶん)がたくさんいました。



数分置きに呼吸のため水面に顔を出します。
ここには最低7個体いました。

オマケはドルニエDo228と月。

ドルニエは調布と大島、新島、神津島を定期運行している新中央航空の小型機です。
決してセスナじゃありません!

                                   がんま
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海から生まれた・・・

2013年05月03日 | ツアー

GW、いかがお過ごしでしょうか?

本日は、4回目のリピーターの方たちのツアーの一部を担当させていただきました。

いつも本当にありがとうございます!!

午前中は海岸を柳場がガイドし、午後は釣り。

そしてその後、ログハウスで、ビーチコーミングで拾ってきた貝などを使って、ビーチクラフトです。

「作る」といったら、嶋田さんです!!

ええ、私にはアイデアのかけらが少なくって、力をお借りしちゃいました。すみません!!

 

のぞきに行ったら、みんな真剣です!!

 

どれを使ったら、思い通りのものができるかなあ?あれでもない、これでもない。

 

気がつくと、お母さんが真剣です!!お~、なんだかいいものができそうですね!

 

ステキ~!女の子には椿の折り紙を、男の子にはクワガタ(カブトムシ?)の折り紙を。

さすが嶋田さん!!女の子たち、似合っています~!!

 

あ、クワガタでした。折り紙と貝殻もいい感じですね。

では・・・、ついに完成作品の登場です!!

 

えっ?!これって・・・

河童、ですか?!すごーい!!全然思いつかなかったです!!貝殻から河童が生まれました!!

そういえば、伊豆大島には河童の池もありますね。見事、海から河童が上陸です。

 

かわいい!!カメ、ですね!!海を泳いでいるようにも見えますし、砂浜を上がっているようにも見えます。

伊豆大島にもウミガメが産卵に来るということを聞きました。つながっていますね!

 

こちらにもかわいいカメさん!お母さんの力作です!!シンプルですが、オシャレです。写真立て!この発想もなかったな~。みんなすごい!!

 

じゃーん!カエルくんです!!

本当に、この思いつきに感服。

それぞれバラバラだったものから、命を吹き込まれて新しいモノに生まれ変わる。

なんでもない海岸に見えますが、山では見られない地層も見れますし、ダイナミックな溶岩も見られます。

足元にも、命のカケラがいっぱい!!

波に洗われて、削られて、崩れるものもあれば、丸くなるものもあって。流れてくるものがあれば、流されていくものもある。

海岸はジオのカタマリです。私も大好きです。

そんな海岸のクラフト、思い出もいっぱい詰まったかな?

楽しんでいただけていたら、なによりです。ありがとうございました~!!

(ユカ)

 

 

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