本日2回目のブログは、一昨々日のツアー報告です。
この日は東京から高速船で到着された一人旅の0さんを港で迎えて、ツアーがスタートしました。
0さんは、鮮やかなオオシマツツジ色のシャツを着ていました。

ね?
0さんは、デジカメを持って来なかったとのことで、私が代わりに写真を撮ることになりました。
リクエストされた風景の数々です。
青空と火口。

空をいっぱい入れてみました~。
26年前の噴火で火口からあふれ出た溶岩と新緑の平原。

この1本の道がカッコいいですよね。
雨の後だけ現れる、幻の湖の波。

センスの良い写真家なら、もっと素敵な写真になるのでしょうが、ただの波です…(笑)
アカメガシワの若葉。

「この色、可愛い~」と大絶賛でした。なんとなくシャツの色に似ていますよね。
外輪山を飾るツツジのピンク。

砂の上に転がる石も、存在感ありました。
0さんのリクエストと私が「撮りたい」と思うものがほとんど同じで、楽しく歩きました。
さらにこの日、三原山を下りたところで休憩していたら…

目の前を「東大地震研究所」と書いた車が通り過ぎ、ある建物の前で止まりました。
いつもお客様に「あれ、何ですか?」と聞かれても答えられなかった建物です。

「チャンス~」ということで、追いかけて行って中を見せてもらいました。
中には地震計と傾斜計と比抵抗計が設置されていると教えてもらいました。
(お仕事中に、ありがとうございました)

比抵抗計は、冷たい岩は電気が流れにくいけれど熱い岩は電気を通しやすいという特性を利用して、地下に電流を通してマグマの動きを測定するものだそうです。(毎日、自動で測定しているようです。スゴイ~)
と、このように色々と楽しいツアーだったのですが、何よりも印象に残ったのが、0さんが“コニワハンミョウ”に、すごく“こだわり”を持っていたことでした。
これは、数年前に撮ったコニワハンミョウの写真ですが…

この、目の前をピュンピュン飛んで逃げる黒い虫を見て「あら!ハンミョウだわ!」と言い当てる人は滅多にいません。
でも0さんはすぐに言い当てた上に、とても捕まえたさそうなのです。
???…
不思議に思う私の気持ちを察してくれたのでしょう。
「実は私、ソプラノ歌手で、もうすぐコンサートでハンミョウの歌を歌うんですよ。だから見たかったんです。」と、教えてくれました。
「え~!そうなんですか?ハンミョウの歌ってどんな歌なんですか?」←興味津々の私(笑)
0さんは、歌の台本をプレゼントしてくれました。
以下、ハンミョウの歌の歌詞です。
「南の国の夏の日盛りに、甘え、ふざけ、こびるハンミョウです。色の主題は取り集めた焦点の黄色で、取り合わされるのが小青とエンジとそして紫です。ハンミョウです。誘っては逃げ誘っては逃げ、巧みに身をかわし、身をそらし、とらえようとする手の尺ばかりを、常に先駆け(中略)花よりもキレイな宝石よりも美しいそのくせ手に死をあたえる恐ろしい、しかしただ一匹の昆虫です。うまく捕まえて飾りにでもしてください。」
この歌に出てくるのは、大島に多いコニワハンミョウよりも、ずっとキレイなこちらのハンミョウです。(写真提供0さん)

どうやら、女性を虫になぞらえて歌ったもののようです。
う~む、奥が深い…。
この日はウグイスが、美しい声で歌っていましたが、それよりも何気なく口ずさんだ0さんの歌が、とてもとても美しい声で感動しました。
0さんによると、歌を歌うということはほとんどスポーツなのだそうです。
ボイストレーニングをすると腹筋や背筋が鍛えられるので、腰痛が治る人もいるのだそうです。
最後に立ちよった裏砂漠。

こんな会場で、思いっきり歌ってもらいたいなぁ…。
0さんはツアーの翌日、元町の砂防ダムや港の足湯でコンサートで歌う歌の歌詞を覚えながら時間を過ごしたそうです。
コンサートは6月6日、市ヶ谷で開かれます。

ハンミョウの歌、聞いてみたい~。
(カナ)
この日は東京から高速船で到着された一人旅の0さんを港で迎えて、ツアーがスタートしました。
0さんは、鮮やかなオオシマツツジ色のシャツを着ていました。

ね?
0さんは、デジカメを持って来なかったとのことで、私が代わりに写真を撮ることになりました。
リクエストされた風景の数々です。
青空と火口。

空をいっぱい入れてみました~。
26年前の噴火で火口からあふれ出た溶岩と新緑の平原。

この1本の道がカッコいいですよね。
雨の後だけ現れる、幻の湖の波。

センスの良い写真家なら、もっと素敵な写真になるのでしょうが、ただの波です…(笑)
アカメガシワの若葉。

「この色、可愛い~」と大絶賛でした。なんとなくシャツの色に似ていますよね。
外輪山を飾るツツジのピンク。

砂の上に転がる石も、存在感ありました。
0さんのリクエストと私が「撮りたい」と思うものがほとんど同じで、楽しく歩きました。
さらにこの日、三原山を下りたところで休憩していたら…

目の前を「東大地震研究所」と書いた車が通り過ぎ、ある建物の前で止まりました。
いつもお客様に「あれ、何ですか?」と聞かれても答えられなかった建物です。

「チャンス~」ということで、追いかけて行って中を見せてもらいました。
中には地震計と傾斜計と比抵抗計が設置されていると教えてもらいました。
(お仕事中に、ありがとうございました)

比抵抗計は、冷たい岩は電気が流れにくいけれど熱い岩は電気を通しやすいという特性を利用して、地下に電流を通してマグマの動きを測定するものだそうです。(毎日、自動で測定しているようです。スゴイ~)
と、このように色々と楽しいツアーだったのですが、何よりも印象に残ったのが、0さんが“コニワハンミョウ”に、すごく“こだわり”を持っていたことでした。
これは、数年前に撮ったコニワハンミョウの写真ですが…

この、目の前をピュンピュン飛んで逃げる黒い虫を見て「あら!ハンミョウだわ!」と言い当てる人は滅多にいません。
でも0さんはすぐに言い当てた上に、とても捕まえたさそうなのです。
???…
不思議に思う私の気持ちを察してくれたのでしょう。
「実は私、ソプラノ歌手で、もうすぐコンサートでハンミョウの歌を歌うんですよ。だから見たかったんです。」と、教えてくれました。
「え~!そうなんですか?ハンミョウの歌ってどんな歌なんですか?」←興味津々の私(笑)
0さんは、歌の台本をプレゼントしてくれました。
以下、ハンミョウの歌の歌詞です。
「南の国の夏の日盛りに、甘え、ふざけ、こびるハンミョウです。色の主題は取り集めた焦点の黄色で、取り合わされるのが小青とエンジとそして紫です。ハンミョウです。誘っては逃げ誘っては逃げ、巧みに身をかわし、身をそらし、とらえようとする手の尺ばかりを、常に先駆け(中略)花よりもキレイな宝石よりも美しいそのくせ手に死をあたえる恐ろしい、しかしただ一匹の昆虫です。うまく捕まえて飾りにでもしてください。」
この歌に出てくるのは、大島に多いコニワハンミョウよりも、ずっとキレイなこちらのハンミョウです。(写真提供0さん)

どうやら、女性を虫になぞらえて歌ったもののようです。
う~む、奥が深い…。
この日はウグイスが、美しい声で歌っていましたが、それよりも何気なく口ずさんだ0さんの歌が、とてもとても美しい声で感動しました。
0さんによると、歌を歌うということはほとんどスポーツなのだそうです。
ボイストレーニングをすると腹筋や背筋が鍛えられるので、腰痛が治る人もいるのだそうです。
最後に立ちよった裏砂漠。

こんな会場で、思いっきり歌ってもらいたいなぁ…。
0さんはツアーの翌日、元町の砂防ダムや港の足湯でコンサートで歌う歌の歌詞を覚えながら時間を過ごしたそうです。
コンサートは6月6日、市ヶ谷で開かれます。

ハンミョウの歌、聞いてみたい~。
(カナ)