グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

元町港から岡田港まで

2019年01月13日 | その他
先日、大島在住32年目にして初めて、一周道路を元町港から岡田港まで歩いてみました!
前日に岡田港に車を置いて島を出たのに元町港に着いたので、車を取りに行く必要があったのです。

大島は定期船が使う港が2つあり、その日の海況によって港が決まるので、時々こうやって移動する必要が生じます。

こういう時はふつう、友人に迎えに来てもらったりバスやタクシーで移動しています。

しかし先日は…午後に急ぎの仕事は入っていないし、天気も良いし、荷物も少ない。
これはもしや…チャ〜ンス!

…と、いうことで歩くことにしたのです😀
(バスだと14分。7,1kmの距離です)

元町港のジオパーック看板前から出発!


港前にあるのに、入ったことのないお店に入り…


「明日葉ふりかけ」を購入。

ひとしきり店の人と話したあと…

通りに鎮座するハラビロカマキリを激写(笑)


ソテツの木の幹から生える若葉がメチャ可愛くて、ここでも写真撮影。


あ、お布団が干してある!

来客があってふとんが足りない時など、フカフカのお布団を貸してくれるお店です💕

なんどかツアー中に訪ねて、お世話になった潮音寺さん。

住職さんが、素敵な方なんです😀

通りの目立つところに書かれたお寺からの言葉。

見るたびに変わっています。(毎日変えるのかも??)

ふと気がつくと、普通なら数分の距離を早30分!!(驚)
「このペースでは1日かかってしまう!」と反省して、スピードアップ!(ほんと?笑)

車で移動している時は気にならなかった石垣に「綺麗だなぁ」と見とれたり…


春に咲くはずのハチジョウイヌツゲの花が満開なのに驚いて…


これまた激写したり…


足元に春を告げるスミレの花を観察したり…


バス通りのすぐ脇の採石場の真っ赤な崖の色に見とれ…

(近くで噴火したから、赤い色になっている)

同じ場所から、やはり噴火でできた120mほどの愛宕山を見上げ…

本当に火山とともにある暮らしなんだな…と、しばらく感じ入りました。
(知識で知っているのではなく、生活者目線で感じるってことが大切かも)

ところで大島一周道路の並木は、オオシマザクラやヤブツバキなど島に昔から自生していた植物が植えられている場所が多く(一部大島の気候に合わないヤシの木もあるけれど^^;)眺めていると幸せな気分になるのですが…

あれ?この並木のサクラたち…


西側に傾いている気がするのですが…

太陽の当たる時間が、西側の方が長いからでしょうか?

ヤブツバキは特に傾きもなく、丸く整えられて可愛い花をつけていました。


うほ〜💕

歩いていてこういう風景を見るとホッとしますね!

しかし2時間を経過した頃にはけっこう疲れ…

岡田港に降りる途中の信号のところにあるこの場所で休憩。
(椅子がありがたかったです)

岡田集落の中の土手では、シダが海岸と山の中間ぐらいの厚さなのに気づいて「へ〜っ!」と思いました。

山にある葉が薄いのは「ホラシノブ」、海岸にある肉厚の葉のものは「ハマホラシノブ」、これはどちらでしょう?(今度真剣に調べよう!)

…ということで、あれこれ観察して、結局この日は合計2時間半かかりました。
(寄り道しなければたぶん1時間少々だと思います)

疲れたけれど、バスや車では気づかないものと色々出会えてよかったです。

機会があれば、皆様も是非!???😀

(かな)

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