グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

夜、夜、昼のツアー

2013年08月18日 | ツアー
ここ3日間の、私がガイドしたツアーの報告です。

一昨日のナイトツアーは2組のご家族と一緒に歩きました。
そして小学生の女の子に、とても素敵なものを見つけてもらいました。

大人の膝ぐらいの高さの葉の裏で脱皮していたキリギリスの仲間(クダマキモドキ?)です。
古い殻を脱ぎ捨てて出てきたばかりで、まだきちんと翅をたためない様子でした。

竪琴のような形の薄く透けた翅がとてもキレイで、全員で見とれました。
やっぱり子ども達の“虫を見つける目”はスゴイです!

草を大事そうに抱えてムシャムシャたべるフキバッタも人気でした。
「虫は嫌いなはずなんだけど面白い~」と言う大人の感想(?)が、嬉しかったです。

そして昨日のツアーは、2年前に三原山ツアーに参加してくださったお客様の職場旅行。
大人8人での虫探しでしたが、皆さん次々に色々見つけてくれました。

眠っている蝶やトンボ、ヨモギの葉とそっくりのナナフシの幼虫、カマキリやフキバッタetc…。
ショウリョウバッタは“何人かの違う足”によじ上っていました。

皆さんからは「童心にかえった」という声も聞こえていました。
みんなで探して、みんなで観察する…ナイトツアーって社員旅行に最適なのでは?(笑)

もちろん夜空も楽しみました。
月を見上げて…

クレーターを観察中。

最後の締めは「月夜の溶岩流歩き」
溶岩を踏みしめた時のカラカラいう音が、昼よりも印象深く聞こえてくるような気がします。

みんなで溶岩の上を歩いていた時「あ!流れ星!」の声が…。
私は見られませんでしたが、数人のお客様が流れ星を確認したようです。

溶岩流の真ん中で流れ星!
素敵すぎます…。

さて今日のツアーです。
久々の昼ツアーの始まりは、“昼”の溶岩流から。←前日夜と同じ場所です。

「流れてみよう~」ということでポーズを決めてくれました。

裏砂漠に行ったら、駐車場に車がいっぱいで驚きました。
さすがお盆休みの最終日。

え?いっぱいに見えない?笑

でも広~い裏砂漠では、人間は点のようです。
夏色の三原山。

イネ科のシマノガリヤスが風にたなびく風景は、いくら見ていても飽きません。

暑さのせいでしょうか?それとも何者かに寄生されているのでしょうか?

このスズメガの幼虫(何スズメ?)の死骸を2つも見つけました。

そして最後に立ち寄った砂の浜です。
黒くて美しいビーチを見ていただきたくて訪れたのですが、お客様の1人がサンダル履きだったので…

足が砂に触れるたびに「熱つ!」と立ちどまりながら、なんとか波打ち際まで到達しました。
ポジティブなお友達が「良かったじゃん。(熱さを)体感できて。」と励まして(?)いました。

確かに。
黒い砂浜がどれだけ熱いかは、体験してみないとわかりませんよね。

“裸足だと火傷しそうな砂”を体感したい方はぜひ真夏の砂の浜へ!(笑)

夜、夜、昼の3日間のツアーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました~。

(カナ)






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