昨年夏から秋にかけて、自宅玄関横の手すりに巣を張って、4つも卵を産んだナガコガネグモ。
126日間の観察の中で、1度もオスの姿を見なかったので、卵嚢の中の卵は無精卵で腐ってしまうだろうと思っていました。
母グモの姿が消えたのは、昨年10月24日。
卵嚢を守るように張り巡らされていたクモの糸は(写真は昨年12月3日)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/b7/9bc5a6e7f357edd13d0b5d693677d84b.jpg)
だんだん少なくなり、1本の太い糸のようになって卵嚢を繋いでいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/47/a3358e31c3df9b52bf20774f24f5c647.jpg)
細い糸を撚り合わせて、丈夫な太い糸を作った感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/37/44ccc593a3b59d8019e0edc822384663.jpg)
今年の3月9日。
卵嚢は4個とも健在でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/7f/95b3235a6be6439e6c42fb6da7716a72.jpg)
(この縦に並んだ3つ以外に、少し離れた左側に、もう1つ卵がありました)
3月22日。
悪天候の日の後、卵嚢は3つに減ってしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/ab/66bcae9a83fe968c5cd32f5b46a174ae.jpg)
卵はだんだん萎れてくるので、「いつ中身を調べようか?」と思いながら、「もし万が一、中で小グモが生きていたら卵嚢を開けたら死んでしまうかも…」と思い、決断できず、どんどん時が過ぎていきました。
4月25日、下見で森の中を歩いた時、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/75/b363e3194bcc8601a18c98a6d3405e8e.jpg)
道沿い2ヶ所で、クモの子どもが生まれていたのを見て
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/1f/726bdeb5ce235b5b2190ba3f7bc0f2d2.jpg)
我が家の(?)ナガコガネグモの卵嚢を1個、調べてみることにしました。
4月27日、よりシワシワの卵嚢の方を、開けてみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/b9/8a95a472432c175b963181df69ac8d5a.jpg)
卵嚢の外側の袋の部分は、私の予想よりずっと丈夫で、手ではなかなか開けることができず、ハサミを使って切ってみました。すると…
なんと、中から1ミリもないようなクモがどんどん出てくるではありませんか!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/82/a44bd754019c914ecc7e0788374045dd.jpg)
オスの姿を一度も見ていないし、卵は腐っていると思っていたので、子どもが育っているとは思わず、次々に出てくる子グモたちを見て驚きました!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/b4/f8e088698bf4efa288c5d27e9b0ae7d1.jpg)
少しでも高いところに登ろうとする小グモたち。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/88/91bd6f7753af6f22e29dbaf30e73ded9.jpg)
もう夕方だったので、この日はスケールを当てて、卵嚢と子どもの大きさだけ測って、観察終了しました。
袋を切らなかった卵嚢の方は、手すりの板に縛って継続観察することにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/30/c0a95801841483756dce9340b6d3bf7a.jpg)
4月29日。
小グモたちはさらに増え、集まっていました!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/77/86e99185455004d6a6e14f8516832aeb.jpg)
5月6日
まだ生きている子どもたち。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/5e/735060005b7e8df0fd053d85f0f30be7.jpg)
こんなふうに、数日間にわたって卵嚢から出てくるということにも驚きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/32/4357bf0ca3d07eec253d64fbd76734ff.jpg)
(一度に出るものだと思っていたので)
子どもたちが出てきた卵は、翌日には風で飛んでしまい、卵嚢は残り2つとなりました。
さて、それらは、どうなったでしょうか〜?
続きは明後日に!
(かな)
126日間の観察の中で、1度もオスの姿を見なかったので、卵嚢の中の卵は無精卵で腐ってしまうだろうと思っていました。
母グモの姿が消えたのは、昨年10月24日。
卵嚢を守るように張り巡らされていたクモの糸は(写真は昨年12月3日)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/b7/9bc5a6e7f357edd13d0b5d693677d84b.jpg)
だんだん少なくなり、1本の太い糸のようになって卵嚢を繋いでいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/47/a3358e31c3df9b52bf20774f24f5c647.jpg)
細い糸を撚り合わせて、丈夫な太い糸を作った感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/37/44ccc593a3b59d8019e0edc822384663.jpg)
今年の3月9日。
卵嚢は4個とも健在でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/7f/95b3235a6be6439e6c42fb6da7716a72.jpg)
(この縦に並んだ3つ以外に、少し離れた左側に、もう1つ卵がありました)
3月22日。
悪天候の日の後、卵嚢は3つに減ってしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/ab/66bcae9a83fe968c5cd32f5b46a174ae.jpg)
卵はだんだん萎れてくるので、「いつ中身を調べようか?」と思いながら、「もし万が一、中で小グモが生きていたら卵嚢を開けたら死んでしまうかも…」と思い、決断できず、どんどん時が過ぎていきました。
4月25日、下見で森の中を歩いた時、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/75/b363e3194bcc8601a18c98a6d3405e8e.jpg)
道沿い2ヶ所で、クモの子どもが生まれていたのを見て
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/1f/726bdeb5ce235b5b2190ba3f7bc0f2d2.jpg)
我が家の(?)ナガコガネグモの卵嚢を1個、調べてみることにしました。
4月27日、よりシワシワの卵嚢の方を、開けてみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/b9/8a95a472432c175b963181df69ac8d5a.jpg)
卵嚢の外側の袋の部分は、私の予想よりずっと丈夫で、手ではなかなか開けることができず、ハサミを使って切ってみました。すると…
なんと、中から1ミリもないようなクモがどんどん出てくるではありませんか!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/82/a44bd754019c914ecc7e0788374045dd.jpg)
オスの姿を一度も見ていないし、卵は腐っていると思っていたので、子どもが育っているとは思わず、次々に出てくる子グモたちを見て驚きました!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/b4/f8e088698bf4efa288c5d27e9b0ae7d1.jpg)
少しでも高いところに登ろうとする小グモたち。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/88/91bd6f7753af6f22e29dbaf30e73ded9.jpg)
もう夕方だったので、この日はスケールを当てて、卵嚢と子どもの大きさだけ測って、観察終了しました。
袋を切らなかった卵嚢の方は、手すりの板に縛って継続観察することにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/30/c0a95801841483756dce9340b6d3bf7a.jpg)
4月29日。
小グモたちはさらに増え、集まっていました!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/77/86e99185455004d6a6e14f8516832aeb.jpg)
5月6日
まだ生きている子どもたち。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/5e/735060005b7e8df0fd053d85f0f30be7.jpg)
こんなふうに、数日間にわたって卵嚢から出てくるということにも驚きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/32/4357bf0ca3d07eec253d64fbd76734ff.jpg)
(一度に出るものだと思っていたので)
子どもたちが出てきた卵は、翌日には風で飛んでしまい、卵嚢は残り2つとなりました。
さて、それらは、どうなったでしょうか〜?
続きは明後日に!
(かな)