6日の「第5回全国緑のカーテンフォーラムin浜松」、
そして7日の「第7回ドラムサークルフォーティーチャーズ」。
いずれも充実した内容で、感動的な二日間でした。
お伝えしたいことがたくさんあるので、ご報告はあらためてじっくりと。
今日8月8日は、私にとって大切な日です。
2007年の今日、初めて「MIDORI~繋がる輪~」のレコーディングをしました。
この曲を気に入ってくれた緑のカーテン応援団のみなさんが、
嫌がる私の意志などものともせず、吉祥寺のスタジオを予約。
5日連続の取材の最終日、まず自宅で、次に学校での取材を終えてから、
吉祥寺のスタジオに向かいました。
スタッフのみなさまに励まされながら何とかレコーディング終了。
その日の夜は、応援団の理事会でした。
会議室に入ると、理事長の鈴木さんが、
「うまいねえ。よし、これ売ろう!」
もともとは、できればどなたかに歌っていただけるよう、
デモCDとしてレコーディングしたはずでした。
「うん、確かにそう言った。
言ったけどこれいいから、このまま売っちゃおう!」
「そんなあ、話が違う・・・・」という私の声などもちろんものともせず、
「そうだ、そうだ、そうしよう!」と話が決まってしまいました。
帰り道、子どもたちにとっては「土の先生」の谷内さんが
こんなことをおっしゃいました。
「あのね、八という数字は中国ではとても縁起のよい数字なんだよ。
今日はその八が二つ重なっている日だから、
きっとこれからいいことがあるよ。
この曲はきっとたくさんの人にひろがっていくよ。」
その年の秋、応援団メンバーに勧められ応募したコンテストで受賞。
翌年にはCDが発売され、歌う機会も増えていきました。
全国から「楽譜がほしい」というお問い合わせもいただくようになり、
昨年音楽之友社からCD付き楽譜ピースが発売されました。
(応援団で「売ろう!」と張り切ってジャケットまでデザインしたCDは、
お蔵入りとなりました )
さらに、「MIDORI」のあとに作った曲も出版され、
合唱セミナーに作曲家として招いていただくという、
信じられない展開まで。
あまりに予想外のことばかりで、驚きの連続ですが、
すばらしい方々とのたくさんの出会いにも恵まれ、
忙しいながらも心豊かな人生となっています。
あの日の谷内さんの言葉がしみじみ思い出される一日でした。
駅前の緑のカーテンの展示は撤収しましたが、一部は市緑化推進センターに移設。ミニトマトとスイカは本部に運びました。
フウセンカズラ、キュウリ、カボチャは、育った苗圃に帰り、水遣りを続けてくれたスタッフに見守られることになりました。
マンデビラとオカワカメは冬越しさせます。
アサガオやルコウソウは種を採り、来年また活躍してもらいます。
ミニスイカやトマトは試食。トンネルに中にはゴーヤがいっぱい生っていましたよ。もちろん、みんなで分けました。
ハラハラ♪ドキドキ♪の3ヵ月でしたが、ありがとう!の気持ちでいっぱいです。
よかった、よかった。
あれほどの愛情を注いで育てられたのですから、命を全うするまでどこかで大切にされるよう祈っています。
駅前での出会いに、運命を感じました。
お目にかかれて本当によかったです。
今回のフォーラム、一番の収穫でした。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
にっちもさっちもいかなくて、
コメントのお返事は今日になってしまい、申し訳ありませんでした。
ブログで写真をご紹介させていただきました。
ご覧くださいね。