今日ようやく、音楽室の緑のカーテンの苗の植え付けをしました。
そこで、苗の選び方についてお知らせしますね。
選び方のポイントひとつ目は、根元に双葉の残っている苗。
これが双葉。
土の栄養状態がよいと、このようにちゃんと残っています。
土の栄養が足りないと、植物は生き延びるために、
下から葉を落としていきます。
双葉は、栄養状態のよさのしるしです。
苗の選び方のポイントふたつめは、「節間が狭いもの」。
たとえば、この苗の双葉と次の葉っぱの出ている場所との間は、
指一本分ぐらいの長さですが、
こちらの苗は、ヒョロロ~ンと長いのがお分かりいただけますよね。
昨年、種まきした種を2度までも鳥に食べられたため、
家庭科室の窓辺の流しで育てた苗です。
日照が不十分で、お日さまを求めて首を長~くのばしました。
よい環境で育った苗を選ぶことが大切です。
こちらが「巻きづる」。
始めは細くてほぼまっすぐですが、
ネットなど、つかまることのできる場所に触れると、
くるくるんと巻きつきます。
巻きづる、かわいいですよね。
つるを誘引するときは、この巻きづるをうまく使うとよいです。
巻きづるでネットにしっかりつかまることができるようになるまでは、
麻ひもなどを使って、ネットに固定する方法をとります。
そうしないと、強い風に揺さぶられて、折れてしまうことも。
ゆるみを持たせて、八の字で結びます。
単純に八の字だと安定しない場合は、
真ん中で軽くひと結びするのもよいのでは、と思います。
苗は欲張ってたくさん植えないことが大切。
こちらのプランターには、あばしゴーヤーを2株。
こちらには、キュウリ2株と琉球アサガオ1株。
キュウリは実の収穫を楽しみますが、
葉が早い時期に枯れあがってしまうので、
カーテンとしてのメインは琉球アサガオです。
5階のベランダなので、他の場所に伸びていってしまう心配もなし。
真ん中のプランターは、別の植物を植えたいので、まだあいています。
今は校庭がしっかり見えていますが、
やがてこんな感じになります。
今はこんなにかわいい琉球アサガオの苗。
夏には「たくましい」というか「しぶとい」というか、
とにかく力強い姿に成長します。
今はこんなに小さいゴーヤーの本葉も、
夏には私の手のひらを覆い隠すほどの大きさに。
苗の生長の過程も、ぜひ楽しんでくださいね。
なるほど~。
やはり育てる植物のことをよく知ることって大切ですね。
我が家も今年は欲張らず、基本からやり直そうと思っています。
というのも・・・
昨年植えたマスカットベリーAを枯らしてしまいました。。。
冬の間の管理がなってなかったのです。
こんなことで緑を育てる資格があるのでしょうか?
情けないのですが、今期は分相応のことを地道にやっていこうと思います。
自分が楽しめることが一番大事だな・・と。
こんなへちま家ですが、よろしくお願い致します。
ブドウって、冬場の管理をついうっかり忘れてしまうんです。
地植えなら問題ないけれど、プランターだと水を切らしてしまうことが多いのですよね。
でもね、こうして育てながら失敗も重ねて、だんだん育て方がわかってくるのだと思います。
「緑を育てる資格」なんて考えず、楽しみながら自分にあった方法を見つけていきましょうね。