被害甚大

今回の台風が、学校の緑のカーテンにもたらした被害は、
かなり大きいものでした。

子どもたちの緑のカーテンは、
葉がかなり枯れあがり、
残った葉も色が薄くなったりしおれたりしています。
水が足りなかったのかと思いましたが、
マップ式のプランターの灌水は十分機能していました。
にもかかわらず、葉が水分不足に陥ったのです。

強い風で奪われていく水の量と、
根っこから吸い上げることのできる水の量。
そのバランスが崩れたのでしょう。
１階から４階の天井まで伸びた蔓につく無数の葉。
その全てに水分を供給するスピードが、
追いつかなかったのです。

音楽室でも、キュウリのカーテンはほとんど壊滅状態です。
下から見上げると、音楽室の窓がはっきり見えるようになってしまいました。
タンクを見ると、水は３分の２ほど入った状態です。
水は供給されるけれど、必要な量には足りず、
枯れてしまったため、吸い上げられなかったので残ったようです。

一方、ゴーヤーのタンクは空っぽ。
傷んだ葉もありましたが、小さめの葉っぱは元気な様子で、
今日の風に揺られていました。

キュウリは風に弱いこと、
ヘチマもあそこまで大きく育つと、
強風続きでは水分供給が間に合わなくなることがわかりました。

写真を撮るゆとりもない一日でした。

あのカーテンが、どこまで回復するか、
こどもたちとがんばります。