江戸に働きに出向き,小さな成功を収め、間口三間あまりの大店の主となり、息子に店を譲った後、裏店に4,5軒の家作を持つご隠居、時々話し相手にやってくる,八さんや熊さんに,思いのまま色々な話や、説教するのだったら罪がないのだが、政権与党の中枢にいて,身内の会議で思わず本音を吐き,話をした当時は、自分では受けた話だと粋がっているが,メディアにスクープないしは電波にのり,問題ありと指摘され,慌てて、前言取り消す醜態、政治家のレベルは主権者のレベルと一致するものなのだろうか、、、、。
”ナチスに見習えば、、、”とか”馬鹿でもちょんでも、、、”の発言は、裏店のご隠居さんだと影響力も小さいし、また始まったぐらいで見逃されても仕方がないとしても、主権者から選ばれ、政権与党で影響力を発揮している政治家の発言としては,撤回して済まされる問題ではない。自ら政治家としての資質に欠けてると判断し、辞職するのがベストだが,本人はその気はないであろう、、、。まさに“蛙のツラにションベン”そのものである。
野党(本当の批判党かも疑わしい)代表が抗議しようとして,任命者に面会を求めても,逃げの一手てで相手にされない。”揚げ足取り”には対応できないとお考えのようだが,同類項がいっぱいいるし問題発言のたびに罷免してたらきりがなくなると言うことだろう。
社会の木鐸、公器としてのメディアがその役割を果たしてくれればいいのであるが,良心的なジャーナリストの個別的な発言は,電波や紙面からは遠ざけられてしまう体制が作り上げられてしまっている。今回の国政選挙の約半数が棄権、全有権者のほぼ25%の投票行動が,自公圧勝(選挙制度にも問題があるが、、、)、そっぽを向いた約半数の主権者が目覚める以外にこの国のメルトダウンは避けられないのだろう、、、。
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