面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

所詮…

2009年07月17日 | ニュースから
【’09政権選択】そのまんま人気、失速 橋下知事一枚上手 集票力に陰りも…(産経新聞) - goo ニュース


非常に偏見に満ちた私見として。

そのまんま東が「勇み足」で自滅した…
このへんの“増長癖”とでも言える性格が、かとうかずこに嫌われた一因だったのではないだろうか、というのはうがち過ぎだろうか。

自身の人気を鼻にかけ、自民党の弱みにつけこんでみたものの、四方八方から顰蹙を買い、挙句の果てに自分の立場を危うくしたとしか思えない。
「政治」というものに対して真摯に取り組み、真剣に国民のために働きたい、と思って政治家になったのではないという、彼の心底が見えたようで、どうにも気分が悪い。
宮崎県知事という役職を身にまとい、再びメディアの表舞台に立ちたかっただけということか。
そのステージが、更なる高みとなる国政に出るチャンス!とみて、一気呵成に攻め込んだつもりだろうが、拙速にして失速した。

その点、橋下知事は弁護士だけあって交渉が巧みだったと言えよう。
押し引きのタイミングを見計らいながら、うまく渡って行って、自分に傷がつかないように立ち振る舞えたのではないだろうか。

残りの任期どうこうではなく、ここで真摯に宮崎県民に詫びを入れ、宮崎県のために必死で働くことを身をもって示さねば、県民のみならず、日本国民の支持が消えてなくなることだろう。
芸人としての師匠・ビートたけしとの会談で指摘されたことが、どこまで彼に響いているのだろうか。

「所詮は、お笑い芸人やな」などと言われるのは、他人事ながら自分も悔しい。
売れ始めた頃、お笑い芸人の「地位向上」を目指してメディアと闘っていたビートたけしの思いを、一番弟子たるそのまんま東には、しっかりと受け継いでもらいたいものだが…



最新の画像もっと見る

コメントを投稿