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住みなすものは 心なりけり

「東京に原発を」

2007年07月18日 | ニュースから
放射能含む水漏れる、柏崎刈羽原発 中越沖地震(朝日新聞) - goo ニュース


新潟の地震で一番ビビったのが、柏崎の震度が大きかったこと。
かの地には、原発があるのだから、これがどうにかなったのではないか?ということが一番の気がかりだった。

そしてテレビに映し出されたのは、黒煙を上げる原発の映像。
一瞬、チェルノブイリを思い出したが、変圧器が燃えただけとのことで、原発本体や放射能危険区域などには関係なかった。
が、そんな報道を鵜呑みにはできないぞ!と妙に疑心暗鬼でニュースを見ていた。

その後、放射能を含む水が漏れ、海に流れ出たとのニュースが流れた。
それみたことか!という思いであったが、これでまた思い出したのが、学生時代に読んだ立花隆著「東京に原発を」。
原発がそんなに安全だと言うのなら、財政難に苦しみ、補助金を当てにする地方に建設するのではなく、東京の都心に建てればいいだろう!という、ある種怒りにも似た本。
「生きてるうちが花なのよ。死んだらそれまでよ党宣言」に衝撃を受け、メリル・ストリープ主演の名作「シルクウッド」に怒りを覚えた当時。

しかし世は流れ、いつのまにか原発の危険性はすっかり忘れ去られてしまったかのような今日この頃。
能登の地震もそうだが、“原発銀座”付近で大きな地震が発生しがちな最近、ホンマにヤバい状況になってないだろうか!?

そして地震もそうだが、かの北方の“常軌を逸した国家”からのミサイル攻撃に対して、日本海側という至近距離ともいえる位置に無防備な姿をさらけ出している現実を、誰も直視していないというのも恐ろしい…



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