面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

結局は

2008年09月27日 | ニュースから
小泉元首相が引退表明=衆院選に出馬せず、後継は次男(時事通信) - goo ニュース


自民党をぶっ壊す!と刺激的な発言で首相になると、確かに自民党はぐちゃぐちゃになったものの、富めるものに富が集中しやすい環境を作りつつ郵政省をぶっ壊して積年の恨みを晴らした小泉純一郎。
自分の望みを果たし終えれば、あとはアメリカへ遊山に出かけ、ブッシュからアメリカ国益に貢献した労をねぎらってもらって思い出を作ると、シレッと首相を辞めたのは記憶に新しい。

「構造改革」の大義名分のもとで古い体質や体制を壊して新しい日本を作ったというのが、彼の“公式”の評価ではなかったか。
自分が“ぶっ壊した”はずの古い制度・体質の代表的なものが、政治家の世襲ではないのか?
首相時代の言動はどこをどうみても自分のことしか考えていなかったと思うのだが、政界を引退する最後の最後に、とうとう公に本性をさらけ出すことになった。



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