面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

あると思います。

2008年12月17日 | ニュースから
定年送別会の胴上げ落下で死亡、遺族が部下3人を告訴(読売新聞) - goo ニュース

お祝いとして多用される胴上げ。
される方はうれしいものだ。
(きっとそれは自分だけではないはず)
そんな胴上げで、舞い上がった人を下の人間が受けないなどと言うことは信じられない!と思われることが多いと思うが、案外起こりうるものである。

学生時代、ゼミ対抗のスポーツ大会で優勝したとき、“監督”の同級生を胴上げしたのだが、なぜか最後は全員がしっかりと受け止めることなく、彼は地面に落ちてしまった。
その際彼はしたたかに後頭部を地面で打ち、「イテテテテ!」と言いながら、そばにあったベンチに座り込んだ。
そしてしばらくすると、「…気分悪い…」と言いながら前のめりに倒れこみ、昏倒してしまったのである。
慌てて救急車を呼んだが、彼は完全に意識を失っていた。
そのまま病院へ担ぎ込まれて入院したが、しばらくして意識を取り戻して事無きを得られたのは、本当に不幸中の幸いであった。

今思えば、この事件のように、よくぞ骨折や頚椎損傷などの重傷に至らなかったものである。
かように胴上げというのは、シラフであっても危ない行為であることは間違いない。
それを、酔った上で、しかも泥酔とはいかないまでも深酔い状態で行うのは、危険極まりない。
楽しいお祝いのはずが一転して重過失致死に問われることになるとは、露ほども思わなかったことだろうが、自業自得ではある。

…ふと思い出したが、大学卒業間際のクラブでの「追い出しコンパ」で、一次会終了後に神社の入口で卒業生を胴上げするのが恒例であったが、自分もよくぞ落とされずに済んだものである。。



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