面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

あり得ること

2007年06月18日 | ニュースから
バイト経験者、年金入力ミス認める 「自分のせいでは」(朝日新聞) - goo ニュース


かつて社会保険事務所で年金記録の入力作業のアルバイトを経験した男性が、社会保険庁の年金記録問題が報道されるたびに、自分の作業のせいだと心が痛むという。
バイトの内容は、個人のデータをコンピューターに入力するために書き写す重要な作業。
しかし、その実態はずさんだったとのことだが、十分に考えられる話である。

誰も本当にコトの重要性に気付いていなかっただろう。
何よりもデータを扱っている職員達は公務員であり、自身の身分や保証はしっかり守られていて、仕事で扱っているデータは赤の他人のもので全く自分には関係のないもの。
こういったデータを扱う作業について、組合は労働強化につながらないよう、徹底的に締め上げた。
チンタラチンタラ作業に携わっていたであろうことは想像に難くない。

高校時代、正月に郵便局のバイトを経験したが、局内で働く職員の態度の悪さに、驚いたものだった。
もちろん、マジメにコツコツ働いている人がほとんどだった。
特に配達業務に携わっている方々は、やはり直接配達先の住民達との接点が生まれることもあるからだろう。
高い使命感を持って任務にあたっていた。
しかし、配達先を仕分けしたり、あるいは何を仕事としてやっているのかよく分からない、内勤事務の職員達の態度には、高校生ながら首を傾げたくなることが多かった。
今なら即刻セクハラで訴えられるようなムダ口をたたいて笑いあっている連中や、勤務時間内にも関わらず囲碁に興じている職員と、その対局を見ている職員。
自分の父親が仕事で苦労していたのを知っていただけに、やりきれない思いがしたこともあった。

今回の記事、さもありなんという感じで、別段驚くに値しない内容ではあるが、ムシズが走る話ではある。



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