面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

暴走自転車

2009年11月24日 | ニュースから
スポーツ自転車 違反切符辞せず 暴走厳禁 罰金5万も(産経新聞) - goo ニュース


歩道を我がもの顔で突っ走る自転車が増えていないか。
雨の日でも、傘をさしてほとんど視界がないはずにも関わらず、スピードを緩める気配もなく人ごみに突っ込んでいこうとするバカ自転車がいて、運転手に対して殺意を覚えることもある。

自転車は立派な「車両」であり、道路交通法により罰則が適用されるのは当たり前。
ただ、乗り物とはいえ運転に際しては歩行者に近い存在で、オートバイのようなスピードが出るものでもないことから、違反切符を切るのは重過ぎるという暗黙の了解のもとに見逃されていたと言える。
しかし、傍若無人な自転車の運転が増えている昨今、反則金が厳しく適用されることは致しかたない。

世の中を渡っていくために必要な最低限のマナーすら守れないヤカラが増えてきた今、罰金という強制力をもって人々を規制せざるをえない。
「慮る」という人間として高度な“規制”が効かなくなってくると、国家権力による強権発動の機会を増やすことになる怖さに、なぜ気がつかないのだろう…