面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

外国でのボッタクリ

2009年08月05日 | ニュースから
伊ぼったくり被害の男性「ご招待不要、むしろ困ります」(朝日新聞) - goo ニュース


「無料でご招待しますから、どうぞ来てください」と言われても、また仕事も休まないといけないし、それにご本人が仰るとおり、イタリアの税金を使ってそんなことされても…と躊躇したくなる気持ちはよくわかる。

それでふと、大学時代の友人の話を思い出した。

彼が旅行したのは確か中近東方面だったが、友人と二人、街中をブラついていると、親しげに現地人らしい男が近寄ってきたのが事の始まり。
身振り手振りとお互いのつたない英語のやりとりを通して意気投合した友人は(ホンマに意気投合とは言えないが)、その男に誘われるままにパブへ。
多少飲み食いし、そろそろホテルへ帰ろうと伝票を見てビックリ!
日本円で10万円ほどの金額が書かれているではないか。
アルコールが入っていたこともあってか、頭に血が上ってしまった友人。
「お前、たったあれだけの飲み食いで、なんでこんな高いねん!アホか!ナメとったらアカンぞ、こら!!」
と日本語で、物凄い剣幕でまくしたてたという。
そのあまりの迫力に押されたくだんの男が伝票を出しなおすと、1万円程度になっていたとかなんとか。

友人曰く、
「怒るときは母国語やで!」

その話を聞いて以来、肝に銘じている。