面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

城跡

2017年03月27日 | ニュースから
地元住民もびっくり 和田山で発見の「山城跡」

新たに発見された城跡だとか。
その辺りを地元では「城垣」という呼び名で呼んでいたという。
そこにのみ名残を残し、他にこの城の存在を証明する史料は無いのだろうか?
主郭の跡があり、周りの斜面を削って急角度にする「切岸」が用いられていて、主郭を囲むように平らにならした「帯曲輪」も確認できるというから、なかなか本格的な作りの城だったのだろう。
山陰道を望む尾根沿いにあるというから、交通の要衝を押さえ、敵の動きを見張るために築かれたに違いない。
往時の威容はどのようなものだったのか?
詳しく地図上の場所などが分かればゲーム上で築城して楽しめるなぁと、こういうニュースを目にするとすぐに「信長の野望」を思い起こしてしまう病気があるが、もう何年も「信長の野望」をやっていないな。

横綱・稀勢の里

2017年03月26日 | ニュースから
新横綱・稀勢の里が逆転V…負傷押して強行出場


13日目の日馬富士戦で土俵から落ちた際に左肩を痛めた様子で中々立ち上がれず、その後も苦悶の表情を浮かべていた痛々しい姿をよく覚えている。
即座に救急車で病院に搬送されたという報から、残りの取り組みは欠場ではないかと思ったが、土俵に上がり続けたのだからスゴい!
そして千秋楽の今日、照ノ富士に勝って勝敗数で並ぶと、優勝決定戦でも勝利を収めて逆転優勝。
負傷したことを考えると大逆転の優勝と言っていいのではなかろうか。
スポーツニュースを見たが、痛めた左肩にテーピングしまくりで出場、取り組みの姿は観ているこっちが痛くなりそうだった。
見ていてもほとんど左腕は使っていないし(ていうか動いてない?)、優勝決定戦は特に右手一本で照ノ富士をぶん投げたように見える。
もうボキャ貧だろうが何だろうが、スゴいとしか言いようがない。
張本ではないが、天晴!
小泉首相ではないが、感動した!!



これはイイ♪

2017年03月23日 | ニュースから
電話ボックス“第二の人生” 見守り隊、心もホッ


近年、公衆電話は減る一方。
街中で公衆電話ボックスを見かけることも少なくなってきた。
NTTは不採算の公衆電話を次々と廃止していったが、撤去した公衆電話機器の廃棄ももったいないが、それを守ってきた公衆電話ボックスもただ廃棄されるのはもったいない。
かと言って、あの形の建造物を流用する方法も思いつかない。

そんな中、このニュースにあるように、学童の通学路で立ち番をしている見守りの人たちの役に立つとは、思いもよらなかった。
己の発想の貧困さにイヤにはなるが、全国でこの活用が普及すればいいのにと思う。

WBC

2017年03月23日 | 野球
侍・松田、決勝点献上のファンブル悔やむ「試合を大きく決めるところだった」


1次ラウンドから6連勝を飾り、試合を重ねるごとにチームとしての結束力も勝つ力も強くなっていったように見えた今回の「侍ジャパン」。
しかしそれはまだまだ“見かけ倒し”に過ぎなかったことを、準決勝で露呈してしまった。

事前の強化試合で大リーグのチーム相手に連敗して臨んだアメリカ戦だったが、結果は自滅的敗戦。
雨が降ったグラウンドコンディションの影響は言い訳に過ぎない。
条件はアメリカも同じ。
菊池がコメントしていたように、イレギュラーに対処できなかったという力不足の結果でしかない。
それは松田も同じ。
1点が致命的なダメージとなるシビアな状況で、目の前に転がってきたゴロをファンブルしてしまうのは、心技体全ての面での力不足以外の何ものでもない。

連覇した第1回、第2回のチームに比べて、小粒感は否めず、迫力不足を感じていたが、それが準決勝でついに露呈した形。
救いは今回のメンバーが若いこと。
今はこれが精一杯であるということを真摯に受け止め、これを糧に今後心技体を磨きぬけば、次回はそう暗いものではない。

今後の飛躍に期待。

WBC

2017年03月05日 | 野球
侍J 粘り勝ち 誠也逆転3ラン 最後は代打・秋山2点三塁打


「神様に選ばれた試合」という番組を見た。
なんとなく見始めてしまって止まらなくなった、というのが正しいのだが。
WBC連覇のとき、イチローが極度の不振でヤバかったことは、すっかり忘れていた。
それもあって韓国に負けて敗者復活戦に回り、しかしそこから這い上がって勝ち進み、決勝戦での韓国との凄まじい試合につながったのも、あまり覚えていない。
唯一、イチローがのちにスワローズのストッパーとして活躍したイム・チャン・ヨンから決勝タイムリーを打ったことだけは覚えていたが、それでもどちらかといえば「あー、そうそう!」という感じだった。
とはいえ、当時には知らなかったような裏話もいろいろ知って、大変興味深く見入ってしまった。

その一方で、今年のWBCの強化試合が行われ、“侍ジャパン”はバファローズに競り勝っていた。
これで本番直前の強化試合を2勝3敗で終えた日本チーム。
金曜日に大阪ドームでタイガースとの試合を見た際にも思ったが、今回のチームに強さを感じない。
「神様に選ばれた試合」で見た2009年のチームは、イチローがメンバーに入っていたことを差し引いても、スゴイ選手が溢れていた。
それに比べると貧弱さが否めない。

何とも心許ない日本チームではあるが、WBCが始まれば、応援しないわけにはいかない。
だから勝ってくれって。

「マリアンヌ」

2017年02月19日 | 映画
1942年、カサブランカ。
ナチス・ドイツの要人暗殺の任務を帯びて、イギリスの特殊作戦執行部(SOE)から派遣されたエージェントのマックス・ヴァタン(ブラッド・ピット)は、フランス軍レジスタンスのマリアンヌ・ボーセジュール(マリオン・コティヤール)と、長年連れ添う仲睦まじい夫婦を演じきり、社交界に入り込む。そしてターゲットであるドイツ大使の暗殺に見事成功すると共に、二人は激しい恋に落ちた。
数週間後、ロンドンのカフェで、ごく親しい人達に囲まれて結婚式を挙げた二人。
やがて最愛の娘も産まれ、穏やかで幸せな毎日を噛み締めていた二人の間に、ある“疑惑”が持ち上がる…

エージェントであるマックスは、相手を騙すことや相手を疑うことにかけてのプロフェッショナルである。それは翻って、相手を見抜くことにかけてもプロフェッショナルであり、人を見る目は殊の外厳しい。
一方のマリアンヌも、レジスタンスの活動家として諜報活動に関してはプロフェッショナルであり、人を騙すことにかけては高いスキルを持っている。
そんな二人の結婚は、だからこそ純粋で深い愛情に根差した絆で結ばれたもの…であるはず。その純粋さに入っひび割れを、懸命に繕おうとするマックスが哀しく、純粋に愛を叫ぶマリアンヌの姿が切なすぎる。

諜報の世界に身を置く二人の、純粋に愛に生きようとする姿が胸に突き刺さる、痛切で切なすぎるラブ・ストーリー。


マリアンヌ
2016年/アメリカ  監督:ロバート・ゼメキス  脚本:スティーヴン・ナイト
出演:ブラッド・ピット、マリオン・コティヤール、リジー・キャプラン、マシュー・グード

瀬戸カトリーヌ

2017年02月12日 | ニュースから
瀬戸カトリーヌ「世界ふしぎ発見!」で改名発表「瀬戸たかの」に


なんでそんな改名したのだろう?
「瀬戸カトリーヌ」の方がインパクトあるし、印象に残る名前やのに。
まあ、そうは言っても「インパクトあるはずやのに売れへんかった」ということなのであれば、それもそうかなと思ったりもする。

改名で心機一転になったはず。
新たな名前で頑張ってください。

「ちょき」

2017年01月26日 | 映画
美容室「HATANO」を一人できりもりしている直人(吉沢悠)のもとに、一本の電話がかかってきた。
「ちょきさん?」
懐かしい呼び名に直人は、電話の相手がサキ(増田璃子)だと悟る。
五年前に亡くなった妻の京子(広澤草)が、かつて美容室の二階で書道教室を開いていたとき、生徒として通っていたのがサキだった。母親からDVを受けていたサキは、優しい京子によく懐いていた。子供がいなかった京子もまた、サキのことを自分の娘のように可愛がっていたが、いつしかサキは教室に顔を見せなくなっていたのだった。

サキは友人と一緒に、久しぶりに店にやって来た。サキが直人の前から姿を消して、10年余りの年月が経っている。その間に、サキはDVがもとで視力を失い、直人は最愛の妻を亡くしていた。
久しぶりの邂逅を機に、サキは直人にねだって色んな場所に連れて行ってもらうようになる。京子との思い出の場所や、京子が好きだったという場所、そして京子が行きたい場所へと出かけていく二人。

そんな二人の周囲に、“さざ波”が立ち始める…


直人は、毎朝大好きなコーヒーを淹れてはマグボトルに入れると同時に、京子の遺影を飾った仏壇に供えることを忘れない。
美容室ではゆっくりとレコードを聴くのが楽しみのひとつで、京子との思い出がこもったプレイヤーを、故障しても部品を取り寄せながら修理して使い続けている。
洗濯したタオルなどを干すのに使っている、かつて京子が開いていた書道教室だった美容室の2階には、京子の書が飾ってある。
亡くなって5年が経つが、直人は京子の面影から離れられず、喪失感に心を閉ざされていた。

サキは、書道教室に通っていた頃に母親からDVを受けていた。エスカレートした暴力に視力を奪われ、書道教室にも通えなくなってしまい、可愛がってくれた京子先生とも会えなくなってしまう。その後、事件を起こして刑務所に入った母親と離れ、盲学校の寮で平穏に暮らしていた。
そんなある日、小学校の頃に通った書道教室のあった美容室「HATANO」に電話し、直人と再会する。その帰り道、直人に車で寮まで送ってもらったことが胸がときめくほど楽しく、引きこもりがちだったサキの心を動かした。

直人に頼んで、京子との思い出が詰まった場所や京子が好きだった場所へと出かけていくサキ。直人は、あまり一緒に出かけられなかった妻に対する穴埋めの意味も込めて、大好きだった京子先生の面影を追うサキを、あちらこちらへと連れて行く。
お互いが抱える寂しさを補い合うように、いつしか二人で過ごす時間が増えていった。

そんな二人の姿が、商店街の人々の口の端に上り始める。
大都会に比べて近隣の付き合いも深い小さな田舎の街では、二人の噂は瞬く間に広まる。
その噂を耳にし、直人が少しサキと距離を置こうとしたとき“事件”は起こり、直人は自分と対峙することになる。


直人とサキが、互いに相手を救うように、互いを思いやる心が育まれていく様子を、ふんわり真綿で包み込むような温かさと優しさに満ちたタッチで、丁寧にピュアに可愛らしく描いた、穏やかで静かなラブストーリー。

「会いたいのに会えないのと、会えるのに会いたくないのとでは、どっちが辛いんだろう。」
サキが直人に質問したとき、サキの心には“何か”が芽生えていたのかもしれない、なんて振り返るのもまた楽しい佳作♪


ちょき
2016年/日本 監督:金井純一
出演:増田璃子、吉沢悠、芳本美代子、小松政夫、藤井武美、広澤草、円城寺あや、橋本真実、大竹浩一、本谷紗己

世間の常識を押し付けてどうする。

2016年09月15日 | ニュースから
橋之助、京都の人気芸妓との不倫疑惑を謝罪「私の不徳の致すところ」


歌舞伎界は我々一般庶民とは違う世界。
一般人には無い才能を持つからこそ、感動的な演技を見せ、見事な舞を踊り、素晴らしい舞台を作り上げることができる。
そんな特殊な力を持った人間に、一般庶民のモノサシを当てて非難してなんとする?
我々とは異なる感覚を持ち、能力があるからこそ、芸術家は我々の心を打つ作品を生み出すことができるのであり、自ずとそれはいわゆる不道徳なことと結びつく部分もあるだろう。
詐欺の片棒を担ぐといった一般庶民を巻き込む犯罪行為や、脱税行為に走るといった国民の義務を怠る行為など、処罰の対象となるものについてはそれを受けることになるのは当然であるが、世間的には「不倫」と呼ばれるような恋愛をしたからとって別に構わないではないか。
いいオトナの男女がすることに、他人がとやかく言う筋合いはない。

橋之助は取材に対して、
「このたびは多大なるご迷惑をかけて申し訳ありません」
と“お約束”の謝罪を述べているが、いったい誰に迷惑がかかったのか?
迷惑がかかったとすればイヤな思いをした妻の三田寛子であり、彼女にだけ謝ればいい話だ。
そんな部分も含めての橋之助の才能であり、彼の舞台とは関係ない。
いや、その恋愛が彼の舞台に更なる色気を与えることになるやもしれないし、演技の艶を増すものになるのではないだろうか。

芸能には、人生におけるありとあらゆる経験が影響を与える。
酸いも甘いも噛み分けてこそ、その技芸に深みが出るというもの。
清廉潔白な伝統芸能に、面白味は無い。

バカ大卒業生の方が頭良いのではないか。

2016年08月04日 | ニュースから
神奈川大生が世界遺産「ケルン大聖堂」の壁に落書きしてツイッター投稿

いわゆるバカッター事件も後を絶たない。
神奈川大学の学生二人が、世界遺産に落書きしてツイッターに投稿、大問題になって大学側が学生を連れて現地に赴き、被害者であるケルン大聖堂側に陳謝したという。
己のバカ行為をツイートするバカさ加減は言うに及ばず、そもそもケルン大聖堂の壁に落書きするというその精神構造が理解できない。
ツイッターのネタにしたいから落書きしたのなら本物のバカ。
ここまで低レベルな人間性には、言って聞かせて更生を期するのは無駄というもの。
「迷惑行為は罰せられる」という単純な図式で思い知らせるしか、この無能人間の行動を少しでも正す方法はない。
即退学させるべし。