加齢を愉しむために

未来に希望を抱けるように生きたいという願望を叶えるために如何に行動すればよいのかを探してみたいと思っています。

震災から4年が経過して

2015年03月12日 | Weblog

 震災4年後の昨日、ちょっと懐かしく感じる名前のメールが届きました。それは、うらと海の子再生プロジェクト代表の小泉 善雅さんからでした。

 タイトルは「うらと海の子再生プロジェクト~震災4年のご挨拶~」、内容は「お亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。」から始まり、当時の応援に対するお礼と感謝が丁寧に綴られていました。次に復興の現状報告、今後に向けた抱負等が書かれていました。詳しくはここをクリックしてでご覧下さい。

 私がこのプロジェクトに参加した経緯は2011年5月16日のブログ「再生プロジェクト」に書いています。1年後に復興の兆しに送られて来た牡蠣の事を2012年12月21日のブログ「復興の兆しを頂いてに書いています。

 その後も時々現状報告が届いていましたが、主人を亡くしてから自分の事で精一杯で忘れかけていたところでした。昨日のテレビでは、一日中いろいろな意味での「震災から4年が経過して」が取り上げられていました。その中で今の私の心に強く響いたのは、息子さんを亡くされたお母様が黙祷した後「会いたいです」とおっしゃった言葉でした。震災当時は恐い体験を話し合える主人が傍に居たし、身近に被災者が居なかったこともあって、関心は震災後の復興に向いていました。亡くなられた方々への想いや、身近な方を一瞬に亡くされた方々の深い悲しみは想像だけの世界でした。今の私には、それがどんなに悲しく、寂しく、大変なことなのかを切実に感じることができます。

 主人が亡くなる少し前、心細そうな私を見て「目の前のことをしっかりやっていけば大丈夫」と言い残してくれた言葉を頼りに生きて行くしかないと分かっているのですが・・・・・

 気分転換に買物に出かけたら、透き通るような青空の下で満開の梅が良い薫りを放っているし、川ではカルガモのつがいが仲良く泳いていました。

自然の営みが、折角ある命に感謝しなければと反省する気持ちにさせてくれました。


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