グローバル化とネットの進化によって・・・
最近体験した私にとっては初めての仕事の仕方について書いてみたいと思います。
昨年9月終わり頃から日本経済新聞のトップ紙面で「ネット 人類 未来」と名打った特集が掲載されていて、興味深く読んでいました。第1部~第3部まであり、2月の始めに終わりました。
どの部も成程とか、本当にそうなるの?と驚きとわくわく感とともに読んでいました。
その中で身近に感じられて、特に関心を引いた記事がありました。
それは第2部 小さくなった地球(1)
2つのサーバー 生まれる雇用、消える職という記事でした。(2012/11/22)
その記事の前半の内容は
**************************************
・世界中から人材
▼ミャンマーのヤンゴン近郊、朝8時。NTTデータのソフト開発拠点で日本語の朝礼が始まる。
12月の開業に向けて、研修を続ける現地の若者15人の目は真剣だ。
大卒初任給は月100~200ドル程度。社員は5年で500人に増える。
・自宅で仕事をする寺島さん。発注元とは会ったことがない(東京・武蔵野市)
▼都内の主婦、寺島香澄(30)はパソコンで内職に励む。
「家事と犬の世話の合間に」。文章をインターネット用テキストに書き換え、1本4千円だ。
寺島に仕事をつなぐクラウドワークス(東京・港)の登録者は創業1年で8千人になった。
グローバル化とネットの進化は雇用のあり方を大きく変えた。ミャンマーと日本の2つの例は、企業が高いスキルや低賃金の人材をどこからでも調達できるようになったことを示す。***************************************
この記事を読んで12月末、クラウドワークス(東京・港)に登録してみました。
と言っても登録に必要な情報の中には、入力しにくいものも多く、不完全な情報のまま放置していました。
それでもクラウドワークス事務局から
┏┓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┏┓
┗■┓〔1〕 ク ラ ウ ド ワ ー ク ス か ら の お 知 ら せ ┏■┛
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■┛
というメールが届くようになりました。
2月18日に下記お知らせを含むメールが届きました。
┏┓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏┓
┗■┓〔2〕 今 週 の ピ ッ ク ア ッ プ 案 件 ┏■┛
┗■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■┛
┏━┓
┃1┃あと2日!【「食」を切り口にした体験型農園「*******」のロゴデザイン】
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
内容が面白そうだったので応募画面を覗いてみました。
私はロゴデザインの仕事をしたことがありません。それでも特に応募制限もなかったので、この仕組みを体験したくて、以前ブログで使った画像を活用してこのコンペに応募してみることにしました。
既に沢山の方が応募していて、その一覧がみられました。
私が応募したのは下の写真です。
最初に応募したものには周りのキャッチフレーズを入れていませんでした。すると募集者からもうひと工夫して・・・というようなメールが届きました。
え~これでも受け付けてくれたのだ~と嬉しくなりました。
そこで周りにキャッチフレーズと会社名を入れて再度応募。
すると応募作品一覧に2個とも掲載されていました。
他の方の作品はスッキリしていて、いかにもプロが創ったロゴでした。
そんな中に自分の作品が並んでいること事態が不思議でした。
締切の翌日には採用発表があり、その筋のプロで、沢山の作品を応募した方のロゴの一つが採用されました。
成程と思う素敵な作品でした。
これが私の体験記です。
この体験で分かったことは、全くの素人もプロも同じ土俵で技を競い、採用された作品のみに、報酬が支払われるという仕組みが当たり前になって行くということです。
若い頃、私が勤めていた時代の会社では、会社が人材を育てるのが当たり前だったと思います。
特技の無かった私が何とかコンピューターの仕事を続けてこられたのもその仕組みの御陰だったと思います。
この章の後半には
ネット上のデータを用い、アナリストなどの仕事をコンピューターがこなそうとしていることが指摘され、
あなたの仕事は代替可能ですか?
と結んでいます。
時代の変化を身近に感じられた出来事でした。