加齢を愉しむために

未来に希望を抱けるように生きたいという願望を叶えるために如何に行動すればよいのかを探してみたいと思っています。

新しい習慣

2013年10月30日 | Weblog

目覚めと共にスマホでデジタルニュースを読む

 主人との会話が無くなって、なにげなく得ていた情報の量が減ったと感じています。
世の中から置いてきぼりを食ったような感覚に、ちょっと焦りを感じ始めていました。

 主人が居る時には、食事を準備するのは私、その間新聞を読むのは主人、食事中にそのおすそ分けとして身近なニュースを得ていました。
 家事の忙しさを理由に、いろいろなニュースのかなりの部分は主人を通して得ていた気がします。TVで珍しいニュースを見つけて「今ね、こんなニュースがあったよ」と得意げに伝えに行くこともありましたが、大抵の場合、「知ってるよ」と言われました。それはスマホのニュース速報で既に知っていたからです。

主人のスマホの画面にはニュースを取得するアプリが幾つもありました。

その事を知って、私も無料アプリの幾つかを最近取得したのです。
そのアプリは、朝日新聞(DIGITAL)24時刊、産経新聞、@nifty News、SmartNews等です。


 朝日新聞(DIGITAL)24時刊はタイトルと短い内容は全てみることができますが、詳細は有料会員のみが読むことができます。(会員登録者は1日にち3本は無料で読むことができます)
産経新聞、@nifty News、SmartNewsは全内容が読めます。
特に産経新聞は紙面をそのまま読めるので馴染み易かったです。
デジタル新聞の良さは速報が入って来るので、配達される新聞より速く情報を得ることができることです。

 床の中でざ~と目を通すと大体の世の中の様子が分かります。

初めは小さい画面で読むことに抵抗がありましたが、慣れると、詳しく読みたい処は拡大して・・・と要領を得て苦にならなくなりました。

 


私の歯医者さん

2013年10月28日 | Weblog

国会議員なんです。

 1ヶ月に一度位、定期検査に通っている歯科クリニックの歯科医さんが七月の参議院選挙に出馬して神奈川県でトップ当選しました。何時ものように予約日に受診すると、いつも通り「その後如何ですか」と診察して下さいました。20年来、主人共々お世話になっている方です。余りに身近な方の出馬に驚きました。当選しても歯科医を続けられると伺いほっとしていましたが、実際に国会議員になられても何時もと変わらない親切で丁寧な対応を嬉しく感じ、政治への関心も少し強くなった気がします。

 6月に主人が最後に治療して頂いた折りのことを思い出しました。普段は無口なのに、出馬を知った後だったので、「応援してますよ、頑張って!」と声を掛けたのです。傍にいた私も珍しいな~と思いましたし、後日独りで検診に伺った折りには、先生も「ご主人が珍しく話しかけて下さったのに・・・・・・・・」と訃報に驚いていました。

 本人の無意識のお別れの御挨拶だったのかな~と偲んでいます。

 

 気持ちの良い気候に誘われて、久し振りに庭に出てみると千両の実が色付き始めていました。ホトトギスの花はそろそろ終わりの時期に入っています。椿の蕾みも膨らみ始め、季節の移り変わりを感じることができました。

  以前から感じていたことですが、植物は静かに、一所に生きていますが、生命力の強さは人間以上なのかも知れません。 いろいろな試練もあるのに、それに対応しながら生き続けています。

 私も生きるチャンスを得ていることを自覚して・・・・・と改めて言い聞かせています。


偲ぶ

2013年10月23日 | Weblog

エネファーム設置完了

 エネファームの設置工事が先週やっと完了しました。
その工事は春に予定されていましたが、主人の病気で延び延びになっていました。

 このシステム導入については、主人とエコを身近に体験できるからと話し合い、楽しみにしていました。エネファームは都市ガスをつかって、自宅で「電気」と「お湯」をつくるシステムです。モデルケース(3人家族)では年間の光熱費は約3~4万円節約でき、二酸化炭素排出量は約1.0トン削減が可能)

 システム導入を楽しみにしていた主人が亡くなって3ヶ月半が過ぎようとしています。私は突然の出来事に茫然とし、未だに信じられない気持ちを抱えながら、一日に何度もいろいろな場面で主人を思い出し、涙ぐむ自分をどう扱えば良いのか・・・・・それでも目の前の雑事の片付けに追われることで、やっと生きています。

 そんな状態を見かねた親しい友人が
「貴女には偲ぶことが沢山あって・・・・・良かったですね」と慰めて下さいました。
その言葉に、はっとしました。

 最近テレビでつい先週まで元気でいらっした高齢な方々が亡くなられたとのニュースを見聞きする度に、高齢な私達夫婦が余りにも寿命について無頓着過ぎたのだとも気付きました。どちらかと言うと私達夫婦は未来志向で、可能な限り未知を体験したいと、時間の経つのを忘れていました。主人は私が自分の未知を見つけて歩き出すと喜んで、それを応援してくれました。だから今のただ哀しむだけの私を見たらがっかりすると思います。

 偲ぶことが沢山あることを仕合せと感じながら、寿命がある限り前向きに生きてみようと言い聞かせています。

 先ず7ヶ月以上休んでいたブログを書くことから始めてみようと思います。
タイトル(加齢を愉しむために)が気になりますが、加齢の意味を改めて考えてみたいと思っています。