心和むシニアの集い |
台風一過の晴天に恵まれた9日 あるシニアの秋の集いに参加しました。 その会の春の集いの折、春霞を思わせる生け花にうっとりしたのを思い出し、秋の生け花も楽しみに出かけました。 お部屋に入ると直ぐ目の前に期待どうりの素敵な生け花がありました。シンプルなのに秋の実りを表現した温かい感じに今回もうっとりしました。 |
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懐かしい方々とお弁当を食べながらの懇談の後、お招きした日本民藝館の関係者(同窓の先輩)の方による「哲学者柳宗悦と用の美の発見」というタイトルの素敵なお話を聞くことができました。 宗悦と民芸運動を支えた個人作家との心温まる交流状況のお話を交えてスライドで作品をみながら 手仕事の日本、先住民族への眼差し、琉球の富、美の法門等についての宗悦の考え方を思い入れたっぷりに話されました。 そのお話の途中で上の写真の花器に触れられ「この花器も銘が入っていないのですよね」と持ち主の方に問うていました。 そのときこの花器は今回のお話に合わせて選ばれたものなのかな~と感じました。 ブランドに頼らず宗悦の独自の審美眼により蒐集された品々が展示された日本民藝館に是非行ってみたいという気持ちになりました。 台風を上手に通り抜けた金木犀の薫りを愉しみながら・・・・・ |