加齢を愉しむために

未来に希望を抱けるように生きたいという願望を叶えるために如何に行動すればよいのかを探してみたいと思っています。

胃がん手術後6ヵ月が過ぎて

2017年09月10日 | Weblog

 先日術後初めてのCT検査を受け、手術した箇所に異常はないと分かりホットしました。でも再発防止のための治療は最低一年間は、今後も続けるそうです。今飲んでいる抗がん剤は少ない量で、副作用も軽いのですが、それでも食欲が落ちたり、味覚が少しおかしくなったりしています。

 癌は長い付き合いになるのだと最近理解し始めました。周りの方から自分の例や知人の例として「術後10年経って今も元気にしているわよ」とか、「昔、がん手術で胃を全摘したけれど今は何でも食べられるのよ」と聞いて、手術で患部を除去すればそれでお仕舞いと思い込んでいましたが、実は皆さんその後、再発防止のために色々自分に合った方法で治療を続けた結果なのだと分かりました。自分が実際に病気にならないと分からなかった事です。主人は術後あっと言う間に全身に転移し、緩和ケアでしたので・・・・・

 今はテレビ等で癌発生の仕組みが分かり易く解説されています。それらを参考に毎日の食事、運動、睡眠等に気を付けて健康に過ごすようにし、免疫力をアップさせ、再発防止に努めたいと考えています。

 現在の私の癌治療に関てしは、基本6週に一回の通院ですが、その間にCT検査が入ったりします。通院は娘同伴です。その他、車での外出も今の私は運転を控えているので娘と一緒です。娘は乳がん手術後の副作用や、再発防止のケアをしながら、忙しく仕事をこなし、私の為に時間を作ってくれています。

 今の私にとっては外出することが非日常なので、遊ぶ機会ともとらえています。そんな気持ちを察してか、娘は「私も気分転換になるから」と気持ちよく付き合ってくれています。

今日の朝食(1時間かけて完食)

こんな具合に愉しみも見つけながら過ごせている今の状態に感謝!!

 


エスニック料理

2017年09月01日 | Weblog

  最近テレビやネットでエスニック料理の情報に触れることが多くなったと感じています。

 情報の内容からエスニック料理とは色々な国々の民族料理で、それぞれ使われる香料や香草による味付けが独特な料理で、家でもそれ風なものなら簡単に作れる事も分かりました。中国料理や韓国料理には馴染みのものも多く、知っている積りでいましたが、まだまだ知らないことの方が多く、私の知っている中国料理や韓国料理は、日本風にアレンジされたものも多く、インド料理と思われていた私の知っているカレーは本場のものとは大きくかけ離れていることも分かり、エスニック料理に興味が湧いてきました。

 最近電車に乗ってしばらくするといろいろな国の言葉を耳にします。東南アジア系の方の外見は日本人と見分けがつかないこともあり、電車に乗ってから改めて外国人の多さに驚くことがしばしばです。ブラジルなどの中南米の方も多く、長い間外国人と言えば外見で直ぐ見分けがつく欧米人だと思い込んでいた時代はもう遠くなったんだな~と感じています。

 そんな今の日本では、タイ カンボジア インドネシア ベトナム シンガポール ミャンマー インドの料理に接する機会が身近なところにあり、気軽にランチで試してみたりできます。

 そこで知った事は私が食べるエスニック料理はエスニック料理風のもので、日本人に合うようにアレンジされているようです。例えば本場のレシピで作られたカレー?と私がカレーと長い間思い込んでいた日本風カレーとは大きな違いがあります。

 本来のエスニック料理はその国の気候や料理に使われるその国の材料に合うように作られているので、私のように長い間日本風にアレンジされた味を美味しいと感じてきた者にとっては違和感があって当然なのだと思います。又逆もあると想像できるようになりました。

 エスニック料理の現地風のレシピで出来上がったものは今はまだ直ぐ馴染むことができないことも多いですが、ちょっと工夫してアレンジすると思いがけず美味しいお料理になったりします。今の私に必要な塩分控え目で美味しい料理のヒントとして、エスニック料理は大きな味方になると感じています。

  上の写真は7年前に撮った、バリのホテルの庭にある素敵なレストランで夕食を楽しんだ時のものです。サラダや魚介類の焼き物中心の料理の中にあった、大きな椰子の実をくり抜いた器に注がれているジュースは、ほのかな甘さのスポーツ飲料のような味だったことを思い出しました。当時は、日本の甘いジュースと比べて物足りなく感じましたが、今なら自然な甘さを楽しめたと思います。

 知らない味に触れ、そこからその国の文化にも興味を持ち、異なる民族との相互理解につなげて行けたら素敵だな~と感じています。