加齢を愉しむために

未来に希望を抱けるように生きたいという願望を叶えるために如何に行動すればよいのかを探してみたいと思っています。

「さしす梅干し」 完成

2017年07月16日 | Weblog

  今年の梅雨は横浜地域は空梅雨気味で夏日が続きました。そこで土用の入りを待たずに梅漬けの天日干しをしました。3~4日干して元のビンに戻し、紫蘇と一緒に漬け込んだら少し色付き始めました。

 「さしす梅干し」はキャッチフレーズ通り簡単でした。もうたべられる状態です。

  味はまろやかで、酸味もあり、とても美味しいです。ただ昔ながらの塩だけで作ったものと栄養価が同じなのかどうかは分かりません。

 完熟の実を、さ(砂糖)・し(塩)・す(酢)で漬けて干すのが、「さしす梅干し」で、昔ながらの梅干しは完熟の実を塩だけで漬けて干すものです。

 今回の事がきっかけで市販の梅干しについても関心が湧き、調べてみました。塩分控え目と書かれたものの殆どは、酢や砂糖や蜂蜜が使われていることが分かりました。母が漬けていた塩だけの梅干しもありましたが、ラベルには、「昔ながらの梅干し」のように書かれ、材料名には、梅、塩と書かれていました。このような変化にも気付かないでいたことに驚いています。いつ頃からこのような梅干しが売られていたのかしら?

 母が元気だった頃は梅干しは母に作ってもらうものでしたし、自分で作るようになっても母に教えられた漬け方しか無いものと思い込んでいました。

 母がこの梅干しを食べたらどのような評価をするのかしら???

 聴いてみたいな~


今日は祥月命日(2017年7月7日)

2017年07月07日 | Weblog

 娘が作った七夕飾りに願いを込めて短冊をつるしました。亡き主人に あいたいなあ と思う気持ちはこっそりこの画像の短冊に書いてみました。

 年初に、私は生まれて初めての大病をし、奇跡のような偶然の巡り合いがあって、今こうして生きています。偶然の出来事が起こる度に、姉妹が口を揃えて「お兄さんが手伝ってくれたんじゃない?」と言い、娘も偶然にしては不思議過ぎる出来事が何度かあったと私に話してくれました。私も素直に今も見守ってくれていると信じられ、主人が嫌った愚痴はなるべくこぼさずに、明るく前向きに生きて行きたいと改めて思っています。 


現在の日本橋三越本店界隈を散策して

2017年07月01日 | Weblog

 6週間ぶりの外来診察で経過が順調と分かり、娘共々ほっとし、気を良くして寄り道をしてきました。

 私が初めて就職した会社は日本橋三越本店前のビルにありました。そこで私が生涯関わることになったコンピュータの仕事に出会い、出産を機に退社するまでの素晴らしい時間を過ごしました。その思い出に出会いたいと丸の内線、半蔵門線と乗り継いで日本橋三越本店前駅で降りました。

 地下から出ると目の前に懐かしい日本橋三越本店が当時のまま在りました。店内は静かで落ち着いた雰囲気で、商品が溢れていた昔のイメージとは違いホテルのロビーのような感じがしました。ゆったりしたスペースに配置された椅子に座って・・・・・私が学生時代には、既にこの天女像が設置されたそうなので、当時の私はこの情景を知っていた筈なのに、特に思い入れもなくて、当時は目の前のコンピュータの魅力に取りつかれていたのかなとか、買い物を愉しむ余裕もなかったな~とか、思い出していました。そうそう妊娠期間中はこのデパートの地下食堂を良く利用したとか、隣りの、旧三井信託銀行の本店の地下の社員食堂(私の勤めた会社(現在の東レ)が三井系だったので利用できたのです)は良く利用したとか、あのころ私の興味は仕事以外では食べる事が第一だったことを思いだしました。

 この界隈には、日本橋三越本店、旧三井信託銀行の本店は国の重要文化財に指定されて今もそのまま保存されているし、老舗も沢山残っていて、昼食は行列ができている老舗の『江戸前天丼』(今の私には無謀な挑戦でしたが眺めるだけでも元気になりました)をいただき、思い出に浸るには打って付けでした。

 そのまま八重洲口までぶらぶら歩き、ついでに丸の内北口に出て、旧三菱一号館を復元してできた三菱一号館美術館Café1894でカフェ・ラテを飲み、中庭で吹き抜ける風を愉しみ、帰宅しました。

 こんな体験ができるようになった事が今の私には奇跡のように思えます。元気な頃には望めば直ぐ手の届くものだったのに・・・・・これからは、今迄見落としたものを掬い取ってゆっくり生きて行きたいと感じています。