今年の梅雨は横浜地域は空梅雨気味で夏日が続きました。そこで土用の入りを待たずに梅漬けの天日干しをしました。3~4日干して元のビンに戻し、紫蘇と一緒に漬け込んだら少し色付き始めました。
「さしす梅干し」はキャッチフレーズ通り簡単でした。もうたべられる状態です。
味はまろやかで、酸味もあり、とても美味しいです。ただ昔ながらの塩だけで作ったものと栄養価が同じなのかどうかは分かりません。
完熟の実を、さ(砂糖)・し(塩)・す(酢)で漬けて干すのが、「さしす梅干し」で、昔ながらの梅干しは完熟の実を塩だけで漬けて干すものです。
今回の事がきっかけで市販の梅干しについても関心が湧き、調べてみました。塩分控え目と書かれたものの殆どは、酢や砂糖や蜂蜜が使われていることが分かりました。母が漬けていた塩だけの梅干しもありましたが、ラベルには、「昔ながらの梅干し」のように書かれ、材料名には、梅、塩と書かれていました。このような変化にも気付かないでいたことに驚いています。いつ頃からこのような梅干しが売られていたのかしら?
母が元気だった頃は梅干しは母に作ってもらうものでしたし、自分で作るようになっても母に教えられた漬け方しか無いものと思い込んでいました。
母がこの梅干しを食べたらどのような評価をするのかしら???
聴いてみたいな~