フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

フルート、ピアノ、ヴァイオリン、ソプラノコンサートを聴く

2013-08-18 | フルート

今日は大泉のセレナーデで「たっくんとスペシャルな音楽家たち」コンサートがあったので聴きに出かけた。

会場のセレナーデは久しぶりだ。オーナーご夫婦にご挨拶すると、お二人ともお元気で活躍されているようだ。

午後3時から始まったコンサート、冒頭は、軽快なバッハの「ブランデンブルク第5番」。ピアニストの細田さんは、キーボードで低音のパートを演奏されていた。この曲を聴くと、心はいっぺんにクラッシク音楽モードに切り替わった。

次は上出朝子さんのソプラノ独唱でヘンデルの「9つのドイツアリア」。透明感の高い美しいソプラノ声が爽やかだった。マルティヌーの「マドリガル ソナタ」は初めて聞いたが、さぞかし演奏が難しいであろう。

 休憩後、出演者のソロ演奏を楽しむ。最初に矢島吹渉樹さんピアノでリスト「ラ・カンパネッラ」曲目紹介で、「暑い夏ですので涼しげな曲」を選びましたとのことだが、いえいえ、後半は、劇的な盛り上がりに熱くなってしまった。

次は池澤卓郎さんのヴァイオリン、イザイの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ作品27 第5番より「田舎の踊り」、極めて高い演奏技術が求められる曲であるが、そのテクニックを楽しませてくれた。

続いて、鈴木卓さんのフルートでリーバーマン「フルートソナタ作品23」、リーバーマンは現代のアメリカ作曲家。現代曲としてはとっつきやすいといわれているが、フルートの超絶技巧が随所にちりばめられていて、息もつかせぬ演奏だった。

最後に参加者全員でモーツァルトの「アレルヤ」の演奏だ。美しく楽しい演奏だったので会場は大きな拍手に包まれた。

演奏が終わって、受付のところに来ると、今日もトム君が元気に大はしゃぎだった。