フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

初めてのチェロとの二重奏

2013-08-12 | フルート

今日は、チェロをされているHさんにお越しいただいた。フルートの仲間のFさんの紹介で、チェロをされている方がおられますよと教えていただき、ご連絡して、我が家で一緒に合奏しましょということになった。

チェロを部屋に運び入れると、やはり大きな楽器なので、存在感がある。

まずは、自己紹介を兼ねて、「アダージョの森」をご案内した。森の中を歩きながらお話をお伺いすると、Hさんのお住まいは私たちがいつも通っているレインボーライン沿いにあるとのことだ。それに、山登りがお好きで、週に一度は八ヶ岳に上っておられるとか。先週も唐沢鉱泉から天狗岳を往復してきたとのこと、なかなかの健脚である。

部屋に戻って、それでは合奏しましょうか、ということになった。チェロとフルートの二重奏の曲はあまりないので、ヴァイオリンとチェロとの楽譜を使うことにする。まずは、いつも演奏している「G線上のアリア」だ。さすが低音のチェロの響きは迫力がある。いつもと勝手が違うので最初は少し手間取ったが、何度か演奏しているうちにぴったり合ってきた。次は、レスピーギの「シチリアーノ」、四重奏用の楽譜なので、ソプラノとバスのパートを演奏した。

二重奏の後は、チェロの独奏で「タイスの瞑想曲」、映画「おくりびと」の主題歌をきかせていただいた。心に響いてくるチェロの響きが美しい。私は、「精霊の踊り」を演奏した。

Hさんとは、すっかり打ち解けることができて、またご一緒に演奏しましょうとお約束し、お別れした。