フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

野菜の苗に棚と添え木をする

2013-05-18 | 

今日は雲が多い空模様だ。八ヶ岳や南アルプスは雲の中だ。先日植えた畑の苗が土になじんできたので、今日は、それらの苗が風や雨で倒れないように、添え木を当てる作業をする。

今植えている苗は、背丈がごく小さいが、トマト、ナスビ、オクラなどは、見違えるほどの背丈まで育つ。その1本1本に、枝を添えて、紐で結えておこう。トマトは脇芽が出始めているので、それらも摘んで、1本仕立てにする。

問題は、キュウリとツルインゲンの棚づくりだ。ツル用農作物のネットを使えば簡単だが、それほどの数を植えるわけではないので、笹と紐を使って棚を作る。この作業はもっぱら妻の役割だ。私が庭作業をしている間に、紐で編んでいって、棚が完成した。これで、キュウリ達は、好き放題によじ登ることができるであろう。

午後は庭に戻ってきて、庭作業を行った。新緑がまぶしかった庭も、いつしか木々の葉が展開し、緑色濃くなってきた。

山野草花壇ではサクラソウが元気に花を咲かせている。

それを背景にしてヤマツツジの色がひと際際立って浮かび上がっている。


明日を夢見る花苗の植え付け(その2)

2013-05-17 | ガーデニング

今日もいい天気になったので、朝食後直ぐ庭に出る。この間衝動的に買ったり、いただいた苗を植え付けよう。私はどちらかというと、赤系、黄色系の花よりは、青色と白色それに銅色の花が好きだ。自然、そういった種類の花が集まってきた。

先ずは、青色の花だが、

そのブルーの美しさに思わず引き込まれてしまった千島ルリオダマキ。これは、実にすばらしい花だ。説明書きには強健だと書かれているが、本当に強健に夏・冬を越し、来年元気に一回り大きな株で花を咲かせてほしいものだ。これまでのオダマキと混じっては困るので、離して植えることにした。

サルビア・トワイライト・セレナーデ これは、鋭い青さが良さそうだ。夏には涼を呼びこんでくれるであろう。

続いて、ペレニアル・フラックスだが、か細い茎にゲラニウムに似た青い花が咲いていて、ちょっとした風にそよぐ姿がいい。

庭に一面、ワスレナグサが咲き誇ってほしいと長い間思っている。がなかなか上手くいかない。今年も小さなワスレナグサなら庭のあちらこちらに出てきてくれた。昨年種を播いておいたものである。しかし余りに苗が小さいのが納得できない。アンチューサは、強健種で、ワスレナグサに似た小さい青色の花が咲いてくれるのがいい。

クレマチス パール・ダズール(ジャックマニー系)これは、バラ・ポールズヒマラヤンムスクの添え木に絡ませた。ややピンクの白バラとの相性が良さそうだ。

中央花壇の法面には、ラショウモンカズラを植える。移植したばかりなので元気はないが強健なのでなんとか根付いてほしいものだ。


続いて、白色の花。

先ずは、アネモネ・シルヴェトリス アネモネの原種で純白の花を咲かせる。シュウメイギクに似ている感じだ。

続いてジキタリス・アンビキュア 白色のfox gloveが立ち上がっていく姿を見たいものだ。

クレマチス・モンタナ・プロスペリティは西側の入り口近くに植えた。文字通り、「栄え」て、大きな白いアーチに育ってくれることを夢見ている。自作のトレリスに絡ませる。

キミさんが種から育ててくれたオルレイヤ・グランド・フローラはまだ芽生えたばかりだが、強健種なのでなんとか大きくなってほしいものだ。

銅葉系ではリシマキア・ファイヤークラッカー。

これは種が飛んで自然に広がっていくらしい。それに、ユーホルビア・ブラックバード。これらが、庭に不思議な色合いの空間を作りだすのを夢見ている。

 

 その他、ユーフホルビア、タツタソウ、風船トウワタ、イブキジャコウソウ、プリムラ・カピアータなどを植えたが、何としたことであろう、写真を撮り忘れてしまった。写真など撮っていられない状況だったといえ、弁解を言っていては前へは進まないことを自戒する。

私が花の苗を植え付けている間に、妻は、「ロックガーデン」を作っていた。ヤマザクラが光を遮って、日当たりの悪いところなので、本物のロックガーデンとは言えないが、雰囲気はできている。

岩の間に、イブキジャッコウソウ、ワスレナグサ、シクラメンなどを植え付ける。

その他 大葉ギボウシ系 ホスタ エレガンス ブルーがかった美しい灰緑色葉が目を引く。その下にあるのがジャックフロスト。この花が環境に合って成長してくれるかどうか、やや不安だが楽しみだ。

全ての植え付け作業が終わったのは午後5時。一日中庭に居たことの仕上げとして、炉でホッケを焼いて夕食としよう。

 


5月の風に乗って屋外演奏を楽しむ

2013-05-16 | フルート

今日は朝10時から蓼科のTMTMさん宅で、音楽練習会があるので、9時前に家を出た。小淵沢から鉢巻き道路を走ると、丁度、オオヤマザクラであろうか、ピンクのヤマザクラが満開だった。Ohimajiさん宅に寄ってから、TMTMさん宅へ10時過ぎ到着。庭にはクラブアップルが美しく咲いていた。

いつもは、着いてから色んな世間話についつい時間が経ってしまう。それを反省して今回は、蓬大福を少しつまんで話を切り上げ、早速練習に入った。

先ずはフルートとピアノ。私のフルートで「愛の挨拶」をやる。聞いていただいて、どうも、フェルマータやritのかけ方が甘いとのこと。自分ではかけているつもりだが、もっとはっきりと利かせなければないとの指摘を受けた。

その後は、Ohimajiさんのフルートで「夢の後に」。このフォーレの曲は、3連符のところがなかなか難しそうだ。こういうタイプの曲は私は苦手なのだが、Ohimajiさんは得意とされている分野で情感たっぷり吹いているのが印象的だった。

その後は、フルート二重奏でパッヘルベルのカノンをやる。前回は散々だったが、今回は何となんと、途中で止まることなく、最後までそれなりに演奏することができた。これが何より嬉しかったし、今回の練習会の大収穫だった。

それで気を良くして、昼食休憩に入る。昼食は、おのおの持ち寄りで、炊き込みご飯の握り飯、手作り味噌を使った豚汁を食べる。この豚汁はボリュームたっぷりで美味しかった。

昼食後は場所をOhimajiさん宅に移して、屋外練習をすることになった。あたりは田んぼしかないところなので、スピーカーを使って大きな音を出しても誰からも何も言われないのがいい。

TMTMさんのギター伴奏が入って、おなじみの「コンドルは飛んでいく」をやる。屋外でやるとこのアンデスの曲の雰囲気がぐっと高まる。嬉しくなってOhimajiさんが楽譜を用意してくれていたので「花まつり」もやった。

その後はスカボローフェア、「恋人よ」など、もろもろのフォークソングをやる。最後にTMTMさんが始めているサックスを聞かせていただいた。前回より音の響き、旋律のつながりが良くなっている。これは、「できていないのですよ」といいながら、日ごろかなりの練習を積み重ねているからであろう。

練習の途中でキミさん手作りのパウンドケーキを御馳走になった。練習の後は、キミさんが丹精をこめて育ておられる野草の花壇を見せていただいた。オキナグサが風になびいている姿が美しい。友達から貰ったチングルマが今年は何とか育ってくれたと喜んでおられた。帰りには、大切に育てたタツタソウをはじめ色んな苗をいただいた。


料理教室、花屋さん巡り、満開のナニワイバラ

2013-05-15 | 趣味

今日は私のフルートレッスンの日だが、生憎トム君の体調が悪いので、レッスンが中止になった。急に時間が空いたので、行きたいと思っていたまま行けないでいた、花屋さんを見て回ることにした。

先ず訪れたのは、日野春ハーブガーデン・玉川園芸だ。この店の会員になっているので、花のカタログを送ってくれていたので、それを持って店の中を見回る。いずれも垂涎の花ばかりなので、「買いたい衝動」を抑えるの苦労する。ところが、レジに「2000円以上お買いあげると、一鉢プレゼントします。」との表示があったので、とうとう2000円以上買ってしまった。

続いては、ミヨシペレニアルガーデン。ここは、入り口を入ってからのメドウガーデンが美しい。水色と銅葉色の植物が自然に風になびいている姿に惹かれてしまった。

ここでも、色々買ってしまった。とりわけ銀青色というのであろうか、前々から欲しかった「ジャック・フロスト」があったので、直ぐに飛びついてしまった。少し寒さに弱そうなので、店員の方に尋ねると、清里でも大丈夫ですよと言っていただいので、安心して買うことにした。それ以外にも、いつもの悪い癖で、店内を回っている間に2鉢3鉢とついつい手を出してしまった。

 

私が、花苗を物色している間、妻は料理教室でワイワイガヤガヤ楽しく、美味しそうな料理を作っていた

今日の献立は、左から右周りに、いり豆腐、カボチャと手羽先の煮物、ジャガイモと海苔と軸三つ葉の酢の物、茄子のそら豆和え、丸揚げ豆腐のうすクズ汁、蓮根もち 大根おろし、まぐろと鯛の刺身。

その後、KITAHOさん宅に立ち寄る。先日お越しいただいた時に、ナニワイバラが満開になったので是非見に来てくださいとお誘いを受けていたからだ。KITAHOさん宅に着くと早速庭を案内していただく。どこからか迷い込んだという野良猫「ニャオ」が気持ちよさそうに芝生の上にあおむけに寝ていた。

表へ回ってみると、ナニワイバラが左右に大きく枝を広げ大きな真っ白い花を咲かせている姿は迫力満点だった。アダージョの森にも、このバラの苗が育っているので、いつかは私たちもこれだけのバラの花を咲かすことができるかと思うと嬉しくなってきた。

帰りがけに、マンシングのキャップが手に入ったので、私にプレゼントしましょうと手渡してくれた。これを被ると少し若返った気分になってくるではないか。何からなにまでKITAHOさんには頭が下がる思いだ。


新緑の森に風が駆け抜けた

2013-05-14 | 人々との交流

今日は、日ごろ拙ブログに楽しく、ヴィヴィッドなコメントを入れてくれているカタナンケさんにお越しいただいた。お話をお伺いすると、朝早く横浜を発ち、友人たち3人と佐久でゴルフをやった後、拙宅により、韮崎まで行くとのことなので、ほとんど時間がないとのこと。

昨日道を普請したばかりなので、車は入り口に置いていただくことにして、早速庭をご案内した。今の季節に小さな花を咲かせる、オトコヨウゾメを紹介した。この花は、植え木の流通ルートには無い花なので、オトコヨウゾメという名前が少し覚えにくそうだ。

その後、中央花壇にある、ツツジの話。私が、随分前(家の建設時)に植えたまま、まだいっこうに花を咲かせないのですよ、というと、カタナンケさんから「ゴヨウツツジのようですね」とご指摘があった。私はすっかり忘れてしまっていたので、後でよく見てみると、確かにゴヨウツツジのようだ。真っ白な花が咲くと思って、かつて植え付けたのだろう。

その後は、silent gardenのチゴユリとマイヅルソウの群落を見ていただいた。ともに小さな花なので派手さは無いが、よく見ると、何とも言えない気品がある花である。

もう少し、ゆっくりと庭をご案内したかったのだが、宿のチェックインの時間があるので、今回はこれでお別れすることになった。お土産にいただいた神戸「一番館」のチョコレートは、リンゴの味が絡まったまろやかな味がして美味しかった。

カタナンケさん、ハードな日程の中、遠路はるばる、草深い里山にお越しいただき大変ありがとうございました。