フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

5月の風に乗って屋外演奏を楽しむ

2013-05-16 | フルート

今日は朝10時から蓼科のTMTMさん宅で、音楽練習会があるので、9時前に家を出た。小淵沢から鉢巻き道路を走ると、丁度、オオヤマザクラであろうか、ピンクのヤマザクラが満開だった。Ohimajiさん宅に寄ってから、TMTMさん宅へ10時過ぎ到着。庭にはクラブアップルが美しく咲いていた。

いつもは、着いてから色んな世間話についつい時間が経ってしまう。それを反省して今回は、蓬大福を少しつまんで話を切り上げ、早速練習に入った。

先ずはフルートとピアノ。私のフルートで「愛の挨拶」をやる。聞いていただいて、どうも、フェルマータやritのかけ方が甘いとのこと。自分ではかけているつもりだが、もっとはっきりと利かせなければないとの指摘を受けた。

その後は、Ohimajiさんのフルートで「夢の後に」。このフォーレの曲は、3連符のところがなかなか難しそうだ。こういうタイプの曲は私は苦手なのだが、Ohimajiさんは得意とされている分野で情感たっぷり吹いているのが印象的だった。

その後は、フルート二重奏でパッヘルベルのカノンをやる。前回は散々だったが、今回は何となんと、途中で止まることなく、最後までそれなりに演奏することができた。これが何より嬉しかったし、今回の練習会の大収穫だった。

それで気を良くして、昼食休憩に入る。昼食は、おのおの持ち寄りで、炊き込みご飯の握り飯、手作り味噌を使った豚汁を食べる。この豚汁はボリュームたっぷりで美味しかった。

昼食後は場所をOhimajiさん宅に移して、屋外練習をすることになった。あたりは田んぼしかないところなので、スピーカーを使って大きな音を出しても誰からも何も言われないのがいい。

TMTMさんのギター伴奏が入って、おなじみの「コンドルは飛んでいく」をやる。屋外でやるとこのアンデスの曲の雰囲気がぐっと高まる。嬉しくなってOhimajiさんが楽譜を用意してくれていたので「花まつり」もやった。

その後はスカボローフェア、「恋人よ」など、もろもろのフォークソングをやる。最後にTMTMさんが始めているサックスを聞かせていただいた。前回より音の響き、旋律のつながりが良くなっている。これは、「できていないのですよ」といいながら、日ごろかなりの練習を積み重ねているからであろう。

練習の途中でキミさん手作りのパウンドケーキを御馳走になった。練習の後は、キミさんが丹精をこめて育ておられる野草の花壇を見せていただいた。オキナグサが風になびいている姿が美しい。友達から貰ったチングルマが今年は何とか育ってくれたと喜んでおられた。帰りには、大切に育てたタツタソウをはじめ色んな苗をいただいた。