今日の午後からは、先日、お庭を拝見させていただいた、Sさんご夫婦にお越しいただいた。ご夫婦とも樹木や山野草がお好きとのことで、我が家の庭を見ていただくことになったのだ。
早速、森の中をご案内する。奥さんから「ミヤマウズラがる」と教えていただいた。普段から山野草愛好家との勉強会をされている奥さんは、山野草の智識が豊富だ。
赤い実をつけている木の名前が分からないと言うと、葉をちぎって家に帰り、あとから「ミヤマガマズミです」と教えていただいた。
北側の山道に生えているアザミやノギクの名前をお聞きしたが、覚えていたつもりがすっかり忘れてしまった。
アザミによく似ているが葉に棘のないタムラソウも教えていただいた。
オトコヨウゾメの実も赤く色づいてきている。
足元には青い栗が落ちていて、ぽっかり割れている。
奥さんがツノハシバミの枝に鳥の巣がぶら下がっているのを発見。私たちは毎日見ているところなのに全く気が付かなかった。
家に戻ってきてからも楽しい会話は続く。ご主人は野菜作りをされていて、豊富に取れたと言うバナナピーマンや甘トウ美人などを分けていただいた。
奥さんは、これからは、野鳥観察会が本番をむかえるとのことで、先日は、乗鞍岳の麓にある「白樺峠のタカ渡り」を見学されて来られた。南の方へ渡るタカ類の飛ぶ姿は実に壮観とのこと。
ご主人も多趣味な方で、渓流釣りや陶芸もされているとのこと、陶芸の話を出たので、妻がこの間作った作品も見てもらった。
お二人に私たちの庭を気にいっていただいたのが何よりだ。今度はゆっくりお食事をでもご一緒しましようと言うことで、お別れとなった。