フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

楽しい山野草の語らい

2012-09-24 | 人々との交流

今日の午後からは、先日、お庭を拝見させていただいた、Sさんご夫婦にお越しいただいた。ご夫婦とも樹木や山野草がお好きとのことで、我が家の庭を見ていただくことになったのだ。

早速、森の中をご案内する。奥さんから「ミヤマウズラがる」と教えていただいた。普段から山野草愛好家との勉強会をされている奥さんは、山野草の智識が豊富だ。

赤い実をつけている木の名前が分からないと言うと、葉をちぎって家に帰り、あとから「ミヤマガマズミです」と教えていただいた。

北側の山道に生えているアザミやノギクの名前をお聞きしたが、覚えていたつもりがすっかり忘れてしまった。

アザミによく似ているが葉に棘のないタムラソウも教えていただいた。

オトコヨウゾメの実も赤く色づいてきている。

足元には青い栗が落ちていて、ぽっかり割れている。

奥さんがツノハシバミの枝に鳥の巣がぶら下がっているのを発見。私たちは毎日見ているところなのに全く気が付かなかった。

家に戻ってきてからも楽しい会話は続く。ご主人は野菜作りをされていて、豊富に取れたと言うバナナピーマンや甘トウ美人などを分けていただいた。

奥さんは、これからは、野鳥観察会が本番をむかえるとのことで、先日は、乗鞍岳の麓にある「白樺峠のタカ渡り」を見学されて来られた。南の方へ渡るタカ類の飛ぶ姿は実に壮観とのこと

ご主人も多趣味な方で、渓流釣りや陶芸もされているとのこと、陶芸の話を出たので、妻がこの間作った作品も見てもらった。

お二人に私たちの庭を気にいっていただいたのが何よりだ。今度はゆっくりお食事をでもご一緒しましようと言うことで、お別れとなった。


秋はコンサートに出かけよう

2012-09-23 | フルート

朝になっても昨夜からの雨が降り続いている。外気温13度、室温20度、湿度48%。

午前中は、雨が降り続いていたので、余念なくフルートの練習をすることができた。午後からは、長坂の聖マリア教会でピアノコンサートがあるので出かける。2時からの開演だが1時30分頃教会に着いた。その頃は雨が止んでいた。会場のホールは既に満席で、新たに椅子を持ち運び込まれていた。入場料は1000円だ。お声かけしていたTMTMさんご夫婦は既に来られていて、場所を開けてくれていたので助かった。

司会のUさんの話によると、この度、教会に「DIAPASON」のグランドピアノが寄贈されたので、そのお披露目のコンサートを開催したところ、沢山の人にお越しいただいて、とてもうれしく思っている、とのこと。

演奏は2部に分かれていた。1部は、ドビュッシー、ショパンを初め、なじみの曲が演奏された。ドビュッシーの「月の光」、ショパンのノクターン「遺作」が良かった。ウェーバーの「舞踏への勧誘」は久しぶりに聴くことができた。

2部は、リスト、プーランクなどの曲で、今まで聴いたことがない曲だ。リストの「ウィーンの夜会 シューベルトのワルツ・カプリシャス」がなかなか、面白い曲だった。

演奏が終わってから、教会の副牧師さんから、「この教会のホールは新しく作り変えたので、コンサートなどに使っていただければありがたい。礼拝堂は24時間開けているので、一人で祈りたい時など、是非お越しください。」との言葉があった。

八ヶ岳では秋になると、こうした小さなコンサートが色んなところで開催されるので、それらを聴きに行くのも楽しみだ。


夕食は楽しく

2012-09-22 | 人々との交流

早朝は曇っていたが、朝食を食べ終わったころから、陽が射して明るくなってきた。庭は、シュウメイギクがどんどん咲いてきて、俄かに明るくなってきた。

朝のうちは今日も、庭の草刈りをやろう。森の中は小さな木の苗が無数に生えていて、それを刈ると破片が身体に飛んでくる。ひやひやしていたら、作業がはかどらないので、今日はヘッドマスクをかぶって作業をする。蒸せて暑いが、顔に石や木切れが万一飛んできても安全に作業できるのがいい。

いくらやっても、なかなか草刈は進まないが、それでも、なんとなく、すっきりしてきた。森の南西側は、ブルーベリーなど果樹を植えていきたいので、日差しを遮る樹木はどんどん伐採していかねばならない。この作業は落葉樹が葉を落としてからやることにしよう。

昼からは、甲府のスバルへ行く。先日の点検の際に左前輪のサスペンションの部品が破損し、油漏れがあるので、その部品を交換するためだ。

夕方からは、りゅうちゃん宅で夕食を一緒に食べることになった。お忙しいので、なかなか八ヶ岳に来ることができないとのこと。庭のバラのアーチに面白いものがぶら下がっていた。

先ずは久しぶりの再会を祝して乾杯だ。その後は、おばあちゃんの介護の話や、二胡の話、「ゆるゆる体操」、ボルトの走力の秘密、アンチエイジング、最近お二人で始めたと言う「ブレイブボード」の話、私たちのドイツ旅行の話など、話題満載で実に楽しかった。


「ミューズの調べ」コンサートの準備が進む

2012-09-21 | フルート

 

今日は、10月20日(土)に予定されている、「ミューズの調べ」コンサートに向けたミーティングを行った。主催のキムラヤガーデンズさん、TKボタニカルさんをはじめ、鈴木夫妻、Mさんが拙宅にお集まりいただいた。

問題のチェンバロの搬入や会場準備は、「セレナーデ」さんから、前日運び込んでもいいとのお返事をいただいたので、大助かりだ。前日にたっぷりリハーサルの時間も取れるのはありがたい。当日の受け付けや駐車場案内などの役割分担や、進行タイムテーブルなどを確認する。

ミーティングの休憩時間には、Mさんから差し入れしていただいた「ほうずきんちゃん」をいただいた。これは、富士見の和菓子店「井筒屋」さんが売り出している、町内産の食用ホオズキを使った、白あんの大福だ。ホウズキの袋が頭にかぶさっていて、見た目にかわいらしい。大福のもっちりとした舌触りにホオズキの甘酸っぱさがぴったりで、実に美味しいお菓子だった。

後半は、「ミューズの調べ」コンサートのPRの強化について話し合う。8月中にチラシを置かせていただいたところでは、すでにチラシが無くなっているところもあるので、追加する必要がある、道の駅その他多くの人が訪れるところにもどんどん置いていただくようお願いにあがろう、と言うことになった。

大人たちの話し合いで退屈げなトム君は、今、イタズラ盛り。「おー、うー、あー」と言いながら部屋中を元気に歩きまわったり、ケーキを食べたりと大活躍だった。


秋は炉端で夕食を

2012-09-20 | 薪ストーブ・焚火

今日も絶好の庭作業日和だ。朝食後は早速庭に出る。「せせらぎ」に沿ってサラシナショウマが長い穂を揺らしている。顔を近づけると、甘い香りがする。

庭の南側にはびこっている、フジやクマザサ、下草を草刈機でどんどん刈る。足元には、色んな、茸が顔を出してきた。

名前は知らないが、見た目には食べることができるようなのだが、やめておこう。

草刈機で刈り残したところは、面倒だが、刈りこみ鋏で刈る。

大分すっきりしてきた。荒れ放題だった庭も、このところの手入れで、大分落ち着いてきた。代わりに整理した枝や伐採僕が山のようになってきた。

夕方から、この枯れ木を燃やして、炉で焚火をする。

その火をかまどに移し替えて、その上で秋刀魚や畑の野菜を焼く。

秋刀魚の油が落ちて旨い香りがしてきた。焼き上がったので夕食にしよう。戸外で食べる食事は、文句なしに旨い。採れたてのナスビ、ピーマン、ジャガイモは、焼くと一段と甘みが増して美味しい。庭はすっかり秋になってきた。