フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

ナツハゼのジャムを作る

2013-10-25 | グルメ・クッキング

朝から細かい雨が降っている。こんな日は家の中での作業が向いている。私がパソコンで何やらっている間に、
妻は、初めてのナツハゼジャム作りに挑戦した。

アダージョの森に夏に葉が色づく木が生えている。調べてみると、夏にハゼのように紅葉するナツハゼのようだ(ツツジ科スノキ属)。
これまではあまり目立たなかったが、今年は枝いっぱいに黒い実をつけている。


調べてみっるナツハゼは、目の健康維持効果、免疫力向上の効能もあると言われる成分「アントシアニン」の含有量が通常のブルーベリーの6倍以上含まれている、とのこと。そんなにいいものなら、ほっておくのはもったいないので、ジャムを作ろうということになった。

まずは、ナツハゼの実を摘む。既に黒くなっているが、少し青みが残っているぐらいがよいといわれている。

枝から実を取ってボールに入れ、洗う。

実をつぶすとブルーベリーとよく似た色だ。

鍋に実と水をひたひたに入れ火にかける。沸騰させて灰汁を取り除き、ざるで煮汁を濾す。

濾した実を鍋に入れ砂糖を入れる。酸味を確かめながら、砂糖の量を加減する。それを煮詰めるとジャムが出来上がった。

瓶に詰めると、350グラムほどあった。

早速、クラッカーに乗せて食べてみると、酸味のあるおいしいジャムだ。ヨーグルトやアイスクリームにかけても、なかなかいける味だ。

ついでに濾して残った煮汁で手拭いを染める。紫色に美しく染まった。里山暮らしの愉しみがまた一つ増えた。