フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

夏の木陰で庭の草木の話をする

2013-07-12 | ガーデニング

「もしもーし」と携帯の向こうから元気なKitahoさんの声が聞こえてきた。
先月お越しいただいたときに、7月の11日ごろ「秘密基地入り」するとのことだったので、
基地に入るやさっそく連絡が入ってきたのだ。「明日のご都合はいかがですか」、「いいですよ」と返事し、今日の午後となった。

まずは庭をぐるっと庭を案内した。夏の森の中は、心地よい風が吹き抜けていく。木漏れ日が風に揺らぐのがいいですね、と。

部屋に戻ってきて、コーヒーを飲みながら、庭と花木の話が始まった。八ヶ岳界隈の園芸業者さんの最近の動きや、オープンガーデンをしている方々の話。
いろんな情報が集まるKitahoさんとの話は、聞いていて楽しくかつ有益だ。

ツルコケモモ=クランベリーの育て方で困っていたので、育て方を教えていただいた。なにしろ、寒冷地の酸性の湿原に育つベリーなので、育て方がむつかしい。
アダージョの森で、なんとか枯れずに育ってくれているというものの、先行きが心配だ。

Kitahoさん宅では、容器にピートモスと赤玉土と鹿沼土を入れ、そこにクランベリーを植え付け水を張って、土の中に埋めておくそうだ。
これでうまく成長して、今では実を採取してジャムにしているとのこと。私もさっそくその方法を真似てみようと思う。

次は、先日いただいたツメレンゲの育て方。私が植えつけたところを見ていただくと、「石と鹿沼土がありますか」、というので
それらを出してくると、ツメレンゲの周りに丁寧においてくれた。

これで、大丈夫、花が咲くとのことだ。

おまけに先日私がしたささやかな行為に対して感謝のしるしに、手鋸をプレゼントしてくれた。軽くてよく切れそうなのでこれは重宝する。

夕方になったので、「これから水撒きをやらねば」といいながら帰って行った。