フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

「北海道ガーデン街道」の話を聞く

2013-07-09 | 人々との交流

今日は、音楽の練習メンバーのTMTMさんご夫婦が、先日北海道に行かれていたので、そのお話を聞かせてもらうことになった。今回のお二人の北海道旅行の目的は、旧友との再会と「北海道ガーデン街道」を巡ぐり。

この「北海道ガーデン街道」とは、旭川から十勝までの間に、1上野ファーム、2風のガーデン、3十勝千年の森、4真鍋庭園、5十勝ヒルズ、6紫竹ガーデン、7六花の森の7か所の庭園が連なっていて、順に庭を訪ねることができる観光ルートだ。北海道らしく、規模がびっくりするほど大きいそれぞれの個性のある庭。

なかでも、「六花の森」の山野草ガーデンが気に入った。ここは、北海道に咲いている山野草で庭を作っているとのことだ。お土産にいただいた六花亭のチョコレートは、山岳画家、坂本直行が描いた山野草の包装紙に包まれていた。一つずつ見てみると、はまなし、えぞりんどう、きじむしろ、しらねあおい、つりがねにんじん、かたくり、にりんそう、あやめ、えぞりゅうきんか、なわしろいちご、くろゆり、えぞとりかぶと、ぎょうじゃにんにく。北海道の花は、「はまなす」と思っていたが、向こうでは「はまなし」と呼ばれている、とのことである。

今日は、夜の八時過ぎから飛び始めるホタルを楽しんでもらうことになっている。それまで、アダージョの森をしばしご案内した。

その後は、夕食を食べながら音楽の話や、子供達の話などに花を咲かせた。TMTMさんご婦人は今夜は「螢狩り」の艶やかな浴衣姿だ。

あたりが暗くなってきて、そろそろホタルが飛び始める頃合いになってきたので、お二人を案内した。螢がとびかっているところにやってくると、一匹のホタルが、TMTM夫人の浴衣の袖に留まった。一瞬袖の中に入って「中で光る」といいな、という話になったが、残念ながら飛び去ってい言ってしまった。

9時過ぎまで螢狩りを楽しんだ後、お二人とお別れした。