今日も暖かくいい天気になってきた。窓から外を見ていると、地元農家のAさんが、耕運機「ポチ」を畑に運んできてくれているではないか。早速畑に出て行って、「有難うございます」とお礼をいい、ただちに、畑を耕す作業を始めることになった。
「ポチ」を使うのは1年ぶりだったので、簡単に操作方法をおさらいして、エンジンをかけると、調子よく動いてくれた。畑の土に耕運機を深く沈め、耕していくのは、かなりの力がかかる。方向転換するときが
大変だ。
イチゴやアスパラガス、タマネギなどの畝を残しておいて、そのほかは全て、縦、横、縦と3回耕した。そうすると、畑の土は、踏むのがもったいないほどフカフカになった。
向こうの方の畑では、清里保育所の園児たちがやってきて、Aさんをはじめ地元の農家の方たちに教えてもらって、ジャガイモの種を植えている。
耕し終わると、ナイロンテープで70センチの畝幅を作り、そこに畝を作っていく。
それほど高くしなくても良いのでた助かる。合計4本の長い畝を作ることができた。今年はこの4本の畝は全てジャガイモを植えることにしよう。午前中いっぱいかかって、畝作りが完成したので、ホッとした。
後は、畝に元肥を入れてから、5月の連休後に、ジャガイモの種を植えることにしよう。夏野菜はそれ以外のスペースで十分収穫することができるであろう。
昼からは、久しぶりにペンション「銀の森」さんを訪ねる。玄関周りは奇麗に整えられていて、春の花々が咲き始めていた。
もうすぐシーズンを迎えて忙しくなるので、その前のひととき、ゆっくり会話を楽しんだ。
その後、咲き始めたミツバツツジを見せていただくために、フルート仲間のFさん宅を訪ねる。丁度ご主人が、田植え用の苗の種まき作業中だった。これらをハウスの中で育てるとのことだ。
Fさん宅の庭の中央には満開のミツバツツジとレンギョウが咲いていた。それ以外にも樹齢の古いミツバツツジがいたるところに咲き始めている。
北側の優に3メートルはある檜の生垣の内側は山野草園になっている。咲いているカタクリは、色が白っぽい清里の地のカタクリだそうだ。カタクリの周りには一面イチリンソウが葉を広げていた。