フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

コブシの苗を移植する

2013-04-04 | ガーデニング

朝6時の気温はマイナス1度だったが、素晴らしい青空が広がっている。南アルプスや八ヶ岳は昨日降った雪で真白に輝いている。

日があたりだすとぐんぐん気温が上がってきた。今日も庭に出よう。庭のカタクリが先揃ってきた。今まであまり意識的に数えなかったので、今日は夫婦二人で、カタクリの苗を数えることにした。花の咲いているもの咲いていないものがあるが、二人で確認しながら苗を数えると、93株あった。カタクリは双葉が出ていないと花を咲かせないという。これからも、どんどん数が増えてほしいものだ。

今日は、気になっていたコブシの苗を移植しよう。夏の間葉が展開しているときは確かにコブシの葉なのだが、まだ花は咲いたことがない。森の中にこのまま放置していても他の高木に光を遮断されてしまって、花を咲かせることはない。その苗が5、6本ほど固まって生えている。

それらのうち、今日は4本掘り上げた。最初に小さな苗を3本掘り上げた。

その後本命の2.50メートルほどある株立ちの大きな苗を掘り上げよう。根鉢を崩さないよう、周りから慎重にスコップで掘っていく。その後は、山菜掘り用のスコップで、根の下の土を掻き出す。コブシを支えている太い根は、鋸で切断し、細い根は手バサミで切っていく。全て掘り上げるのに1時間ほどかかった。これで午前中の作業は終了。


午後は、掘り起こした苗を植え付けよう。大きな苗は根元が重いので運ぶのも大変だ。

北側のシラカバの生えているところに植えよう。そのためには、先ず1メートルほどのアオハダを掘り起こして、その後の穴に植えることにする。これがまた、なかなかの労働だ。側に古くなった木の株があるのでそれをチェーンソーで取り除く。その後スコップで直径1メートル、深さ60センチぐらいの穴を掘り、そこへコブシの苗を植え付けた。

土をかけた後、地面を固めて、たっぷりの水をやる。最後は日付を書いた「コブシ」の名札を貼って、ようやく移植が完成した。その後、1メートル未満のコブシの苗3本を南側の日当たりのいい所に移植した。同じように、移植した日付けと名前を書いて名札を貼っておこう。これで南側はぐるっと小さな樹木で一杯になってしまった。

これが終わると夕方の4時だ、結構な重労働で、ふらふらになってしまった。風呂上がりのビールが楽しみだ。