フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

スノシュー、フルート、それに篳篥!

2013-01-28 | フルート

 今日は、青空が広がっていい天気になった。それでも、道路はがちがちに凍っている。そんな道を通って、茅野からOhimajiさんがやってきてくれた。

私が、スノーシューをやってみたいというのを耳にしたOhimajiさんは、わざわざ3台のスノシューを持ってきてくれたのだ。今なら、雪が残っているのでスノーシューを楽しむことができるから、と。少しずつ大きさが違うが、軽い方が、扱いやすいとのことだ。一度、秋にハイキングした清泉寮のクロスカントリーコースで試してみることにしよう。それに慣れると、もう少し雪の深い入笠山とか車山などにも行ってみたい気がする。

それに加えて、面白いものを見せてくれた。「篳篥」(ひちりき)だ。最近は、雅楽を現代音楽と結びつけ、その素晴らしさを一般に知らしめ東儀秀樹で有名になった。「大地の人々の響きをあらわす」といわれるほどの音が出るらしいが、Ohimajiさんはまだやりはじめたところなので、そこまでは行かない。オーボエと同じような二枚のリード楽器だ。ポルタメントができる、といってやっていただいた。なるほど、音がトロンボーンのように上昇する。木管楽器では、ほとんどできないのだが、口を締めることによってできるそうだ。

その後は、本題のフルートの二重奏をやる。ブルーベルさんから、フルーとの二重奏曲を送ってきてくれていたので、その曲を練習することになった。「アメージンググレース」は、まあまあの出来だ。「G線上のアリア」は、二本のフルートがなかなか合わないので、もう少し練習がいるか。「亡き王女のためのパヴァーヌ」、これは、何とも言えない旋律のつながりで、合奏するのが実に難しい曲だった。

それが終わると、ヘンデルのソナタ第9番をやる。LargoとVivaceをやったが、なんとか手掛かりを得ることができた。ほとんど練習していなかったので、もう少ししっかり練習しておくと、なんとかなるだろうか。

結局5時過ぎ、あたりが薄暗くなるまで練習した。次回は3月にまたやりましょうということでお別れした。