空は曇っているが、暖かい。外気温は3度まで上がった。室温14度、湿度22%だ。
今日は、中央高速バスに乗り東京に出る。新宿西口には11時過ぎに着いた。突然、東京出てきたのは、赤坂ACTシアターで公演されている「海盗セブン」を観劇することになったからだ。妻が、折角東京に近くの山梨にいるのだから、何か、エンターテイントメント系のものを観たいと言っていて、たまたま、気になる岸谷五郎の「地球ゴージャス」の公演があると言うことが分かり、早速チケットを手配した、といういきさつだ。
全くのおのぼりさんの二人、赤坂サカスへ行くには、「赤坂」駅に行かねばならないのだが、地下鉄の乗り換えがよくわからない。新宿でうろうろしていると、駅の案内係があり、そこで教えていただいた。「赤坂見附」を通り越して、「国会議事堂前」で乗りかえれれば良いことが分かった。「赤坂」の駅と赤坂サカスは直結しているので分かりやすい。昼前になったので、「Chinese Dinner」という中華料理店に入った。
昼のセットメニューを注文する。こ綺麗にまとまっているという感じだが、1500円では、コーヒーがつかないのかな…
折から雨が降り出したこともあり、赤坂ATCシアターの入り口は混雑していた。座席は、1階フロアの最後でフロアは、満席の上、立ち見席もできている。
岸谷五朗 寺脇康文 大地真央 三浦春馬 森公美子 施鐘泰(JONTE) 小野武彦などのキャストが個別に人気なのかな。客層は30~50ぐらいが主流だ。
これは、どういうタイプの公演なのか、ミュージカルということなのかな、歌と、踊りがストーリの回し役になっていた。ストーリは、あまり筋立っていず、ほとんど支離滅裂状態だ。突然、施鐘泰(JONTE)が「韓流ブームといわれる半面、在日韓国人への差別は続いている」との下りが、深刻な感じになって驚いた。といっても、このテーマに深入りすることもなく、ダンスの場面に変わり、流れて行く。
最初から最後まで、ものすごい音響だったので疲れることおびただしい。しかし、心に残る歌や旋律は無かった。ダンスの動きだけは、なかなか見ごたえのある舞台だったかな。
公演が跳ねた後、赤坂界隈を散歩していると、気の早い桜が咲いていた。
「赤坂見附」から新宿西口に戻った。新宿西口はヨドバシカメラを中心に、電気店街の様相で、かなりの人出だ。夕食は、「栄寿司」という店に入った。握り寿司をつまみながら、しばし、東京の雰囲気を楽しんだ後、満席の高速バスに乗り込み八ヶ岳に戻る。