フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

このほどオープンしたラ・シルフィード

2012-03-25 | 日記

 今朝は、いい天気になった。それだけ朝の冷え込みが戻った。外気温マイナス6度、室温10度、湿度21%。

デジカメで撮った写真をパソコンに取り込もうと思ってあたりを見ると、どこを探してもカメラが出てこない。どうも、バスの中にカメラを置き忘れてしまったようだ。諏訪バスにテレすると、カメラが置き忘れていましたよ、とのこと。バスの時刻、座席番号も一致したので間違いない。

それでは、2時14分に「長坂・高根」上りバス停でお待ちください、バスの運転手にことづけておきますから、と親切に応対してくれた。その時間に、バス停に行ってみると、少し遅れてバスがやってきた。運転手さんから、カメラを受け取って、一安心。このカメラは、大分年季が来ているので、この際買い替えようかな、とも思っていたが、まだまだ使う運命にあるカメラとなった。

その後、3月にオープンした「ラ・シルフィード」に立ち寄る。店のまえには、楽しい表示が掲示されていた。

 


その横には、苗も置かれているのには驚いた。


店の前で、ご主人が薪割り機で薪を割っていた。6トンの馬力があって、25センチぐらいの丸太なら割れるとのこと。そういえば、私もそろそろ薪割りをしなければならないな。

店に入ると、早春の暖かい光が部屋の中に射しこんできていて、明るい雰囲気だ。Maryroseさんは、既にオーナーの雰囲気が出てきていた。コーヒーとケーキのセットメニューを注文する。新しく、園芸雑誌を載せて置く白いラックが備えられていた。もちろん、なんでも作ってしまうというご主人の手製だ。

何時、作業をされているんですか、と聞くと、東京の自宅で材料の切断などをしておいて、こちらに来て組み立て、色を塗る作業などをするとのこと。お忙しい仕事の合間の作業ということになる、実に精力的だ。

デッキから見える庭には、道を作る予定のラインに仮のロープが張られていて、俄然、庭の雰囲気がよくわかる。庭の中央と、奥の方に、ベンチが2基置かれている。まだまだ、冬枯れの雰囲気だが、4月になって暖かくなったら、植物の苗の植え付けをやっていきたい、とのこと。通いで庭づくりをされているという割には、作業がどんどん進んでいる。さすがに、東京で庭づくりをされているだけあり、雑木ばかりが生え放題になっている我が家とは大違いだ。どのような庭にするか、イメージづくりができているのに感心することしきりだ。

これからも、寄らせていただいて、我が家の庭づくりの参考にさせていただくことにしよう。


初めての味噌作り

2012-03-25 | 人々との交流

今日は、フルート仲間の隣村のFさんご夫婦が、自宅で味噌作りをされるというので、味噌作りはどのようにするものなのか、ご一緒にさせていただくことになった。

10時過ぎにお伺いすると、既に、大きな釜の中で大豆が煮られていた。

煮られている大豆は13キロあるという。「食べてみますか」とご主人に言われて、熱々ホクホクの大豆を口に入れる。「美味しい!」、全く何の味も付けずに、大豆だけの味がこれだけ旨いとは思わなかった。この釜は、ご主人が朝6時から、焚き始めたとのことで、私たちがお伺いする前から大変な作業が既に始まっていたのだ。私は、この釜の中の大豆をかき回す作業から手伝わせていただいた。


妻は、座敷の中で、米と麦の麹を砕いて混ぜる作業をやっていた。麹の量も大豆と同じ13キロだ。

大豆が柔らかく煮上がると、笊にとって水分を取り除く。それが冷めないうちに、電動の「ミンチ製造機」にどんどん入れていく。受け皿に大豆をいれ、専用の棒で押さえると下の出口からミンチ状になった大豆が出てきた。それを、年季の入った大きな桶に取る。昔は、おもちを突くように杵と臼で突いて大豆をつぶしたので、これがなかなかしんどい作業だったとのこと。

それが終わると、今度は麹菌を上からかけ、これらを混ぜる作業に移る。この作業は力仕事だ。水分を吸った大豆と麹が、重くて少々の力では、かきまわせないのだ。


桶の縁を旨く使って、子舟の櫂のようなもので、少しずつ天地返しをしながら混ぜ合わせていくのだ。これには、大豆の茹で汁を少しずつ付け加えて、ゆるくしていくのがポイントだ。

大豆と麹がすっかり混ざると、次は、それらを団子状に丸めて、漬けこみ樽に投げ入れていく。この投げ入れることにより、空気が抜け、発酵がうまく進むとのことだ。

2樽に全ての大豆を投げ入れることによって、今日の味噌作りは終わった。(慌ててしまって、最後の着け終わった樽の写真を撮るのを忘れてしまった)

帰りには、昨年作ったお味噌5キロを御土産にいただいたのは嬉しい限りだ。