フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

春爛漫

2011-04-01 | 日記

天候が回復し、いい天気になった。絶好の行楽日だ。
「野菜の時間」では、キュウリの植え付けだった。有機肥料で土作り、苗を植え付け、3本の支え棒を立てるところまでだった。
「趣味の園芸」はアネモネ。花苗の移植、種の形、植える前にゆっくりと湿らせこと、切り花の仕方などなど、花色、花の形が豊富なのでお勧めとのこと。
八ヶ岳のアネモネは、殆ど手入れもしないままほっとらかしにしているが、今年も咲いてくれるかな。

その後、陽気に誘われてウォーキングに出る。今日は、Bコース(道の駅と公園)を行くことにする途中で、「ふれあい桜」と名付けられたしだれ桜が美しいく咲いていた。道の駅は日曜日ということもあり駐車場は長蛇の列だ。このところ、この道の駅は、人気が高まっている。なんといっても野菜類が格安なのが魅力だ。

併設している、キャンプ場は、超満員の盛況。歓声、笑い声が上がり、美味しそうなバーベキューの匂いが漂っている。
小高い丘に上がり、私たちもお弁当にしよう。日差しが強くなってきて、初夏の様な陽気で暑い。

午後は家の周りを掃除した。あろうことか、樋に砂が溜まり、流れが悪くなっていたので、脚立に乗って、樋の砂を取り除いた。家も大部くたびれてきて
あちこちで老朽の弊害が起こってきている。家にいると、「ピンポ~ン」と鳴って「瓦がずれています」「そろそろ壁の塗装をやった方がいいですね」
とか、いろいろ入ってくるので閉口する。

庭の椿は、咲いた姿のまま、庭の雑草の上にふんわり落ちている。葉を見ると、すす病に侵されて真黒になっているところがある。すす病の原因はカイガラムシなどの排泄物に発生する病気だ。植物に直接寄生するのではないが、葉から光合成を奪うので成長によくない。何より見栄えが悪くなる。被害がひどい葉は雑巾で一枚ずつ磨いてやると、ピカピカの葉が出てきた。

夕方2時間ほどフルート練習をする。アルテ18課NO5の曲をやった。

久しぶりに家族が集まり、一緒に夕食を食べる。統一地方選挙の即日開票。政権与党の民主党の退潮が著しい。大阪では、橋本維新党が府議会過半数を制した。肝心の「大阪都構想」の内容は、これから作るというのが大阪らしいというのか、不思議な話だ。


「4月になれば」

2011-04-01 | 日記

暖かい4月1日を迎えた。今日もいい天気なので、ウォーキングに出る。近くの公園では、子どもの声が聞こえず
元気な老人たちが、ゲートボールを楽しんでいる。こんなところにも少子高齢化が進んでいるのであろうか。

真っ白な花が満開に咲いている木があった。桜のように見えるのだが、花の付き方が少し違うような気がする。梨でも無いと思うが、よくわからない。

歩いていると暖かいどころか、逆に暑くなってきて、長袖シャツ1枚で十分だった。
ため池の畔では、亀が長閑に甲羅干しをしていた。

3月11日に起こった大地震から3週間になる。この地震の名称が、今日正式に「東日本大震災」と名付けられた。被災地の復旧は、人々の懸命の努力によって急ピッチで進んでいる。震災発生時には、4月頃には、原発事故処理も少しは収まるかなと思っていたが、状況は依然として厳しい。
ということは、これからは、原発事故の処理、電力供給の縮小、ガソリンの値上といった不安な現実と長期的に折あっていかねばならないということになる。

サイモンとガーファンクルの「4月になれば」という美しい歌を思い出す。

♪ April come she will
When streams are ripe and swelled with rain; ♪

各社で新入社員の入社式が行われ、被災からの復興への決意が語られた。道府県議員・政令指定都市議員の選挙が始まった。投票は4月10日だ。