NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
随時更新!

ドイツW杯グループリーグ組み合わせ決定!! グループA~Cプレビュー

2005-12-10 | ニュース

ドイツのライプチヒで行われた抽選会で2006年ドイツW杯グループリーグの組合せが決定!!!
その組み合わせは以下の通りです。

○グループA
ドイツ         コスタリカ         ポーランド             エクアドル

○グループB
イングランド     パラグアイ       トリニダード・トバコ       スウェーデン

○グループC
アルゼンチン    コートジボワール    セルビア・モンテネグロ    オランダ

○グループD
メキシコ         イラン          アンゴラ             ポルトガル

○グループE
イタリア        ガーナ          アメリカ              チェコ

○グループF
ブラジル        クロアチア        オーストラリア          日本

○グループG
フランス        スイス           韓国               トーゴ

○グループH
スペイン        ウクライナ        チュニジア           サウジアラビア


その他のW杯組み合わせ情報は
こちらから!!!


ということで今回は我らが日本代表が入ったグループF以外のグループを「予習」していきたいと思います!! まずはグループAからC!!


◯グループA
さすが「開催国」、といった第一印象。むしろやりすぎな感すらある。
ホームの「高地」では世界最強とも言える強さを持つがその他では印象に欠けるエクアドル、強豪が揃ったポット3の中では最も見劣りするポーランド、北中米3位のコスタリカと、ドイツ「余力を残して」首位通過が計算できる。
逆に言うと2位争いの予想が難しいのがこのグループ。 日本にとって最も望ましかったのはこのグループに入って開催国ドイツと初戦で当たることだったかもしれない。



◯グループB

イングランドが、代表監督エリクソンの母国スウェーデンと前回と引き続き激突!! イングランドはスウェーデンとの相性がとにかく悪く、なんと11試合勝ちなし。前回大会は1-1で引き分けた。アーセナルのリュングベリを初め、イングランドで活躍する選手が多いスウェーデンとの対戦は因縁めいたものがある。
因縁と言えばトリニダード・トバコのFWヨークもそうだろう。 マンチェスター・ユナイテッドで3冠を達成したころのレギュラーはW杯出場を決める前からイングランドとの対戦を熱望していた。 ユナイテッドの後輩ファーディナンドとの対決は、ユナイテッドファンなら感慨深いものがあるだろう。
そして、このグループのカギを握りそうなのがパラグアイだ。 ここ10年近くの安定感は素晴らしく、南米でもブラジルとアルゼンチンに次ぐ強豪の位置を確立した。 守らせたら随一のパラグアイは短期の大会では結果を残す。サンタクルス(バイエルン)とバルデス(ブレーメン)の「ブンデス2トップ」の破壊力も怖い。 イングランドは苦しい初戦を迎えることになるだろう。



◯グループC
今大会の「死の組」
アルゼンチンは2大会連続、オランダはEURO2004に引き続いて「死の組」に入った。どちらもクジ運は良くないようだ。
順当に行けば先の2国が勝ち進みそうだが、そううまく行かないのが「死の組」。 ドログバクレスポというコートジボワールとアルゼンチンの両エースの対決は注目だ。 チェルシーでポジション争い真っ最中の2人だが、今後の2人のメディアに発せられるコメントを見ていくとおもしろいだろう。
アーセナルファンの自分としては、「コロ・トゥーレVSファン・ペルシー」に大注目だ。 トゥーレとファン・ニステルローイとの「アーセナルVSユナイテッド代理戦争」も見てみたい。
スペインに2戦負けなしのセルビア・モンテネグロはシャルケのクルスタイッチを中心に守備が堅いため、アルゼンチンとオランダのどちらか勝ち点を落とした方が脱落しそうな気がする。


 

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05-06CLグループB 第6節 アーセナル VS アヤックス

2005-12-10 | アーセナル

アーセナル 0-0 アヤックス


HOME)アーセナル

                     アンリ


                     フレブ
          レジェス                オウス・アベイェ

                        S・ラーション
                 フラミニ

       ラウレン                         エブーエ
                センデロス   トゥーレ


                    アルムニア

交代) フレブ → セスク
   レジェス → ファン・ペルシー
   ラウレン → ギルバート


AWAY)アヤックス

                    ローゼンベリ

           ブハリ                   ピーナール

                スナイデル    マドゥロ

                     ガラセク

        ファンフラン                     グリゲラ
               フェルメーレン  ハイティンガ


                   ステケレンブルグ


<意味のある消化試合>
すでにグループ1位と2位が確定し、消化試合となったグループBの最終節。 アーセナルは週末のアウェイでのニューカッスル戦に備えて主力を休ませて若手を起用。 システムもアンリの1トップに近い形を取った。 対するアヤックスも国内リーグで不調のため、「アーセナルに勝って勢いに乗りたい」という意図からか、ほぼベストメンバーで臨んだ。

試合は序盤はどちらかと言うとアヤックスペース。 アンリが前線で孤立。 2ヶ月ぶり復帰のフレブ、右サイドに入ったオウス・アベイェとの連携が悪く、チャンスらしいチャンスを作れないでいたが、前半終了間際にレジェスがペナルティエリアで倒されてPK獲得!! これを久々にキッカーを務めるアンリが蹴るが、ボールは右ポストを外れて行き失敗!!
後半は少しずつリズムを取り戻してシュートまで行くようになるが、「決定機」というまでには至らず、結局スコアレスドローで試合終了。 アーセナルはグループ全勝突破を逃し、昨季バイエルン戦から続くCL連勝記録も6でストップ。あと1試合と迫ったCL連続得点記録も逃してしまった。


この試合、ボルトン戦からの悪い流れを「勝利」で断ち切ることができなかった、と不安視する向きもあるが、個人的にはいい収穫もあったと思う。 それはやはり若手の次第点以上の活躍フレブの復帰、そしてラウレンの左SBだ。
前半はアンリへの遠慮が見てとれたオウス・アベイェが、左にポジションを移した後半は存在感を見せた。幻惑的なステップから繰り出されるドリブルは「古巣」アヤックスのトップチームの守備陣にも通用する部分を見せ、攻撃のアクセントとなった。 フレブは復帰後初試合で動きは硬かったが、マルチポジションをこなせる彼の復帰は選手層の薄いチームにとっては大きな朗報だ。 シガンが軽傷で欠場したため、左SBに入ったラウレンもぎこちなさはあったが、無難に役割をこなしていた。守備時の体の向きの違いは大きく、難しいものだろうが、それでもトラベルシ(グリゲラが開始早々に負傷交代)相手によくやっていたと思う。攻撃に関しては左でもシガンより上なのは明らか。 チームにフィットしてきたエブーエを右に、ラウレンを左に置いた方が安心して見られる。A・コールが復帰する来年1月まではこの配置で乗り切るのがベストなチョイスだろう。


これでベスト16進出チームが全て出揃った。 アーセナルが1回戦で当たる可能性があるのは、他グループの2位で同国以外のチーム、

バイエルン・ミュンヘン、ブレーメン、ベンフィカ、PSV、レアル・マドリード、レンジャーズ

のいずれか。 昨季1回戦で敗れたバイエルンとブレーメンのドイツ勢は避けたい、というのが正直な気持ちだ。

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05-06CLグループステージ 第6節 結果②

2005-12-09 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

(グループD)
◯ベンフィカ 2-1 マンチェスター・ユナイテッド

得点)ジオバンニ、ベト / スコールズ

HOME)ベンフィカ

                   ジオバンニ

                   ヌーノ・ゴメス
          ヌーノ・アシス            ネルソン

                ペティート    ベト

        レオ                      アウシデス
               アンデルソン  ルイゾン


                     キム


AWAY)マンチェスター・ユナイテッド

            ファン・ニステルローイ
                          ルーニー

        ギグス                      C・ロナウド

               スコールズ
                          A・スミス

      オシェイ                          G・ネビル
              シルベストル   ファーディナンド


                 ファン・デル・サール


崖っぷちのユナイテッドがリスボンに乗り込んだ試合は、開始6分、スタメン復帰のG・ネビルのクロスをスコールズが合わせたボールはミートを外しながらもゴールラインを越えて先制!! しかし、勝てばグループリーグ突破のベンフィカは16分、オシェイの股を抜いたネルソンの超高速クロスをジオバンニがダイビングヘッドで合わせて同点!! 勢いに乗るベンフィカは34分、クリアされたボールをベトがダイレクトでシュートを放ち、これがマンUディフェンスに当たってコースが変わってゴールに吸い込まれ逆転!!
ロナルド・クーマン監督の攻撃的サッカーで終始ユナイテッドを圧倒したベンフィカがそのまま勝利を収め、2位通過決定!! ユナイテッドは屈辱のグループ最下位。 リーグ戦は好調だが、今季はCLでは6試合で1勝と、勝ちきれない弱さがあった。 プラスに考えれば、最下位はUEFAカップの拘束もなくなりリーグ戦に集中できる。 名門再建にはいいショック療法となるかもしれない。

 


(グループF)
◯オリンピアコス  2-1 レアル・マドリード

得点)ブルト、リバウド / セルヒオ・ラモス

HOME)オリンピアコス

                    ダニ

          ジョルジェビッチ         カフェス
                   リバウド

             ストルティディス   Y・トゥーレ

       ブルト                      マブロゲニディス
               シュレル     カプシス


                  ニコポリディス


AWAY)レアル・マドリード

                   ソルダード

                   バチスタ
          ロビーニョ             バルボア

              デ・ラ・レッド   グラベセン

       ラウル・ブラボ                  ディオゴ
             セルヒオ・ラモス   パボン


                  ディエゴ・ロペス

交代)バルボア → マルティン
   ロビーニョ → フラド
  デ・ラ・レッド → ハビ・ガルシア


「新生レアル・マドリード」の船出はターンオーバー、というよりは若手起用による大幅なメンバー入れ替えで始まった。
試合は前半7分、右サイドで得たFKをセルヒオ・ラモスが頭で合わせて先制!! 前半はその後もバルボア、ソルダードら若手が積極的なアピールでチャンスを作ったが、後半は経験少ないレアルの若手にチーム平均年齢約31歳のオリンピアコスが襲いかかる。
開始5分、ラウル・ブラボのヘッドでのクリアをトルコ人左SBブルトが右足ダイレクトボレーを決めて同点!! そして残り時間3分、アーセナルのコロ・トゥーレの弟ヤヤ・トゥーレの突破からのクロスを元バルセロナのリバウドが合わせて逆転!! このまま時間は過ぎ、オリンピアコスが勝利!! 最終順位に変動はなく、グループ最下位に終わったが、オリンピアコスサポーターにとっては歓喜の夜となった。  ロペス・カロ新監督は評価できる大胆な若手起用を見せたが、忍耐強くないクラブにおいてこの敗戦は、抱えている問題をより深刻にしただけだったかもしれない。


<レアル若手紹介>
○GK
ディエゴ・ロペス   196cmと高身長のためハイボールには強い。2ndキーパーに定着。

○MF
デ・ラ・レッド     中盤のパサー。落ち着きはあるが、存在感は出せず。
バルボア       典型的な右ウイング。 常に1対1を挑む姿勢は買うが、精度は高くない。
マルティン      バルボアと同じポジション。 縦より中に切れ込むことを得意とする。
ハビ・ガルシア    ルシェンブルゴがお気に入りだった大型ボランチ。


(写真左 デ・ラ・レッド)

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J1・J2入れ替え戦 第1戦 ヴァンフォーレ甲府 VS 柏レイソル

2005-12-08 | Jリーグ

ヴァンフォーレ甲府 2-1 柏レイソル

得点)倉貫一毅、バレー / レイナウド

HOME)ヴァンフォーレ甲府

                   バレー

          長谷川太郎          石原克哉
                   藤田健

              倉貫一毅   奈須伸也

      青葉幸洋                   山本英臣
              秋本倫孝   アライール


                  阿部謙作


AWAY)柏レイソル

              レイナウド   矢野貴章

                  大野敏隆

         谷澤達也              増田忠俊

              小林祐三   大谷秀和


           永田充   波戸康広   土屋征夫


                   南雄太


<Road to J1>
最終44節に滑り込みで3位に入り込んだヴァンフォーレ甲府のホーム、小瀬スポーツ公園陸上競技場での「J1・J2入れ替え戦」は、Jリーグの連敗記録を持ち、一度は消滅寸前まで陥ったクラブJ1昇格にかける執念を見た。

試合は序盤から甲府がまるでサッカーの試合時間を「30分」と勘違いしているような程のハイペースで柏に猛攻をかける。
我が大宮アルディージャJ1昇格の功労者バレー、小柄な体格を生かしたキレのあるドリブルを見せる長谷川太郎の前線に、ジュビロユース育ちの「甲府のプレーメーカー」であり「甲府のダイナモ」藤田健が絡んだ攻撃はダイナミックでおもしろい。 その生き生きと気持ちの入ったサッカーに中立者であるはずの管理人や解説者の川勝良一さんが自然と「甲府寄り」となっていたが、11分、大野のFKをレイナウドが合わせて柏が先制!!
完全な「甲府の時間帯」でワンチャンスをものにした柏が「J1経験のない相手」「J2落ちしたことのないクラブ」の意地と勝負強さを見せた恰好となったが、甲府は一筋縄ではねじ伏せられない高いモチベーションを持ったチームだった。 失点を喫した後も甲府が試合を優位に進める時間は続き、25分、右サイドを上がってきたCBアライールのクロスをファーサイドのバレーがヘッドで折り返し、飛び込んできた倉貫がダイビングヘッドで同点!!
後半も甲府は初昇格を願うサポーターの後押しを受けて積極的に攻め込み、開始3分、雨あられのように放たれた甲府のシュートを柏ディフェンスがかろうじてブロックしたゴール前の混戦から最後はエースのバレーが蹴り込んで逆転!!  その後は、柏の反撃を執念で守り切り、入れ替え戦を先勝!!


甲府は本当によくがんばった。 ピッチと観客の距離が非常に近い日立柏サッカー場に乗り込んでの戦いとなる次戦は引き分け以上で昇格が決まる。 ただ、終盤の柏の攻めを見る限り、選手個々の能力と選手層の差はやはり感じた。ロスタイムに起きたスタジアムの大停電による中断も、守り疲れが激しかった甲府にはいいブレイクとなり、結果的に助けられた。苦しい戦いを強いられるだろうが、次も甲府のがんばりに期待したい。


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05-06CLグループステージ 第6節 結果

2005-12-07 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

(グループE)
◯ACミラン 3-2 シャルケ04

得点)ピルロ、カカ2 / ポウルセン、リンコン

HOME)ACミラン

             シェフチェンコ   インザーギ

                    カカ

         セードルフ             ガットゥーゾ

                    ピルロ

      セルジーニョ                     スタム
              マルディーニ    ネスタ


                    ジーダ


AWAY)シャルケ04

                    クラニィ

          コビアシュビリ          アルティントップ
                    リンコン

               エルンスト   ポウルセン

      クルスタイッチ                  ラフィーニャ
               D・ロドリゲス   ボルドン


                     ロスト


勝点8で並ぶ両チームの直接対決!! 敗れれば勝点1差のPSVが迫っているため、どちらも勝利を必要として攻撃的な姿勢で臨んだ試合は激しい攻防を見せ、前半42分にはピルロが今季リーグ戦で何本も決めている「無回転キック」でFKを直接決めてミランが先制!! しかし、直後の44分にはリンコンのFKをポウルセンが頭で合わせて同点!!
後半に入るとホームのミランペースに。 52分、ハーフウェイライン手前からカカとシェフチェンコが2人で突破し、最後はカカが決めて突き放すと、60分にはピルロのパスを受けたインザーギがクロス!これをボレーを狙ったシェフチェンコが空振りしてしまうが、飛び込んできたカカが拾ってディフェンス2人をかわして冷静に流し込み、2点差!! PSVリードの途中経過を知るシャルケは66分にFKからリンコンが決めて再び1点差とするも反撃はそこまで。
混戦のグループEはミランが首位通過PSVが2位通過を果たした。


終わってみれば首位だったミランの最新情報は
こちらから!!!

(グループG)
◯チェルシー 0-0 リバプール


HOME)チェルシー

                    ドログバ

            ロッベン               ダフ

               グジョンセン
                         ランパード

                    エシァン

        ギャラス                     P・フェレイラ
                 テリー    カルバーリョ


                     チェフ


交代)P・フェレイラ → デル・オルノ
       ロッベン → C・コール
         ダフ → ライト・フィリップス


AWAY)リバプール

                    クラウチ

                  ルイス・ガルシア

          リーセ                  ジェラード

                シソッコ     ハマン

        トラオレ                      フィナン
                ヒーピア    キャラガー


                     レイナ

交代)      リーセ → キューウェル
         クラウチ → モリエテス
   ルイス・ガルシア → シナマ・ポンゴル


どちらもすでにグループステージ突破を決めたため、「消化試合」となったイングランド勢直接対決。 メンバーを落としてくるかと思われたが、スタメンを見ると両チームともに完全に本気モード。
試合はイングランドというよりはイタリアの上位対決を見ているようなガチガチの展開に
やはり、「CLのアウェイ」リバプールは守備が堅い。 特に、サイドを封じる守備は見事で、ダフとロッベンに仕事を全くさせなかった。 攻撃でもジェラードら中盤が美しいダイレクトのパス交換を見せるなど好調さを発揮し、アウェイながらチェルシーとほぼ同数のシュートを放った。スコアレスドローに終わったが、「判定勝負」ではチェルシーに主導権をにぎらせなかったリバプールに軍配が上がったと見ていいだろう。

 

Chelsea Team Statistics Liverpool
  0 Goals 0
  0 1st Half Goals 0
  4 Shots on Target 2
  5 Shots off Target 4
  1 Blocked Shots 2
  3 Corners 1
  18 Fouls 17
  8 Offsides 0
  2 Yellow Cards 1
  0 Red Cards 0
 78.7 Passing Success 65.4
  19 Tackles 22
 84.2 Tackles Success 90.9
 63.4 Possession 36.6
 43.3 Territorial Advantage 56.7

 

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リーガ・エスパニョーラ 第14節

2005-12-05 | リーガ・エスパニョーラ

◯ヴィジャレアル 0-2 バルセロナ

得点)OG、デコ

HOME)ヴィジャレアル

                フィゲロア
                           ホセ・マリ

                     リケルメ

             ソリン
                           マルコス・セナ
                      ホシコ

        アルアバレーナ                 ハビ・ベンタ
                 ペーニャ    G・ロドリゲス


                      ヴィエラ


AWAY)バルセロナ

                      エトー
                                  メッシー
           ロナウジョーニョ

                   モッタ      デコ

                     エジミウソン

         シウビーニョ                   オレゲル
                  プジョル    マルケス


                     V・ヴァルデス


リケルメ復帰で徐々に調子を取り戻してきたヴィジャレアルがホーム、エル・マドリガルに無敵のバルセロナを迎えた試合は前半24分、微妙な判定で得たゴール前でのFKをロナウジーニョが蹴り、ヴィエラが弾いたボールがボリビア代表ペーニャに当たってしまいオウンゴールでバルサが先制!! 後半18分にはデコのミドルシュートがまたもペーニャに当たってコースが変わり2点目を決めて勝利!! ペーニャにとっては厄日となった1日だった…

バルサはヴィジャレアルを苦手にし、このエル・マドリガルでは特に分が悪かった。 その通り、序盤に押し込められる場面も何度かあったが、今のバルサはそれに動じず、スペイン中が「バルセロナへの刺客筆頭」として期待したヴィジャレアルを抑え切った。
ホームでヴィジャレアルが勝てないとなると、バルサを倒せるチームがいよいよ本当に見当たらなくなってくる。 倒す可能性のあるチームはもはやチェルシー、ユベントス、バイエルンといったヨーロッパサッカーの中心の中の中心のチームに限られているかもしれない。 それほど今のバルサは強い。


それとは対照的に…


◯レアル・マドリード 1-0 ヘタフェ

得点)ロナウド

HOME)レアル・マドリード

                      ロナウド

                       グティ
              ジダン               ロビーニョ

                 P・ガルシア   ベッカム

        ロベルト・カルロス                  サルガド
                  エルゲラ    パボン


                      カシージャス


AWAY)ヘタフェ

                       グイサ

                      バウノビッチ
              リキ                   M・コテロ

                 セレスティーニ    リバス

          ペルニア                      コントラ
                    テナ      ベレンゲル


                       カラタユ


前半にロナウドのゴールで先制するも、ベッカムのレッドカードで10人となったレアルは後半はヘタフェの猛攻を受け、ホームでギリギリの辛勝…

そして、ルシェンブルゴは解任…

「白い巨人」の迷走はまだ続く…


 

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プレミアシップ第14週 ボルトン VS アーセナル

2005-12-04 | アーセナル

ボルトン 2-0 アーセナル

得点)A・ファエ、ステリオス

HOME)ボルトン

                  K・デイビス

          ディウフ              ステリオス

               スピード    ノーラン

                   A・ファエ

       ガードナー                    オブライエン
               エンゴティ  ベン・ハイム


                 ヤースケライネン


AWAY)アーセナル

               アンリ
                      ファン・ペルシー

         ピレス                     リュングベリ

               セスク
                     ジウベルト・シウバ

       シガン                        ラウレン
              キャンベル    トゥーレ


                    レーマン


交代)ファン・ペルシー → ベルカンプ
          セスク → レジェス
         ラウレン → エブーエ


<身から出た錆>
何か、昨季1月のリーグ戦、3月のFAカップ準々決勝のハイライトVTRを見ているような試合だった。
昨季はリーグ戦で1分け1敗。カップ戦では早々に相手が10人となりながらもギリギリの辛勝。と、アーセナルが大の苦手にしている相手がこのボルトン。 その苦手意識はこの試合でも立ち上がりから見えた。
「きれいにきれいに」プレーをしたがる選手が多いアーセナルにとってボルトンの「90分間パワープレー」は天敵だ。 最終ラインからのロングボール、セットプレー、ロングスローと、終始空中戦を挑み、それがこれだけ徹底されているチームは世界中を探してもボルトンしか見当たらないだろう。(スピード、オコチャ、ノーランとロングスローをできる選手がこれだけ揃うのも珍しい。)
だが、このボルトンの一貫したスタイルを知りつつも、アーセナルに「対応策」というものが見えてこないのが一番の問題だ。 高い位置からプレスをかけられて攻めのリズムを悪くし、中盤から前線が孤立。そして、サイドも孤立。という悪状況下と、アウェイという環境を考えれば遮二無二攻め込もうとする必要などなかった。 じっくりと、そしてセーフティーにボールを回し、ボルトンの前線と中盤を疲れさせたところを一気に攻め込む、といったチェルシーのような老獪さがアーセナルにはない。
また、0-2とされて膠着した後半に再認識したのが、攻撃のオプションの少なさ。 相手の守備のリズムにはまってしまったときの打開策は選手交代とシステム変更しかないが、後者がない。 毎度毎度言っていることではあるが、大幅な選手補強をせず「熟成」を突き詰めていこうとするチームコンセプトなら、システムのオプションがもっとない方がおかしい。

色々とフラストレーションのたまる試合ではあったが、この0-2という結果は実にフェアだったと思う。


この日、日本代表の中田英寿はベンチ外。 「中田抜き」でアーセナルに勝ったことは、指揮官アラダイスの評価を得られていない中田個人と日本代表にとっては何1つプラスなことはない。アーセナルファンではなくとも、このボルトンの勝利を喜ぶのは見当違いだろう。 国際映像が観戦に訪れた川淵会長を何度も映していたが、日本代表次期監督候補のヴェンゲルの体たらくぶりと中田抜きのボルトンの快勝は実に皮肉な出来事だった。

 

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ガンバ大阪、Jリーグ優勝!!!

2005-12-03 | Jリーグ

◯セレッソ大阪 2-2 FC東京

得点)西澤明訓2 / 鈴木規郎、今野泰幸

HOME)セレッソ大阪

                  西澤明訓
           古橋達弥        森島寛晃

       ゼ・カルロス                久藤清一

             ファビーニョ   下村東美


          柳本啓成  前田和哉  藤本康太


                  吉田宗弘


AWAY)FC東京

                  戸田光洋

         鈴木規郎             阿部吉郎
                  栗澤僚一

             今野泰幸     梶山陽平

      金沢浄                     藤山竜仁
             茂庭照幸     ジャーン


                  土肥洋一


5年前の悪夢再来
勝てば悲願の初優勝を決められるセレッソ大阪がホームに迎えたのは、ここ11試合負けなしと好調のFC東京。 セレッソにとっては大きなプレッシャーがかかることが予想された試合は開始3分、スローインから抜け出した久藤のクロスを西澤がヘッドで決めて先制!! 重圧を跳ね除ける意味でも大きな先制点を得たセレッソだったが、ここからどうも意識が守りの方に働いてしまい、バランスを崩す。 対するFC東京は前線からの激しいプレッシャー、素早い攻守の切り替えでセレッソを苦しめると、20分には今野のスルーパスから鈴木規郎が左足で決めて同点!!
やはり、簡単には優勝させてくれなかった。 その後もFC東京ペースで試合が進む展開となったが、36分、古橋がペナルティエリア内で鈴木規郎に倒されてPK獲得!! しかし、劣勢の中で得た貴重なこのPKをゼ・カルロスがまさかの失敗!! GK土肥がイエローを受けながらもなかなか蹴らせなかった効果が表れた。 優勝争いとは関係のないFC東京だったが、この日は「目の前での優勝を阻止しよう」という気迫が見て取れるプレーの連続だった。
前半はこのまま終了。 セレッソが運に見放されたかと思われたが。、後半は開始からセレッソペース。 前半と同じ3分、ゼ・カルロスのシュートが相手DFに当たり、こぼれ球を西澤が決めて再び勝ち越し!!
しかし、それでもFC東京は自らが優勝を狙うが如く喰らいついてくる。
栗澤に代えて宮沢正史を投入。この宮沢が下がり気味のポジションに入り、経由されたボールが次々とセレッソ守備陣を脅かしていった。セレッソは守備の要ブルーノ・クアドロスを出場停止で欠き、代わって負傷から復帰した前田和哉が3バックの中央を務めたが、終盤には前線に多くの選手を上げてパワープレーに転じたFC東京の攻撃に何度も苦しめられる。 そして、サポーターが優勝へのカウントダウンを始めようとしたロスタイムに入る直前の44分、CKの混戦から今野に押し込まれ、土壇場で2-2の同点… そのまま試合は終了した。

森島には5年前の悪夢が蘇ったことだろう… そして、セレッソは実は前節もロスタイムに横浜F・マリノス相手に追いつかれていた。 もし前節、ロスタイムを守りきっていたら2位ガンバとの勝ち点差は3。この試合を引き分けでも優勝することができた。 「たら・れば」の話をしたらキリがないが、セレッソの悪夢はすでにこの時に始まっていたのかもしれない…


 

そして…

◯川崎フロンターレ 2-4 ガンバ大阪

得点)寺田周平、谷口博之 / アラウージョ2、宮本恒靖、遠藤保仁(PK)


ガンバ大阪が初優勝!!!!


今季の総合的なパフォーマンスを見たら、最もフェアな結果かな??
おめでとうガンバ大阪!!!

 


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Jリーグ、最終節プレビュー!!

2005-12-02 | Jリーグ

1ステージ制となり、どうなることやらと不安視された2005年のJリーグも、明日で最終節!! 大混戦の優勝争いをまとめてみます!!

◯5位
ジェフ・ユナイテッド千葉
    勝ち点56    得失点差13

VS 名古屋グランパス(HOME)

試合のチケットは完売で当日券の販売はなく、明日はフクアリが満員のサポーターで埋まるという素晴らしい環境が整うことが予想される。 しかしオシム監督が語るように、得失点差を考えると千葉の大逆転優勝の可能性は限りなくゼロに近い、と言わざるを得ない。


◯4位
鹿島アントラーズ
    勝ち点56    得失点差18

VS 柏レイソル(HOME)

このチームに全盛期の「勝負強さ」があれば今回の大混戦の優勝争いはなかった。 10月22日の名古屋戦を最後に白星はなし…翌週のセレッソ戦以降は5試合4分け1敗という大ブレーキ。 今季限りの退任が決まっているトニーニョ・セレーゾ監督は、ベテランの本田、名良橋のスタメン出場を示唆するなど、「経験」のフル活用で優勝をもぎ取ろうとする意図は明白だ。


◯3位
浦和レッズ
    勝ち点56    得失点差24

VS アルビレックス新潟(AWAY)

守備を固めてカウンターで少ないチャンスを点に結びつけにいく新潟は浦和にとって厄介な相手となるだろう。 今季限りでの退任を発表した反町康治監督の最後のホームゲーム、という新潟選手の「付加的なモチベーション」の存在も怖い。浦和にとっての朗報は、故障の鈴木慎吾の復帰が難しいこと、1万人以上とも言われる浦和サポーターの後押しだが、雪が予想される明日の新潟の気象は悪影響を受けそうだ。
ただ、ガンバの絶望的な不調とセレッソが好調のFC東京を迎えることを考えれば、得失点差で優位に立つ浦和の優勝の可能性は高い。


◯2位
ガンバ大阪
    勝ち点57    得失点差22

VS 川崎フロンターレ(AWAY)

上位5チームが優勝の可能性を残すという大混戦を招いたもう1つのチームがこのガンバ。 ここ6試合1勝5敗と勝ちあぐんでいたガンバにとっての朗報は、左ひざ打撲で3試合不在だった大黒、前節出場停止だったアラウージョが戻ってくることだ。
チームの特徴上、ガンバのフロンターレにはノーガードの打ち合いを演じてもらいたいところだ。


◯1位
セレッソ大阪
    勝ち点58    得失点差8

VS FC東京(HOME)

5つのチームのなかで、唯一自力優勝を決めることができるのがセレッソだ。 守備の要ブルーノ・クアドロスの不在は不安材料だが、10月20日のフロンターレ戦で左足首の靭帯を痛めて全治3週間と診断されていたCB前田和哉の予定より早い復帰は朗報だ。
チケットはすでに完売、長居の観客動員記録も更新されそうな勢いだが、どうしても思い出してしまうのが2000年1stステージの最終節・川崎フロンターレ戦のVゴール負け。 試合後号泣し、ピッチに倒れこんだ森島の5年越しのリベンジを期待したい。

 

上位陣の取りこぼしにより、最終的にはもつれてしまう結果となったが、シーズン全体の印象を考えたら、やはり今年はガンバ大阪の年だったと思う。 チームとしての未成熟さは見せたが、最終的には好調時に見せた破壊力ある攻撃で優勝を決めてほしい。


<1ステージ制の魅力>
個人的には1ステージ制には反対でした。 1つのチームが独走して優勝を決めた場合に生じる消化試合の増加によってファン離れが起きるんじゃないか?
日本と「同レベル」の韓国はともかく、W杯優勝経験国のアルゼンチンまでもが2ステージ制を採用している中、まだサッカー文化が完全に根付いてるとは言えない日本で1ステージ制を採用するのは時期尚早なんじゃないか?
また、昨季に浦和と横浜が素晴らしい2試合を演じて日本のサッカーファンが改めてその魅力に気付かされた「チャンピョンシップ」がなくなってしまうことは、日本の選手から貴重な「代表戦以上のビッグマッチ」の機会を奪うことに繋がってしまうのではないか?

なんて個人的に思ってましたけど、今季に関してはそれが全て杞憂に終わり、「1ステージ制は大成功だった。」と言えるでしょう。
これまで、シーズン全体を通して考えるのは「残留争い」だけでしたが、「優勝争い」もシーズン全体の結果で決まることで、優勝したチームには長いシーズンを勝ち抜いた自信が、優勝を逃したチームには悔しさが、これまで以上に大きくなり、今後の成長に生かされるでしょう。

ただ、ACLのことを考えたら、もう少し抜け出したチームがあってもよかったかも…



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